5千ウォン札は、23年ぶりに、2006年1月2日より新しいデザインに変わりました!
どこが変わったのでしょうか?新旧5千ウォン札を並べてみました!(上が新5千ウォン札)
1.サイズの変更 紙幣の大きさは財布に入りやすいように、横14cm、縦8cm(変更後は横142mm、縦68mm)と小さくなった。
2.背景画の変更 新札の表は現行通り栗谷 李珥(ユルゴッ イイ)の肖像を使い、現行の5,000ウォン札の裏に書かれている烏竹軒は申師任堂(シンサイムダン)の作品として知られる草蟲図(スイカとケイトウの絵)に変更。
3.偽造防止技術の採用 表の左下にホログラムを使った最先端の偽造防止技術を採用。加えてかし絵、微細文字、突出した銀貨模様など、約20種の偽造・変造防止技術が施されている。
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【5,000ウォン札 表】
栗谷 李珥(ユルゴッ イイ :1536-1584)
5千ウォン紙幣の表に載っているのは、栗谷 李珥(ユルゴッ イイ、栗谷は呼称)という人物。朝鮮中期の政治家であり学者でもあり、『韓国儒学の父』でもある。
当時、国際情勢を見て日本が朝鮮に攻めてくることを予測し、軍人十万傭兵説を声高に主張した人物でもある。李珥の没後、文禄の役(1592)が起こった。
李珥が初めて紙幣に登場したのは1972年7月に発行された5千ウォン札だったが、当時の5千ウォン紙幣に描かれた李珥は西洋人のように鼻が高くて、おまけに目も細かった。そのため、見る人に冷たい印象を与え、評判があまりよくなかった。
というのも、5千ウォン紙幣に描かれた李珥の肖像画は、銅像をもとにイギリスの造幣機関で原版が図案されたためであった。イギリス人の紙幣デザイナーが自分の基準で目や鼻、口を描くようになり、このような結果になったのだといわれている。
その後、韓国政府は韓国人画家に李珥の肖像を描かせ、1977年6月に新5千ウォン札が発行されたのである。現在使用されている5千ウォン札は1983年に発行されたもので、2002年に部分修正し再発行された(中央の銀線、点字マーク、隠し絵を一部変更)。
烏竹軒
中央に烏竹軒とそこに植えられている黒い竹(烏竹)の模様。栗谷李珥が生まれた家。 烏竹軒(オジュコン)という名称は家の周囲に烏竹(くろちく、樹木名)がたくさん茂っていたのでそう呼ばれるようになったという。
烏竹軒は1963年宝物(国宝と重要文化財の中間にあたるもの)に指定され、現在のものは1975年補修工事を終えた後に誕生したもの。
ホログラム
左下には見る角度によって朝鮮半島の地図や太極(韓国の国旗)模様、金額、四卦などの模様が順番に現れるホログラムがあり、金額の「5000」の色も見る角度によって黄金色、緑などと変わるよう特殊インクを使用している。
【5,000ウォン札 裏】
草蟲図(スイカとケイトウの絵)
朝鮮王朝時代中期の女性画家であり栗谷李珥の母であり、5万ウォン札の肖像にもなっている 申師任堂(シンサイムダン)の作品として知られ、草蟲屏風の中央に描かれているスイカと鶏頭の絵が背景として使われています。
流通当初は一部に欠陥が見つかり何かと話題になりましたが、これから必ず改善されていくことでしょう。芸術性が増して、韓国的なイメージが強くなった新しい5,000ウォン札、韓国にいらした際には是非一度チェックしてみてくださいね。
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