「安哲秀夫妻に偽装転入疑惑」康容碩議員がきょう告発へ

無所属の康容碩（カン・ヨンソク）議員が安哲秀（アン・チョルス）ソウル大学融合科学技術大学院長夫妻を検察に告発することにした。

康議員は１２日に報道資料を出して、安院長と夫人の金美ギョン（キム・ミギョン）ソウル大学医学部教授を住民登録法違反（偽装転入）容疑で１３日に告発する計画だと明らかにした。康議員は告発状でメディア報道を引用し、「安院長は今年９月５日に住民登録上の住所がソウル竜山区二村洞（ヨンサンク・イチョンドン）の某マンションになっているが実際には永登浦区汝矣島洞（ヨンドゥンポク・ヨイドドン）のあるオフィステルに住んでいたことがわかった」と主張した。続けて「住民登録法１０、１１条によれば住所などの変更で申告理由が発生した日から１４日以内に管轄区長に申告しなければならない」と付け加えた。

康議員は先月３０日にも「安院長夫妻が同時にソウル大学教授に任用されたのは特恵」と主張した。康議員は今月１日、「金教授がＫＡＩＳＴ在職当時７号俸にすぎなかったが、ソウル大学で正教授２１号俸を適用されたのもとてつもない特恵」とも主張した。これに対しソウル大学側は、「公務員報酬規定により既存経歴を見て年次を計算処理したもので特恵はなかった」と反論した。