韓国の外国人所有地が０．７％増、全土の０．２％

【ソウル３０日聯合ニュース】韓国の国土海洋部は３０日までに、１～３月期の外国人所有の土地面積は前年同期比０．７％増の２億２５２９万平方メートルになったと明らかにした。外国人の所有地は国土面積の０．２％を占めた。

　外国人の所有地は１９９８年６月に行われた不動産市場開放から２００１年まで、年平均３８．３％ずつ急増したが、２００２年以降は年平均６．５％と緩やかに伸びた。２００８年の世界的な金融危機以降は３．１％で推移している。

　ことし１～３月期に外国人が新規に取得した土地面積は２１２万平方メートル、処分した面積は５５万平方メートルだった。土地の保有金額は３２兆３８９７億ウォン（約２兆４２０８億円）で前年同期比２．７％増、保有件数は５万２１４６件で同３．０％増となった。

　所有者は外国籍の在外韓国人が全体の４９．２％と最多を占めている。韓国企業と外国企業の合弁会社は３６．０％だった。国籍別では米国人が５７．３％で最も多く、欧州（１５．０％）、日本（８．７％）などの順だった。

　用地別では林野・農地が５５．９％と最多で、工場用地３３．２％、住居用地５．４％などと続いた。