韓国旅行おトク情報
71% OFF
ドーミーインエクスプレスソウル仁寺…
32,613円 → 9,773円~
鍾路・仁寺洞/2つ星
|
|
65% OFF
ラマダ by ウィンダム ソウル東大門
23,916円 → 8,489円~
東大門/3つ星
|
|
71% OFF
サミットホテルソウル東大門
26,308円 → 7,773円~
東大門/3つ星
|
|
75% OFF
ニューソウルホテル
29,896円 → 7,610円~
市庁・光化門/3つ星
|
|
65% OFF
メイワンホテル
19,568円 → 6,856円~
明洞/2つ星
|
|
53% OFF
ホテルナフォーレ
19,568円 → 9,231円~
鍾路・仁寺洞/2つ星
|
|
|
韓国の早慶戦!延世大VS高麗大が繰り広げる熱いスポーツの祭典
数日前の肌寒い秋風がうそのよう、日中30度近くの夏日となった2014年10月10日(金)~11日(土)、韓国の2大名門校、 延世(ヨンセ)大学と 高麗(コリョ)大学が激突するスポーツの祭典、延高戦(ヨンゴジョン)が開催されました。
2日間にわたり野球、バスケット、アイスホッケー、サッカー、ラグビーの5種目で争い、勝ち点の合計によって勝利を競います。1945年に開催されたサッカー試合を起源とする歴史あるこのスポーツ大会は、競技だけでなく両校で繰り広げられる応援合戦も見所!学生パワー全開、会場中に響き渡る応援の轟きは圧巻です!
2013年までの成績は、延世が18勝、高麗が16勝で延世大学が一歩リードしている状況。2014年はどの大学が勝利を手にするのか、学生たちの溢れんばかりの熱気に包まれた会場に行ってきました!
知っとこ!大会の豆知識
1.延高戦?それとも高延戦?
両校のスポーツ大会の名称は、どの学校が主催するのかによって使い分けられ、2014年は高麗大学が主催したため、相手校への敬意を込め「延高戦」となります。
しかし名目上そのように呼ばれるだけであって、高麗大生にとっては高延戦(コヨンジョン)、延世大生にとっては延高戦という認識が絶対的。どちらの学生を前に話すのかによって使い分けるのが良いでしょう。
高麗を象徴する虎
鷹は延世のシンボル
2.戦いは横断幕から始まる…
大会の数週間前には、両校の学生街にそれぞれを象徴するシンボルカラーの横断幕が出現。 新村(シンチョン)駅から延世大学に延びる大通りには青の、高麗大学の最寄り駅・安岩(アナム)駅周辺のメインストリートには赤の横断幕が張り巡らされ、相手校をののしる言葉遊びが展開されます。
横断幕が現れると、大会が近づいてきたサイン。戦いの火蓋はここから切られます!
「延世の蜜も高麗が吸い尽くす」
「慌てることなく高麗に一発、パン!K.O!」
この日だけの限定アイテムも登場! お祭り騒ぎの会場前
1日目の10日(金)には、 蚕室(チャムシル)野球場にて開会式が行なわれました。10時に始まる式を前に、最寄り駅・総合運動場駅出口には、赤と青のTシャツを身にまとった学生たちがたくさん。
キンパッ(海苔巻き)や おでんなどの 屋台、学生たちによる応援アイテムの出店も出現し、お祭りのような賑やかさです。
会場の入口では各校のグッズも無料で受け取ることができます。今年はパッケージにロゴが入った高麗パンと延世牛乳も配られ、話題となりました。応援前のエネルギー補給も万全です!
駅の出口前は赤と青のオンパレード
延世大のロゴが書かれたサンバイザーで日焼け対策
延世大生による手作りストラップ
チョコ味高麗パンと延世牛乳
見せて!大会ファッション
会場では各校のシンボルカラーをひとつは身につけるのが暗黙のドレスコード!学校のTシャツやスタジャンを着る学生が多く、Tシャツは学科や専攻によってデザインが様々で千差万別の柄を見ているだけでも面白みがあります。タオルなど応援アイテムを利用して独自のファッションを楽しむ学生も!
