２月14日はバレンタインデー！
欧米のキリスト教圏から始まり、今では世界各地に広まった、カップルが愛を祝う日「バレンタインデー」。韓国語では「발렌타인데이」と表記します。
韓国でも日本と同じく、女の子が意中の彼に伝えたかった想いを甘い チョコレートに託して、勇気を振り絞って告白する重要な日です。
男の子の方は、「待ち遠しい！」と期待に胸を躍らせる子もいれば、「早く過ぎ去れ」なんて叫んでいる子も。女の子も男の子もドキドキする一大イベントです。
韓国のバレンタインデーとは？
バレンタインデーの２週間ほど前から、街にはチョコレートを販売するお店が一気に増えます。 コンビニも雑貨ショップも、いつの間にかチョコレート屋さんに変身！その変わりようには驚きです。
 コンビニ
この日に合わせてさまざまなイベントやキャンペーンも開催され、14日当日は、街中がカップルであふれ返ります。
幸せそうなカップルがあちこちに パパにもチョコをあげるの！
女の子同士でプレゼント選び 逆チョコを配る人も
韓国名物の「バスケット」
店頭にずらり！
街を歩いていると、お店いっぱいに並べられたかわいいチョコレートの他に、なぜか大きなバスケットが目に飛び込んできます。
実は韓国ではバスケットにチョコレートをたくさん詰めて、華やかにラッピングして贈るのが定番。もちろん本命の男の子に贈る場合がほとんどです。
小さなチョコレートを詰めます バスケットもらっちゃった～
とはいえ大人の女性はバスケットは子どもっぽいからと、普通のチョコレートに合わせて香水やライター、洋服などを贈るそう。最近はお花を贈る女性も。
彼を自分の好きなフレグランスでプロデュース あなた好みに彼をコーディネート おしゃれな彼にはファッションアイテム
お花屋さんもバレンタイン仕様 生花を保存加工したプリザーブドフラワーで愛も長持ち おいしいお花のほうが嬉しい？
「義理チョコ」はあるの？
１万ウォン買ったら千ウォンOFF！
韓国でも、本命の男の子以外に会社の上司や同僚、男友達にチョコレートをあげる「義理チョコ」があります。
以前は特に「義理チョコ」に該当する名称はありませんでしたが、今では日本語が由来の「 義理チョコレート(ウィリチョコルリッ)」という言葉も聞かれるように。
コンビニやスーパーなどで簡単に買うことができます。
チョコじゃなくて本物だったらいいのにな 会社の人用はどれにしよう
簡単に手作りチョコを作りたいという人には、手作りキットも人気。またウケ狙いの楽しいチョコレートもありました。
手作りキット 栄養ドリンクがチョコに！
毎月14日は何の日？
バレンタインデーが終わると、３月にはお返しをする日本同様の「 ホワイトデー」がありますが、バレンタインデーでもホワイトデーでも恋人を作れなかった人たちのための４月14日の「 ブラックデー」までが一連の行事の流れになっています。
これらにちなんで韓国では、毎月14日に ちょっと変わった面白い記念日が存在。韓国の中高生にとって、毎月14日は一種のイベントのような一日なのかもしれませんね。
バレンタインデーのアイデアを基に作られ、インターネットを通じて若者の間に広がっていったという「14日＝恋人同士の記念日」の公式。バラエティーに富んだそれぞれの記念日も、楽しんでみてはいかがでしょうか。
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