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コネストの目!ニュースで見る韓国~2013年冬編~

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ニュースで見る韓国 ~2012年秋編~
今、韓国でどんなことが起こっているのか、どんなニュースが話題なのかをリアルタイムで知ることができると、 読者の皆さんから好評を得ている「韓国HOTニュース」コーナー。コネストでは、今冬話題性の高かったニュースをピックアップしてご紹介!ニュース報道を通して韓国の「今」に迫ります!
<2013年冬のラインアップ>
分野 記事内容
政治 記録づくしの第18代韓国大統領選挙
政権引き継ぎを終え、「朴槿恵政府」出帆
社会 韓国ロケット「羅老」打ち上げ、3度目で無事成功
観光スポット仁寺洞の食堂密集地を襲った火災
電力消費が過去最高、厳しかった冬の寒さ
経済 モバイル市場を快走するサムスン電子
主要酒類の輸出入動向、明暗分かれる
芸能 RAINとキム・テヒ、大物カップル誕生に思わぬ余波
この冬除隊の韓流スター、早くも活動再開
人気俳優パク・シフに性的暴行容疑
スポーツ 平昌スペシャルオリンピックス、銀盤のスター共演で閉幕
第3回WBC、悲願の優勝に向け伝わる意気込み
政治:記録づくしの第18代韓国大統領選挙
初代大統領選挙から数えて18回目に当たる韓国大統領選挙が2012年12月19日に行なわれ、与党セヌリ党から出馬した朴槿恵(パク・クネ)氏が対抗候補の文在寅(ムン・ジェイン)氏を破り、韓国憲政史上初の女性大統領が誕生することとなりました。他にも初の2世、独身、理工系出身、過半数得票(現行憲法下で)など、初づくしとなった第18代韓国大統領選挙。薄氷の勝負が予想された中、ふたを開けてみれば投票率が高かった高齢層の支持を受けた朴槿恵氏が108万票余りの大差で圧勝しました。韓国政治伝統の地域主義に加え世代間闘争の構図が如実に現れた結果となりましたが、国民大統合や幸福実現を訴え公約を守ると誓った朴槿恵新大統領の克服すべき課題が、あらためて浮き彫りになったと言えるでしょう。
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政治:政権引き継ぎを終え、「朴槿恵政府」出帆
第18代韓国大統領就任式が開かれた2月25日、朴槿恵新大統領が34年振りに、故朴正熙(パク・チョンヒ)元大統領の娘として幼年期と青年期を過ごした青瓦台(チョンワデ、大統領府)に戻りました。これに先立ち大学教授などの学識者を中心に構成された「政権引き継ぎ委員会」が練り、発表された新政権の国政ビジョンは「希望の新時代」。あわせて「雇用中心の創造経済」「国民に合わせた雇用・福祉」「創意教育と文化のある生活」「安全と統合の社会」「幸せな統一時代のインフラ構築」が国政目標として掲げられました。政府組織改編と人事が遅れ、新政権「朴槿恵政府」は大統領と国務総理のふたりだけという不安の中で出帆する形となりましたが、5年間の船旅は果たして波乱万丈となるか順風満帆となるか。朴槿恵新大統領のリーダーシップに注目が集まります。
就任式には伝統衣装の
チマチョゴリ(韓服、ハンボッ)姿で登場
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社会:韓国ロケット「羅老」打ち上げ、3度目で無事成功
2013年1月30日、全国民が固唾を呑んで見守るなか韓国初の人工衛星ロケット「羅老(ナロ)」号の打ち上げが成功を収め、「スペースクラブ(自国から自国のロケットで自国の衛星を打ち上げた国)」へ11番目の加入を果たしました。これまで2009年8月、2010年6月と2度軌道投入に失敗し、技術協力国ロシアとの契約上最後の挑戦となっていた3度目の打ち上げ。2012年10月・11月に試みられるも部品・装置異常で延期、万全の準備を経て臨まれました。「羅老」号が発射台から浮かび上がった9分後、衛星部分が無事に分離された瞬間、全羅南道(チョルラナムド)高興(コフン)の羅老宇宙センター発射指揮センターをはじめとする韓国全土が歓喜に包まれました。
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社会:観光スポット仁寺洞の食堂密集地を襲った火災
伝統工芸品伝統茶屋が集まり、外国人を含め多くの人々が訪れる人気観光スポットの仁寺洞(インサドン)の一部で2013年2月17日夜、大規模な火災が発生しました。メインストリートから路地に入るとある木造の古い食堂密集地区で火があがり、建物6棟が全焼し灰と化しました。今回の火災を受け、韓屋村のような木造建物が多い伝統文化地区なども「火災警戒地区」に指定し、消防教育・訓練や消防施設の拡充が行なわれる運びとなりました。また火災にちなむニュースとして、2008年に放火で大部分が消失し多くの韓国人がショックを受けた崇礼門(スンネムン、通称南大門(ナンデムン)の復元が進み、工事の囲いが撤去されたこともこの冬話題となりました(完工は4月の予定)。
