ソウル市長の年俸はいくら？

全国１６の広域自治団体のうち最も多い予算を執行するソウル市長の年俸はどれぐらいか。

ソウル市の２００８年度予算案によると、ソウル市長は来年、基本給として年間９１０２万７０００ウォン（約１１００万円）を受ける。

さらにソウル市長は職責級業務推進費１２３０万ウォンと職級補助費１４８８万ウォンを追加で受ける。こうした項目は業務推進費などの名称がついているが、事実上は手当に似たもので個人所得と変わらない、というのがソウル市関係者の説明だ。

したがってソウル市長の実質的な年俸は基本給に職責級業務推進費と職級補助費を合わせた１億１８２０万７０００ウォン（約１５００万円）となる。

こうした個人所得のほか、ソウル市長は機関運営業務推進費を別途に執行する。機関運営業務推進費は内部職員に対する祝・弔意金、激励金などで、２億５２００万ウォンにのぼる。また重要施策と関連し、外部との懇談会、諮問会議などのための費用である施策推進業務推進費も１億８０００万ウォンに達する。

市の関係者は「行政自治部の予算編成指針上、機関運営業務推進費は職級別に金額が決まっていて、施策推進業務推進費は機関全体を合わせて決められた上限線内で部署別に編成される」と説明した。