アルバムをリリースすると、宣伝を兼ねてサイン会を開催することが多いK-POP界。憧れの歌手と1対1で交流できる貴重なファンイベントでもあります。あの歌手のサインが欲しい!実物を目の前で見てみたい!でもどうやって調べたらいいの?そんな人のために、NaRoが韓国で行われるサイン会をレポート!人気グループ「FTIsland(エフティーアイランド)」のサイン会を通して、参加方法をご紹介します!
サイン会の探し方
サイン会は、一般的にアルバムリリース後の活動期に
CDショップでよく行われます。
突発的に何らかのイベントとして開催されることもありますが、今回は一般的なCDショップでのサイン会について触れることにします。この場合、サイン会が開催されるCDショップでその歌手のCDを購入することが前提になります。
サイン会のお知らせは、歌手のホームページやCDショップホームページ上で公開されます。活動期に行われるためスケジュール上2~3日前に発表されるケースがほとんどですが、何回か行われることもあるので、好きな歌手のサイトはこまめにチェックしておくと良いでしょう。
NaRoは今回、主要CDショップのホームページで情報をチェックし、公式ホームページで詳細を確認しました。
CDショップのホームページ(韓国語)をチェック

シンナラレコード各店舗
公式ホームページ(韓国語)をチェック

「STAFF NOTICE
(スタッフからのお知らせ)」に
情報がアップされていた

クリックし、参加方法や
参加資格など詳細を確認
サイン会の種類
サイン会は色々な方式で進行されます。出遅れて参加できなくなることがないよう、システムについて知っておきましょう。基本的には以下のような方式がとられています。ただしその時々で微妙に内容が異なるので、公式サイトなどで詳細をきちんとチェックしておくことが大切です。
先着順:指定の期間内に指定のCDショップでCDを購入した人を対象に、購入時に先着順で番号票(整理券)を配布する方式。ただしこの場合、配布開始日の前日にファン同士であらかじめ番号票をもらう順番を決めてしまっていることが多い。そうなるとたとえ期間内に行ったとしても番号票がないということがある。よくある方式だが、ファンクラブが関与していない部分で番号票のもらい方が複雑になっており、参加が難しい。
抽選:指定の期間内に指定のCDショップでCDを購入した人を対象に、購入時に応募券を配り、抽選で参加者を決める方式。当選結果と順番は、該当CDショップホームページで発表され、当日は指定の時間に指定の列に並ぶ。比較的混乱が少ない。
また2人以上のグループ歌手の場合、サイン会当日、主に以下のようなサイン方法がとられます。
ランダム:最も多いケース。番号順に並び、グループ内の誰か1人からサインをもらうことができる(メンバー選択不可)
抽選時割り当て:当選者発表の時点で各自配属されたメンバー1人からサインをもらうことができる
メンバー全員:参加するメンバー全員から順番にサインをもらうことができる
メンバー選択可能:稀なケース。好きなメンバーの列に並び、サインをもらうことができる(番号票配布時にメンバー選択、応募時に希望メンバー記入など)
今回のFTIslandサイン会では、先着順のランダム方式がとられていました。
サイン会当日のようすをレポート!
さて、ついにやって来た当日!会場は、
江南(カンナム)エリアにある
COEX(コエックス)モール内「EVAN RECORD」前のイベントスペース。サイン会は午後2時からですが、お昼前からファンたちが続々と集まってきていました。1時頃からセッティングや番号票確認がスタート。ファンクラブスタッフや警備員の誘導で番号順に座ります。

番号票をチェック

スタッフの誘導に従おう

番号票は、
絶対になくさないように!
メンバーの登場を今か今かと待ちわびる300人からのファンたちで、会場は大混雑!まだ来ていない友達と連絡を取る、鏡を見直すなどソワソワ感が伝わってくるようでした。
そしてついに、待ちに待ったFTIslandが到着!スケジュールの遅延と交通渋滞で予定より約45分も遅れただけに、メンバーが現れた瞬間から、会場は歓声とメンバーの名前を呼びかける声の嵐!何の変哲もない会場が、一気に「サイン会」という特別な空間になりました。
サインはみんな、ミニアルバム「Jump Up」にもらっていました。サイン会によっては、ファンクラブ証や携帯電話にしてもらう人などもいますが、やはりアルバムが常道のようです。みんな握手やハイタッチ、言葉を交わすなど、ここぞとばかりにメンバーと交流していました。

急ぎ足でサイン会がスタート!

空いたところへ割り当てられるランダム方式は、ファンにはヤキモキの時間!

