10月3日は檀君(タングン)神話に基づく韓国の建国記念日
檀君像
10月3日は開天節(ケチョンジョル)と呼ばれる韓国の建国記念日で、 祝日です。
朝鮮民族の始祖とされている「檀君」が古朝鮮(紀元前2333年~108年)を建国したされる神話に基づき、1949年に制定されました。
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檀君神話とは?
トラとクマは平昌オリンピックのキャラクターとして活躍
昔々、天地をつかさどる神、桓因(ファニン)が息子の桓雄(ファンウン)を地上に遣わしました。桓雄は現在の北朝鮮に位置する白頭山(ペクトゥサン)に降り、人々を治めるようになりました。
そんなある日、トラとクマが「私たちを人間にして下さい」と桓雄にお願いに来ました。
桓雄は「ヨモギ1束とニンニク20個を食べながら、日光を避けて100日間、洞窟にこもりなさい。そうすれば人間になれるであろう」と言いました。
洞窟(イメージ)
トラとクマは早速洞窟に入りましたが、トラは我慢できず、すぐに逃げ出してしまいました。しかしクマは辛抱強く洞窟にこもり続け、ついに21日目に美しい人間の女性になりました。
そして、女性に生まれ変わったクマ(熊女:ウンニョ)と桓雄の間に男の子が産まれ、檀君(タングン)と名づけられました。
その後、檀君は国を建て「朝に鮮やかなる地」という意味で国名を「朝鮮」とし、都を平壌(ピョンヤン)に定めました。
檀君神話にまつわる韓国各地のスポット
【ソウル】社稷公園
社稷公園内にある「檀君聖殿」
檀君を祀った「檀君祀堂(タングンサダン)」は、韓国各地にあります。ソウル市内では社稷(サジッ)公園が有名です。
人気スポット 景福宮(キョンボックン)にも近いので、韓国の歴史に興味があれば併せて訪れてみるのもおすすめ。
- 社稷公園
- 景福宮の西、仁王山の麓にある静かな公園
- ソウル > 市庁・光化門
【江華島】摩尼山
山頂にある塹城檀
ソウルの北西、車で約2時間の 江華島(カンファド)にある摩尼山(マニサン)には、檀君が天に祭祀を行なったとされる「塹城檀(チャムソンダン、塹星檀とも書く)」があります。
登山道を歩くので準備が必要ですが、眺めは最高。パワースポットとしても知られています。
- 摩尼山
- 江華島にある韓国最大のパワースポットで精気を充填
- 仁川 > 江華島
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江華市外ターミナル タクシー約33分 ※登山口まで
【ドラマ】太王四神記
最高視聴率35.7%の大ヒットドラマ
開天節の過ごし方
開天節のころは野外レジャーにぴったりの季節
社稷公園をはじめとして、韓国各地の檀君神話ゆかりの地では開天節の記念行事が行なわれます。
一般的にはこれといった過ごし方はなく、祝日として国旗を掲揚したり、レジャーを楽しんだりします。 秋夕(チュソク)が 陰暦のため、毎年日付が変わる関係上、開天節と重なって、連休になるケースもあります。
建国を記念し国の歴史に思いを馳せる日
「天が開く」という言葉には、「天から桓雄が降臨した」「檀君が天を開いて国を建てた」など様々な意味が含まれています。
韓国の古書「三国遺事(サムグッユサ)」には、檀君は「広く人間世界に利益をもたらし共存する」という意味の「弘益人間(ホンイッインガン)」を建国理念として掲げたという内容があります。
韓国の人々にとって開天節は、そんな檀君が目指そうとした国の姿、そして自国の歴史に思いを馳せる機会となっています。
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