１月の経常黒字２億３千万ドル、１１カ月ぶり低水準

【ソウル２５日聯合ニュース】１月の経常収支は２億２９００万ドル（約１８７億７１００万円）の黒字となった。１２カ月連続の黒字だが、昨年２月に黒字転換して以来、黒字額は最も少なかった。

韓国銀行は２５日、１月の国際収支動向（暫定値）を発表した。経常収支の黒字額は前月比１８億８０００万ドル減の２億２９００万ドルとなった。１２カ月連続の黒字だが、黒字額は昨年２月の３億６０００万ドル以来の低水準になった。海外旅行費の増加や原材料価格の上昇に伴う輸入の増加が、経常黒字の規模を圧縮した。

輸出から輸入を引いた商品収支（貿易収支に相当）の黒字額は前月の３６億８０００万ドルから１６億３０００万ドルに減少した。

１月の輸入額は４１１億１０００万ドルで２００８年７月の４１９億４０００万ドルに次いで過去２番目の高水準。輸出も４２７億４０００万ドルで過去３番目に高かった。