ロンドン中心地に韓国民謡アリランの屋外広告登場

【ロンドン聯合ニュース】英国・ロンドンの中心地にある広場、ピカデリー・サーカスに韓国民謡「アリラン」の屋外広告が登場した。

　同広場は文化・ショッピング施設が集まっており、一月約５００万人が通る名所。サムスン電子、現代自動車などの韓国企業をはじめ、グローバル企業の屋外広告も設置されている。

　アリランの広告は「アリランは韓国の歴史、魂であり、本当の音楽」とのキャッチコピーと韓国国旗「太極旗」などの映像で構成されている。３０秒の映像が１時間に２回、１日計５０回上映される。

　広告は８月１５日の「光復節」（日本による植民地支配からの解放記念日）を前後して、米ニューヨーク・マンハッタンにあるタイムズスクエア広場でも上映された。

　広告費は韓国文化芸術委員会がインターネットを通じ、後援者から資金を集めた。制作は広告制作会社の協力で作られた。

　広告制作を提案した誠心女子大学の徐敬徳（ソ・ギョンドク）客員教授は「Ｋ－ＰＯＰが世界的に広がっていることを見て、韓国音楽のアリランも一緒にＰＲすれば韓流の拡散に役立つと思った」と話した。今後もタイムズスクエアとピカデリー・サーカスに韓国文化関連の広告を掲載し、来年はタイムズスクエアに韓国専用の広告版を設置する計画だという。