金浦外国語高校入試不正公開した女子中学生の勇気

京畿道金浦（キョンギド・キムポ）外国語高校の入試問題流出事件を中３の女子中学生が明らかにした。

中３の女子中学生、李（イ）某さんは先月３１日、金浦外国語高校ホームページの「入学相談掲示板」に「金浦外高志望生」として文を載せた。

「ソウル木洞Ｊ学院では試験当日、金浦外国語高校に試験を受けに行くためバス４台（実際は３台）に乗った生徒に試験対策の問題のプリントが配られたが、今回の試験問題とほとんど同じものが出題された。数学は１５問中８問、国語は４０％が同じかほとんど違いがなかった」。

Ｊ学院という進学塾に通う李さんは「試験当日、（過労で）そのバスに乗れなかった友達がいる」とし「金浦外国語高校に行くために過労で倒れて点滴を打ちながらも、深夜２時以前には寝たことのないまじめな志望生の友達のためにも事実を明らかにしなければならない」ということだった。

金浦外国語高等学校は怒りを示した。チャン・ドゥス金浦外国語高校校長は「ＥＢＳ（教育放送）だって修学能力問題で７０～８０％的中している」とし「共同出題した問題の中から一部がぴったり合っただけ」と反論した。学校側は李さんの親に「法的に責任を取れ」と抗議の電話をし、５日、金浦警察署に名誉毀損などの疑いで告訴した。

しかしこの学校の入試広報部長（５１）がＪ学院院長に電子メールで３８項目の問題を事前に流出していた事実が警察の捜査で明らかにされると１３日、告訴を取り下げた。事件初期、金浦外国語高校は「入試問題流出はない」と強力に否認していた。

これを受け、Ｊ学院に通う合格生４７人の保護者たちは、現在、京畿道教育庁と金浦外高などを相手取って民刑事訴訟を準備している。

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