大韓サッカー協会、ＦＩＦＡとの協力で八百長根絶へ

【ソウル３日聯合ニュース】八百長問題で揺れる大韓サッカー協会が再発防止に向け、国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）と協力システムを構築するとともに、日本と中国のサッカー協会とも手を組むことにした。

　趙重衍（チョ・ジュンヨン）会長は３日、サッカー会館で会見を行い、「協会傘下の各連盟はもちろん、法務部、スポーツ宝くじ運営会社と協調し、ＦＩＦＡおよび日本や中国とも共助システムを構築して八百長や違法な賭け行為に積極的に対応していく」と明らかにした。

　大韓サッカー協会はＦＩＦＡの早期警戒システムも導入する方針を決めた。同システムは八百長の懸念があるリーグおよび試合に対し、賭けパターンや試合を分析して八百長行為や違法な賭け行為を予防するもの。

　趙会長は今月中にシステム運営企業と契約し、まずＫリーグに導入する予定で、状況に応じ、実業リーグなどにも適用していく計画だ。また、日本と中国のサッカー協会とも関連情報を共有し、対応策の共同検討および実行など共助体制を構築する。今月中に３カ国の協会の実務者会議が行われる予定だ。