米国務省がカーター氏の訪朝計画確認、「私的」を強調

【ワシントン２４日聯合ニュース】米国務省のトナー副報道官代行は２４日の定例会見で、カーター元米大統領が訪朝を計画していることを明らかにした。そのうえで、私的な訪問だと強調し「公式な米国代表団と同行するのではなく、米国政府の公式なメッセージも持参しない」と述べた。

国務省としては、訪朝について通知を受けただけで、カーター氏とは接触を持っておらず、話し合いを行う計画もないとした。また、具体的な訪朝時期などについても言及せず、詳細はカーター氏側に確認するよう述べた。

カーター氏は早ければ来月中にも北朝鮮を訪問すると伝えられる。ノーベル平和賞受賞者の同氏が朝鮮半島の緊張緩和を推進するため、同じくノーベル平和賞を受賞したアナン前国連事務総長らとともに訪朝するという。