必死で火を食い止める消防隊
韓屋村なども「火災警戒地区」へ
復元工事の囲いが撤去され
姿を現した崇礼門
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スプリンクラー設置した崇礼門
囲いが撤去されたソウル崇礼門
社会:電力消費が過去最高、厳しかった冬の寒さ
厳しい寒波が断続的に何度も襲ったこの冬、瞬間的な平均最大電力需要が過去最高を記録しました。灯油から電気を使う暖房への転換が進み暖房利用による電力使用量が増えたためで、猛暑でブラックアウト(大規模停電)が懸念された夏を遥かに越える電力難に直面しました。政府は電力需給を安定的に維持するためたびたび電力需給警報を発し、民間発電機による供給を増やす一方、デパートや大型マートなどエネルギーを多く使う建物の室内温度を20度以下に制限したり、あらかじめ約定した企業向けの電圧を低めるなどの非常節電措置をとる総力戦を展開し、電力危機を乗り越えました。
大雪でも商売を休むことはない
南大門市場
雪をかく姿が日常の風景だった今冬
防寒アイテムで完全武装
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経済:モバイル市場を快走するサムスン電子
韓国の大学生と求職者が入社したい会社ランキングで5年連続1位のサムスン電子。韓国を代表する財閥サムスングループの中核企業で高い年俸が人気です。そんなサムスン電子社製の携帯電話の販売台数が2012年世界全体で4億台を超え、ノキアを抜いて世界1位となったほか、世界最大のモバイル見本市「MWC(モバイル・ワールド・コングレス)」において「最高スマートフォン」「最高携帯電話企業」部門で2年連続受賞するなど、主役となって韓国経済ニュースを沸かせました。グローバルブランドを確立し海外売上高が全体の85%にも上るサムスン電子は今後もますますグローバル事業の展開に力を入れていく方針です。為替変動リスクが懸念されるなか、サムスン電子の快走は一体どこまで続くでしょうか。
スマホ専用手袋も売れた今冬
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経済:主要酒類の輸出入動向、明暗分かれる
韓国関税庁による統計(1~11月の集計、前年同期間比)から外国産酒類の輸入量の増加が読み取れることや、大型スーパーロッテマートでワインの売上高が焼酎を上回ったことなどが話題となり、嗜好性の多様化や低アルコール飲料の人気の高まりなど韓国飲酒文化の変化が指摘されています。酒類業界関係者は、クラブ文化の広がりや海外旅行の増加により外国産酒類への接近が容易になったことや、欧州連合(EU)・アメリカなどワイン生産国とのFTA発効を背景要因に挙げていて、特に日本文化に抵抗の少ない若者世代を中心に、日本産ビールや清酒の人気が急激に高まっていると分析しています。一方、焼酎・ビールマッコリの韓国3大酒類の輸出量は全体で微減。品目別には焼酎・ビールが増加したもののマッコリが大幅に減少し明暗が分かれました。
年々伸びるワインの消費
日本のビールや日本酒、ハイボールが
飲める日本居酒屋も人気
輸出が大幅に減少したマッコリ
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芸能:RAINとキム・テヒ、大物カップル誕生に思わぬ余波
年が明け2013年になるや否や、韓国芸能界のビッグニュースがお茶の間を駆け巡りました。実力派ダンス歌手で「ワールドスター」の異名を持つRAIN(ピ)と、韓国最高学府のソウル大学を卒業した才媛キム・テヒの熱愛説でした。交際の事実を認めるキム・テヒ所属事務所の公式報道資料により噂はひと段落したものの、広報支援兵いわゆる「芸能士兵」として軍服務中であるRAINが公務外出の際にキム・テヒに会っていたことや、一般兵士に比べ休暇日数が3倍を超える休暇基準に批判が相次ぎました。事態は韓国国防部(部は日本の省に相当)による「芸能士兵特恵」疑惑の公式調査にまで及び、「芸能士兵」の過度な休暇の制限や、単独での公務外出を不可能にする特別管理指針がまとめられる結果となりました。
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芸能:この冬除隊の韓流スター、早くも活動再開
徴兵制を導入している韓国では特別な事情を除き、男性であればスターであっても軍隊に行かなければなりません。軍服務は約2年間、除隊を待つ時間はスターにとってもファンにとってもつらく苦しい期間です。この冬待ちわびた除隊を迎えたスターはドラマ「シークレット・ガーデン」の好演で人気を博したヒョンビンと、モデル出身で抜群のスタイルや繊細な演技力が魅力のカン・ドンウォンです。特に韓国軍の最精鋭部隊のひとつとして知られる海兵隊へ志願服務したヒョンビン。「ずっと演技がしたかった」と述べ男泣きを見せた除隊会見は、ヒョンビンのファンならずとも心を打たれました。ふたりは早くも芸能活動を再開。厳しい軍服務を経た彼らが今後どのような演技を見せてくれるのか、期待が膨らみます。