男性ファンもちらほら
中には好きなメンバーに当たらず悔し涙の人や、当たったメンバーそっちのけで好きなメンバーにアピールする人、サインはもらえないけどメンバーを一目見ようとはるばるやって来た人たちなど、本当にたくさんのファンがいました!サインはもらえないけど一目見たい、という人は当日の時間に合わせて行くのも1つの方法ですね。
メンバースナップ

イ・ホンギ(1990年生まれ)

イ・ジェジン(1991年生まれ)

ミンファン&ジョンフン

ソン・スンヒョン(1992年生まれ)

チェ・ジョンフン(1990年生まれ)

チェ・ミンファン(1992年生まれ)
サイン会で出会った人たちに質問!

FTIslandの応援グッズは、韓国で定番の風船ではなく黄色い旗
韓国の学生2人組にインタビューしてみました。本当にFTIslandが好きなんだな、ということが伝わってくるような勢い!
Q.今日はサイン会に参加を?
A.いいえ、番号票配布の時は来られなくて、今日顔だけ見ようと思って2人で来ました。(左の女性)
Q.FTIslandのどんなところが好き?
A.頭からつま先まで全部大好き!最高!!(右の女性)
Q.特におすすめの曲は?
A.「Jump Up」では、「イニョンチョロム(人形のように)」と「オッチョランマリヤ(どうすればいい)」!(左の女性) あ、「マボッ(魔法)」もおすすめです!(右の女性)
Q.普段どこで情報を?
A.韓国のファンカフェをよくチェックします。スケジュール表があるので。
Q.日本のFTIslandファンに一言!
A.「ワンジョン サランヘヨ(ほんとに愛してます)」!(左の女性) やっぱり「プリマドンナ(ファンクラブの名称)」が最高!(右の女性)
憧れの歌手との特別なひとときを感じたい
名前付きでサインをもらうなど、歌手と1対1で向き合うことができるサイン会。わずかな時間でも言葉を交わせられるのでは、という希望が、ファンたちを一喜一憂させ、また熱狂させるのかもしれませんね。好きな歌手が活動期に入ったら、こまめに情報をチェックして、ぜひサイン会にも参加してみて下さいね!ただ、韓国のサイン会は韓国語での情報収集が必要です。言葉が得意でない方は、大手ポータルサイトのウェブ翻訳機能を利用するか、韓国語ができる人に手伝ってもらいましょう。
FTIslandのプロフィール
2007年、K-POP界に彗星のごとく現れた5人組バンド。その若さとアイドル的な容貌から、「コンミナム(花美男)バンド」とも呼ばれています。1集タイトル曲の「サランアリ(恋煩い)」からオン・オフラインチャートで1位を獲得するなど新人としては異例の人気を呼び、その年の新人賞を総ナメにもしました。その後日本へ短期音楽留学、ミニアルバムやライブツアーを通じて日本の音楽マーケットにもアピールし続けています。
2009年1月にオ・ウォンビンが脱退し、ソン・スンヒョンがメンバーに加わりました。2009年4月22日にセカンドシングル「I believe myself」がリリース予定。
生年月日:イ・ホンギ/1990年3月2日、イ・ジェジン/1991年12月17日、チェ・ジョンフン(リーダー)/1990年3月7日、チェ・ミンファン/1992年11月11日、ソン・スンヒョン/1992年8月21日
主なジャンル:ロック、バラード
活動略歴:2007年1集「Cheerful Sensibility」でデビュー、2009年まで「Colorful Sensibility」「The Refreshment」「Colorful Sensibility Part 2」「Jump Up」など発売
主な受賞歴:2008年シードアワードアジア最高人気アーティスト賞(タイ)、大韓民国演芸芸術賞グループ歌手賞、
ゴールデンディスク賞人気賞
今月の人気アルバム
出典:HANTEO CHART
順位 |
歌手名 |
アルバム名 |
1 |
Super Junior |
Sorry,Sorry(3集aヴァージョン) |
2 |
ソ・テジ |
Atomos Part Secret(8集2枚目シングルアルバム) |
3 |
イム・チャンジョン |
Return To My World(11集) |
NaRoのおすすめK-POP

「コッポダ ナムジャ(花より男子)」OST(パート1)
今話題の韓国ドラマ「花より男子」、どうやらOSTまで大人気のようすですね!やはり「F4」のうち2人が現役歌手で、彼らが所属するグループが主題歌を歌っているのは大きいでしょう(プロマイドなどおまけ効果もあるでしょうが)。OSTに使われた曲は正規アルバムには収録されないので、確かにファンにとっては貴重ですよね。T-MAXの「Paradise」、SS501の「ネ モリガ ナッパソ(僕の頭が悪くて)」、SHINeeの「Stand By Me」などドラマを彩る名曲がつまっています。
また今月発売されたパート2では、T-MAXとJが共演。SS501、Ast’1(エースタイル)、ハウル(キム・ドンウク)らも参加し、豪華なOSTになっています。
※CDのジャケット写真はEVAN RECORDSの提供によります。