韓国旅行「コネスト」 リバイバルソングを聴いてみよう! | K-POP入門 | 韓国文化と生活
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リバイバルソングを聴いてみよう!

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実力派歌手たちの競演番組「サバイバル 私は歌手だ(ナヌン カスダ、以下ナガス)」の人気に始まり、懐メロの再評価が流行している昨今。そうした歌番組で紹介された過去の名曲が、ホットな話題ソングとしてスポットライトを浴びています。最近は懐メロ風の新曲など、K-POPシーンにも少なからず影響を与えているほど。それでは関連エピソードを含めて、注目のリバイバルソングをご紹介しましょう!
ベテランシンガーによって現代によみがえった、珠玉の名曲たち!
2011年のK-POPシーンは、キム・ボムスが歌ったイ・ソラの「どうか」がアイドルの新曲を押しのけて上半期音源チャートの1位を獲得するなど、ベテラン歌手たちがリメイクした数々の名曲が韓国中を席巻。リメイク歌手自身の人気が高まったのをはじめ、原曲やその歌手にまで関心が広がるなど、リバイバルブームが盛り上がりました。特にその中心となったイム・ジェボムは、過去のアルバムが年間CD売上チャートの上位30位内に食い込むという脅威の記録を樹立!またパク・ジョンヒョン(リナ・パーク)は、韓国で「歌謡界の妖精」という新たな別名がつきました。
キム・ボムス
イム・ジェボム
パク・ジョンヒョン(リナ・パーク)
「これからはそうだったら良いね(イジェン クレッスミョン チョッケンネ)」(1990)  チョー・ヨンピル
人が生きるのに本当に大切なものが何かというメッセージが込められたバラードソング
韓国中が熱狂した「ナガス」で、パク・ジョンヒョンがリメイクした曲。「歌王」チョー・ヨンピル本人からも称賛を受けるほどの見事なリメイクステージを披露し、音源チャートのウィークリー1位に輝きました。あまりのヒットぶりに、年末の映画祭や授賞式などの祝賀公演も、パク・ジョンヒョンがこの曲でステージに立ったほど!
「皆さん(ヨロブン)」(1984)  ユン・ボクヒ
友、灯台、涙…大切な誰かのかけがえのない存在である「私」から「皆さん」へ
※原曲のアルバムは日本での入手が困難なため、右はイム・ジェボムのリメイクアルバムになります。
「ナガス」で巨匠イム・ジェボムがリメイク。これを機に韓国中に「イム・ジェボムシンドローム」が巻き起こり、「お前のために」など彼の代表曲も再ヒットしました。さらに原曲歌手であるユン・ボクヒまでテレビの人気トーク番組に出演し、過去のリメイク曲の中でイム・ジェボムの曲がベストと評しています。
「君、私の胸に(クデ ネ プメ)」(1987)  ユ・ジェハ
自身の経験を元に作られたという、ピュアで詩的なラブソング
韓国のバラードシーンを開拓したと言われる故ユ・ジェハ。「君、私の胸に」は、韓国歌謡史上初めて作詞作曲編曲を1人で行なったという記念碑的な1集に収録される不朽の名曲です。リメイク曲は多数ありますが、「手法や技巧がまったく通じない。音楽の大切さを思い出させてくれる」と話すパク・ジョンヒョンの「ナガス」でのステージによって、曲の人気が再燃しました。
「告解(コヘ)」(1998)  イム・ジェボム
罪深い想いへの神の赦しを請う、身を切られるように切ない愛の歌
イム・ジェボム自ら作曲に携わった代表曲に、ロック歌手のパク・ワンギュが「ナガス」で挑戦。イム・ジェボム本人の指導も受けるなど努力が感じられる熱唱ぶりを見せ、見事この回の1位に輝きました。「ナガス」のベストステージの1つにも選ばれています。パク・ワンギュは当初、番組での飄々とした態度で視聴者の批判も受けましたが、真摯な歌いぶりが再評価のきっかけに。
