韓国旅行「コネスト」 韓国軍が境界線水域にヘリ配備、北の奇襲阻止が目的。韓国の政治ニュース
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韓国軍が境界線水域にヘリ配備、北の奇襲阻止が目的

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【ソウル2日聯合ニュース】韓国軍は北朝鮮の空気浮揚艇による奇襲を阻止するため、黄海の南北境界水域に近い北西諸島にヘリコプター「500MD」など9機種を緊急配備する方針を決めた。軍関係者が2日に明らかにした。

 高速で移動する北朝鮮の空気浮揚艇は在韓米軍のヘリ「アパッチ」で対応可能だったが、2012年までに撤退するとされており、戦力補強の必要性が提起されていた。

 陸軍の軽攻撃ヘリの500MDは対戦車ミサイル「TOW」4基と2.75インチロケット7基、7.62ミリ機関銃1門などを装着している。時速217キロメートルで、航続距離は509キロメートル。

 韓国軍は北朝鮮軍の北西諸島での挑発に備え、戦術飛行船など10種の兵器の緊急補強も確定した。戦術飛行船は夜間も機能する光学カメラやレーダーなどを搭載し、地上10キロメートル上空で北朝鮮地域を監視できる。死角が多く、映像撮影が困難な現行の監視体系を補完するための戦力として、ことし試験的に配備される予定だ。

 韓国軍は戦略的に重要な役割を果たす北西諸島の防御のため、「西北島嶼防衛司令部」を新設、今月末に創設準備団を設け、6月までに部隊を創設する方針を固めた。軍関係者は同司令部の創設により、平時の海兵隊司令部の作戦遂行能力も強化されると期待を示した。

 また、合同参謀議長が陸・海・空軍の作戦部隊を指揮する現行の指揮体制を各軍の参謀総長が指揮する方向での改編を進める予定だ。

 北朝鮮軍が宣伝ビラの散布など対北朝鮮心理戦を展開する拠点を照準射撃すると警告していることに対しては、「民間人避難計画の策定、危機対応組織の設置、監視設備の統合運用、警戒態勢の強化など、対応体制を強化している」と説明した。  

COPYRIGHTⓒ YONHAP NEWS  2011年03月02日 15:33
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