2日間の戦いを宣言する開会式
会場内ではすでに各学校の応援歌が鳴り響き、観客席が青と赤で染まりだした午前10時、戦いの始まりを告げる開会式が行なわれました。
野球場のグラウンドに両校の応援団や選手、審判陣が入場。ひし形に参列し、開会の言葉、選手宣誓などが行なわれ2日間の戦いがいよいよスタート!校歌斉唱やフラッグパフォーマンスも行なわれ、観客からは大きな声援が送られました。
韓国旅行おトク情報
71% OFF
ドーミーインエクスプレスソウル仁寺…
32,613円 → 9,773円~
鍾路・仁寺洞/2つ星
|
|
65% OFF
ラマダ by ウィンダム ソウル東大門
23,916円 → 8,489円~
東大門/3つ星
|
|
71% OFF
サミットホテルソウル東大門
26,308円 → 7,773円~
東大門/3つ星
|
|
75% OFF
ニューソウルホテル
29,896円 → 7,610円~
市庁・光化門/3つ星
|
|
65% OFF
メイワンホテル
19,568円 → 6,856円~
明洞/2つ星
|
|
53% OFF
ホテルナフォーレ
19,568円 → 9,231円~
鍾路・仁寺洞/2つ星
|
|
|
本当の戦いは応援合戦にあり!?学生たちの熱すぎる声援に会場が震えた3時間
今回コネスト記者が観戦してきたのは、開会式後に行なわれた1つ目の競技、野球。アイスホッケーとバスケット以外はチケットなしでも入場可能で誰でも見ることができます。
1回表、延世大学の攻撃から始まった試合は9回裏まで約3時間にも及びました。その間、両校で繰り広げられた熾烈な応援合戦。観客席に作られたステージの上、華麗な衣装を身にまとった応援団を中心に、両校の多彩な応援歌が試合が終わるまで鳴り響きました。赤と青でくっきりと分かれた会場。
皆で一斉に声を張り上げ、歌に沿って行なわれる振り付けの波は、まさに圧巻です!同じ色を着ているなら今日は友達!共に肩を組み手を振り上げ、ひとつになって応援です。
息の合った応援の秘密
韓国の大学にも応援団がありますが、日本の学ランのイメージとは違い、コスチュームがとても華やか!団長を中心に男女混合で構成されているのが一般的です。応援歌も複数あり、しかも毎年新曲が登場。曲の評判でも両校が競うことがあるといいます。
応援歌にはすべて振り付けがあり、学生は大会の数日前に合宿に参加して振り付けをマスターするのだとか。会場でのあの揃った動きは練習の賜物だったようです!合宿は両校合同で行なわれることもあり、相手校の応援歌と振り付けを知っている学生も多数。応援への意気込みは想像以上です!
高麗大学の応援団長
延世大学の応援団長
さて、試合の方は1回裏、高麗大学が先制するも4回表で延世大学が大きなヒットを打ち出し3点を追加!逆転しますが5回裏で高麗が2点をたたき出し同点に。
その後高麗大学が6・8回裏で順調に点数を重ねます。そのまま最後まで延世の攻撃を抑え、野球は6対3で高麗大学の勝利!試合後、選手たちは観客席へ。最後は一緒に応援歌を大合唱し喜びを分かち合いました。
野球の勝利で勢いづいた高麗大学はその後も連続で勝ち点を稼ぎ、なんと5種目すべて高麗が勝利!史上初の全勝となり、2014年は高麗大学の圧勝となりました。
大会はまだ終わらない!学生パワー爆発の打ち上げ
すべての競技が終わっても、大会は終わりません。2日間の熱い戦いの後は、各校の学生街で繰り広げられる打ち上げが待ちかまえています。
特に高麗大の学生街・安岩駅周辺にある「チャムサリキル」という通りで行なわれるものが有名!約300mに及ぶストリートが学生でいっぱいになり、夜12時近くまで応援歌の大合唱が続きます。
毎年この日には学科ごとに先輩たちがお店を予約。後輩たちにお酒やご飯を振舞ってくれます。
今年は通りの両側に常設ステージができた他、ダンスサークルによるストリート公演が行なわれるなど例年になく盛大な打ち上げとなりました。また多くの延世大生が安岩を訪れ、共に肩を組み相手側の応援歌を歌うなど、単なるライバルではない両校の厚い絆も垣間見ることができました。
1列になって移動する
「汽車遊び(キチャノリ)」
お酒をもらうための恒例儀式。学生番号と名前、母校愛を叫んで先輩にアピール!
両校のダンスサークルによるストリート公演。セクシーなダンスに周囲から大きな歓声が
一体になることの面白さ! 韓国の学生文化を実体験
「熱い」という言葉がぴったりはまる延世大VS高麗大の戦い。この大会でしか味わえない会場の熱気と学生たちのエネルギーは想像を超えるものがありました。母校の勝利をかけ一つになる学生の姿に感動さえ覚え、見ているだけでもパワーがみなぎってくるようでした。
毎年9月末に開催される大会。目の前で繰り広げられる白熱した応援合戦の模様は他ではなかなか見ることができません。ぜひ熱過ぎる会場に足を運んで、共に歌い叫び踊って一体感を満喫してみてください。
|