ソウル核安保サミットめぐり　韓・仏が専門家会議

【パリ聯合ニュース】来年３月にソウルで開催される第２回核安全保障サミットに向け、ホスト国の韓国は２３日、フランスのシンクタンクとの円卓会議をパリで開催した。

　会議では、韓国が同サミットの議題や目標を説明。両国が力を入れている原子力発電などについても意見を交わした。韓国からは同サミットのハン・チュンヒ副交渉代表らが出席。福島第１原発で発生した事故後の原発力安全と核安保の関連性などについてフランス側と深い議論をした。

　ハン氏は「２０１０年の第１回サミットとは違いソウルの独自性を出したい」とし、放射能防止問題の掘り下げた議論などを行いたい意向を示した。政府高官も出席したフランス側は、原発の安全と核安保間の連携可能性や同サミットの制度化に高い関心を示したと伝えた。また北朝鮮やイランの核問題を取り扱うことでも意見が一致したという。