◆この番組で紹介! 「私たちの日曜日の夜 -サバイバル 私は歌手だ」
放送局:MBC 視聴率:約18% 放送期間:1期 2011/03/06~2012/02/19(2期は準備中)
韓国最高の歌手たちの歌バトルというコンセプトで始まった娯楽番組。毎回テーマに沿って7人の歌手たちがミッション曲をリメイクしステージで披露、諮問委員団と毎回応募で決まる聴衆評価団の評価を通じて順位を競う。最下位のメンバーの脱落と新メンバーの追加を繰り返すシステム。また、歌手とマネージャー役のコメディアンがチームを組むことで、バラエティの面白味もプラスされている。この番組の成功によって、出演歌手たちへの再評価、楽曲のヒットなど「ナガス」ブームが巻き起こり、視聴率よりは、この番組に出演することが一種のステイタスとなるほど話題性を持った。
これまでの主な出演歌手:イ・ソラ、イ・ヒョヌ、イ・ヨンヒョン、イム・ジェボム、インスニオク・ジュヒョン、キム・ギョンホ、キム・ゴンモ、キム・ジョハン、キム・ボムス、キム・ヨヌ、シン・ヒョボム、紫雨林ジョンヨプ、チャン・ヘジン、チョグ、チョ・グァヌ、チョ・ギュチャン、ペク・チヨン、パク・ジョンヒョン、パク・ワンギュ、ボビー・キム、ユン・ミンス、ユン・ドヒョン(YB)、BMK、GUMMY、JKキム・ドンウク、tei
インスニ
キム・ゴンモ
ジョンヨプ
ペク・チヨン
ユン・ドヒョン(YB)
「歌唱力」で知られる若い歌手たちのリメイクステージにも注目
「あの時その人(クッテ ク サラム)」(1979)
シム・スボン(ヒョリンがリメイク)
深みのある哀切な歌い方で一世を風靡した、往年の大ヒット曲!
「キリマンジャロの豹(キリマンジャロエ ピョボム)」(1985)
 チョー・ヨンピル (ALiがリメイク)
どんなに辛くても誇り高くわが道を進もうという歌詞の、チョー・ヨンピルの代表曲。
「サンバの女(サンバエ ヨイン)」(1995)
 ソル・ウンド(K.willがリメイク)
2年連続でゴールデンディスク賞本賞にノミネートした人気曲!
◆この番組で紹介! 「自由宣言土曜日 - 不朽の名曲2:伝説を歌う」
放送局:KBS 視聴率:約12% 放送期間:2011/06/04~
韓国最強の若手ボーカリストたちが繰り広げる、本格的な歌バトル番組。毎回韓国の伝説的な歌手を番組に招待、出場歌手たちがそれぞれ自分流にリメイクした曲を、伝説的歌手本人と判定団の前で披露し優勝者と脱落者を選ぶシステム。アイドル歌手が多数出演しては明暗が分かれることから、「アイドルの再発見」「アイドルの墓場」とも評されている。
これまでの主な出演歌手:イ・ジョン、イム・テギョン、イ・ヘリ(Davichi)、イ・ホンギ(FTIsland)、イェソン(SUPER JUNIOR)、カン・ミンギョン(Davichi)、キム・テウ、キュヒョン(SUPER JUNIOR)、ジェア(Brown Eyed Girls)、ジョンヒョン(SHINee)、シン・ヨンジェ、ソニャ、ソンフン(Brown Eyed Soul)、チャンミン(2AM)、テミン(SHINee)、パク・ジェボム、ヒョリン(SISTAR)、ファニ、フィソン、ホ・ヨンセン(SS501)、ホン・ギョンミン、ヤン・ヨソプ(BEAST)、ALi、DK(DECEMBER)、G.O(MBLAQ)、IU、K.will、Lucia、Lyn、Navi、Nobrain(ノーブレイン)、Tim
ヒョリン(SISTAR)
IU
ジョンヒョン(SHINee)
チャンミン(2AM)
キュヒョン
(SUPER JUNIOR)
未来のK-POPスターたちのオーディション曲でも懐メロが脚光
最近は、歌手を夢見る若者たちのオーディション番組も大人気。出場者の実力や手に汗握る展開もさることながら、豪華な審査委員、さらにはその審査評など、多方面で話題を集めています。オーディションのミッション曲として電波に乗り、特に注目を集めた懐メロはこちら!