スターの入隊には大勢の
ファンが駆けつける
ヒョンビンの除隊式には約1,000人の
ファンが集まった
入隊時と同様に静かに除隊した
カン・ドンウォン
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除隊のヒョンビンが涙「本当に演技がしたかった」
芸能:人気俳優パク・シフに性的暴行容疑
ドラマ「王女の男」などで日本でも人気の俳優パク・シフ。2012年秋に公開された映画「私が殺人犯だ」では主役級の役割を好演しヒットメイク。この冬もドラマ「清潭洞(チョンダムドン)アリス」で、内面に葛藤を抱える財閥オーナーの御曹司役を演じ、持ち前のクールなイメージに新しい魅力が加わって評価が一段と上昇しました。ところが、メディアでの露出が増え人気に勢いが付き始めた矢先に性暴行の疑いで告訴され、一転疑惑の目が向けられます。パク・シフ側は「強制的に関係を持ったことは決してない」と公式に立場を表明。事件は迷宮入りし予断を許しませんが、パク・シフにとってはイメージダウンが避けられない大スキャンダルとなっています。
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スポーツ:平昌スペシャルオリンピックス、銀盤のスター共演で閉幕
スペシャルオリンピックスが開催された平昌
知的障害者のために4年に1度開かれる国際スポーツの祭典スペシャルオリンピックス(SO)の第10回冬季大会が2013年1月29日~2月5日の8日間、江原道(カンウォンド)平昌(ピョンチャン)で開催されました。予選の記録を基にレベル分け(ディヴィジョニング)を行ない、出場選手全員がディヴィジョン別に決勝戦を行なう競技方式が特徴のSO。大会の本旨から予選より決勝の記録が10%以上良い選手は失格となりますが、そのルールがショートトラック競技で複数の韓国の選手に適用されニュースとなりました。競技外でも、開幕式にミャンマーの民主化運動指導者で最大野党を率いるアウン・サン・スーチー氏が出席したり、閉幕式でフィギュアスケート五輪金メダリストのキム・ヨナと元世界女王のミシェル・クワン(米国)が共演するなど話題を集めました。
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スポーツ:第3回WBC、悲願の優勝に向け伝わる意気込み
韓国でもっとも人気がある団体競技のプロスポーツは日本同様に野球で、2015年には現行から1チーム増え10チーム体制となることが決まるなど、確実にファンの裾野を広げています。テレビや新聞のスポーツニュースでもやはり、アメリカのメジャーリーグや日本プロ野球界に進出する韓国選手に関する報道が多く、特にこの冬は2013年3月開催の第3回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に関する話題が目立ちました。第1回、第2回大会で好成績を収めた韓国は優勝候補の一角とされ、予選ラウンドの組み合わせから優勝が狙えるという論調など、意気込みのほどが感じられました。結果的に国民の期待を裏切る形で1回戦敗退となり、2012年秋に引退した「コリアン・エクスプレス」こと朴賛浩(パク・チャンホ)のWBC解説だけが楽しみだという声も聞かれました。
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WBCユニフォームを着て「私も国家代表」=韓国
<野球>朴賛浩、世界を回りながらWBC解説…「初めての経験」(1)
<WBC>韓国代表、チーム支援が過去最高
<WBC>韓国、恵まれた組み合わせも…問題はチーム内
ニュースを通して韓国を知ろう!
ロケットの打ち上げ成功では国民が一体となって喜び、大統領選挙では国内外の有権者が貴重な1票を行使し悲喜こもごも、WBCでは韓国代表チームが1回戦敗退し気分が急降下してしまうなど、国全体がジェットコースターのように一喜一憂した今冬の韓国。この感情のうねりこそがダイナミックコリアの真骨頂と言えば言い過ぎになりましょうか。厳しい寒さでいつも以上に長く感じられた冬が終われば、待ちに待った春。崇礼門の復元もいよいよ終わり、竣工式が開かれる予定です。
さあ、来シーズンはどんな出来事が私たちの元に届くのでしょうか?芸能でもよし、食べ物でもよし、スポーツでもよし、どんな面からでもいいので韓国にアクセスし、もっと韓国を知ってもらいたい。そんな思いで、これからもコネストは韓国からニュースを発信し続けます。皆さんもぜひ、韓国のニュースにご注目ください。

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  最終更新日:13.03.11
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