『王と私』４分分量に１億ウォン投入

　ＳＢＳ月火時代劇『王と私』（脚本ユ・ドンユン、演出キム・ジェヒョン）が４分分量の中殿冊封式のシーンに１億ウォン（約１２００万円）余りの製作コストを投入する物量攻勢を広げる。

最近、熾烈な月火ドラマ競争で逆転を許したＭＢＣ『イサン』に反撃の機会としたいところだ。

『王と私』は１２日に放送されるソファ（ク・ヘソン）の中殿冊封式とともに展開される宮廷の宴会シーンで細かい考証を通じ、舞台装置と小道具を用意する一方、４００人余りの人員を投入する大規模撮影を行った。

１１日、ソウル新門路慶熙宮（シンムンロ・キョンヒグン）で行われた撮影で、ヤン・ミギョン、チョン・インファ、チョン・グァンリョル、オ・マンソク、コ・ジュウォンら主要出演陣はもちろん、国楽演奏団・伝統舞踊家などが大挙投入され、派手な宮廷伝統儀式のシーンを演出した。音楽、舞踊、礼服などで朝鮮時代の最高級文化を表現すると同時に、統治理念も盛り込んだ歴史的にも重要な場面だった。

このためわずか４分余りの放送にもかかわらず１億ウォンの製作コストを投入したということだ。