中断の金剛山観光 現代峨山が再開に期待と意欲

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【ソウル聯合ニュース】金剛山観光の中断から3年3カ月。北朝鮮に対する韓国政府の柔軟な姿勢が相次いでおり、同事業を担当する現代峨山では観光再開に向けた期待が広まっている。

 現代峨山関係者は16日、「いかなる状況がきても、希望を捨てない」と語気を強めた。同社は8月に金剛山に滞在するスタッフ全員が撤退した以降も、北朝鮮側と協議を続けるなど観光再開に向けた努力を中断せずにいる。

 10月末現在、金剛山観光の中断による売上高損失が5100億ウォン(約350億円)を上回り、同社は毎年有償増資を通じ、運営経費を賄っている。

 今月18日で金剛山観光開始から13年を迎える現代峨山は「観光再開に向けた努力と同時に、安定的な事業インフラを構築することも重要だ」とし、事業の多様化の必要性を強調した。

 このため、チャーター機を利用したベトナム~カンボジア観光のパッケージ商品を発売したほか、韓国内での建設事業は34カ所の現場を維持し、民間住宅事業にも積極的に乗り出す予定だ。このほど発表された開城工業団地の建築再開措置は制限的ではあるが、建設部門に活気を吹き込むと、現代峨山は期待している。

 同社関係者は「収益性のある事業をできるだけ多く推進して活路を模索する。よい雰囲気が続き、南北関係が改善され、観光再開の足がかりもつくられることを期待する」と話した。

 1998年11月に始まった金剛山観光は2008年7月、韓国人観光客が北朝鮮の銃撃で死亡した事件を受け、韓国政府が中断を決定した。北朝鮮は昨年、金剛山地区内に韓国側が所有している施設などに対し、凍結・没収する措置を取った。今年に入ってからは金剛山観光国際観光特区法を制定し、現代峨山が持つ金剛山観光の独占権を取り消し、金剛山観光地区にある韓国側の施設を処分すると発表し、独自に観光事業を推進している。韓国政府は関係国に金剛山への観光や投資を自粛するよう求めている。 

COPYRIGHTⓒ YONHAP NEWS  2011年11月16日 10:37
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