「街路樹の木陰に立って(カロス クヌル アレ ソミョン)」(1988)
イ・ムンセ
イ・ムンセの数ある名曲のうちのひとつ。イム・ジェボムやイ・スンチョル、キム・ボムスのリメイク曲も有名。
「東京(憧憬)少女(トンギョンソニョ)」
(2002)
キム・グァンジン
「魔法の城」で知られるキム・グァンジンの、70年代日本風ロックミュージック。
※アルバムのリンク先のタイトルは「同郷の女性」となっています。
「西の空(ソッチョッ ハヌル)」
(2005)
イ・スンチョル
映画「青燕」OST。ミッション曲ヴァージョンのウィークリー音源チャート1位とともに、原曲も2位にランキング。
◆この番組で紹介! 「スーパースターK」
放送局:Mnet 視聴率:約14% 放送期間:1期 2009年、2期 2010年、3期2011年(4期は予選段階)
近年のオーディションブームの先駆け的存在となった、本格的な歌手オーディション番組。出場者のレベルの高さ、豪華な審査委員やその審査評で、ケーブルチャンネルながらロングランしている。ソ・イングク、ホ・ガク、ジョン・パク、スジ(miss A)、ホヤ(INFINITE)など、この番組をきっかけに歌手デビューしたケースも多い。シーズン3では日本予選も開催された。
◀ ミッション曲を聴くならこちら
これまでの主な審査委員:
イ・スンチョル
「イブの警告(イブエ キョンゴ)」
(1995)
 パク・ミギョン
当時歌番組で連続1位を記録した、ベテラン歌手パク・ミギョンの代表曲。「ナガス」のパク・ジョンヒョンヴァージョンも話題に。
「愛したけれど(サランヘッチマン)」(1991)
 キム・グァンソク
往年のシンガーソングライター、故キム・グァンソクの代表曲。彼の歌手としての出世曲でもある。
「私いつもあなたを(ナ ハンサン クデルル)」(1995)
イ・ソニ
映画「王の男」をはじめ、ドラマや映画の主題歌でも知られる、ベテラン歌手イ・ソニの代表曲。
◆この番組で紹介! 「スターオーディション - 偉大な誕生」
放送局:MBC 視聴率:約13% 放送期間:1期 2010/11/05~2011/06/03、2期 2011/09/09~
各審査委員(メンター)が出場者を集めて育成チームを形成し、トレーニングを行ないながら進める、異色オーディション番組。錚々たるメンター軍団と、国内外での厳しい予選を勝ちあがったグローバルな出場者ラインナップが特徴。ペク・チョンガンや、カナダ人のシェイン、在日コリアンのクォン・リセもこの番組の出身者。
※この番組のミッション曲は、デジタル音源のみの公開となります。
これまでの主な審査委員:
キム・テウォン(復活)
キム・ユナ(紫雨林)
パク・ジョンヒョン
最近は、新しいスタイルのオーディション番組も登場しています。「K-POP STAR」(視聴率約19%)は、韓国3大芸能事務所(S.M.エンターテイメントYGエンターテイメントJYPエンターテイメント)の各代表がグローバル市場に通用する人材を発掘しデビューさせるという趣旨で、懐メロ、最新K-POP、洋楽など、ミッション曲が幅広いのが特徴です。また、歌だけで審査し真のボーカリストを発掘するという「VOICE KOREA」(視聴率約7%)も、ケーブルチャンネルながら注目されています。
リバイバルソングブームの背景には、若い世代から年配者まで楽しめるよう趣向が凝らされた歌番組の企画も大きく関係しているようです。
◀ 「K-POP STAR」での辛口批評が評判のBoA
★今月の人気アルバム★ 出典:HANTEO CHART
順位 歌手名 アルバム名
BIGBANG Alive(ミニアルバム5集)
TONY&SMASH GET YOUR SWAG ON(コラボレーション・シングルアルバム)
Knock(1集) 2nd Mini Album

★NaRoのおすすめK-POP★
「No.1」は日本でも知られている、BoAの初期のダンス曲。NaRoも大好きなのですが、イ・ソラが「ナガス」でこれをリメイク!はつらつとした原曲のイメージと、ジャズやバラードのイメージが強いイ・ソラはまったく合わないように見えますが、何とロック風にアレンジしただけでなく、跡形もなくイ・ソラの「No.1」に文字どおり「リメイク」してしまったのです。放送直後、BoA本人も「鳥肌が立った」とSNSでコメント、「イ・ソラの再発見」「イ・ソラの変身」として韓国で大きな話題を呼びました。どんなジャンルの曲でも自分色に染め替え、コンサートでは多様なジャンルの曲を披露するというイ・ソラの凄みを感じさせられたステージです。ネットには、放送後この歌をもう一度歌った時の動画も上がっているので、ぜひ一度ご覧ください。
※一部の歌手写真は所属事務所の提供によります。

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  最終更新日:12.03.14
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