スター入隊・除隊特集 2017

ドラマ「スリーデイズ」(2014年、SBS)、「匂いを見る少女」(2015年、SBS)など俳優としても活発な活動を見せるJYJのユチョン。

2015年８月に入隊し、今年８月に江南(カンナム)区庁・社会服務要員としての服務を終える予定です。一時、性的暴行の容疑で告訴され除隊延期が懸念されていましたが、約２ヵ月の捜査で容疑が晴れ、予定通り２年間の兵役生活を終えることが決まりました！

2016年１月に本人初のソロミニアルバム「あなたの財布にはどれだけの愛がありますか」、2017年２月に映画「ルシッドドリーム」など、入隊前に残した作品が公開されるなか、除隊後はどのような作品でお茶の間に戻ってくるのでしょうか？　

服役中、元恋人への暴行や親子関係に関する訴訟が発生した一連の事件で、除隊時期が議論されていたキム・ヒョンジュンは、ついに今年２月、義務を終えて戻ってきました。

除隊当日は、氷点下の寒さにも関わらず、京畿道(キョンギド)・高陽(コヤン)市の陸軍部隊へ1,500人を超えるファンが殺到。多くのファンと取材陣の前に現れたキム・ヒョンジュンは、感謝の気持ちを伝えながら「第２の人生を始める気持ちで除隊した。今後の活動計画は具体的にお話することはできないが、ファンの皆さんに早くご挨拶できるようにしたい」と語りました。

入隊ソング「僕は軍隊に行く」(2016年１月)をリリースし、2016年２月に兵役に就いた歌手兼俳優のイ・スンギは、今年10月に陸軍特戦司令部第13空輸特殊作戦旅団での任務を終えます！

除隊を前に今年１月、「イ・スンギに子供がいる」とのうわさが流れ一時ファンをヒンヤリさせる場面もありましたが、一般人女性によるデマであったことが判明。事件は女性側に名誉棄損の罪で罰金が課されたことで一見落着しました。

男女問わずサラン(愛)を集める「国民の弟」イ・スンギは、映画「観相師―かんそうし―」(2013年)に次ぐ易学シリーズ２本目の映画「相性」(公開日未定)でカムバックを飾る予定です。

2017年注目の入隊スターでトップバッターをきったBIGBANG(ビッグバン)の最年長メンバーT.O.P。

入隊前に明かしていたように、挨拶は無く静かに入所。忠清南道(チュンチョンナムド)・論山(ノンサン)陸軍訓練所で４週間の新兵教育後、京畿道(キョンギド)･碧蹄(ビョクチェ)機動義務警察教育センターでトレーニングを終え、ソウル地方警察庁で本格的に義務警察として兵役義務を果たす予定です。

JYJで唯一兵役を終えていなかったジュンスも、７年という月日を共にしてきたミュージカル「デスノート」の出演を最後に、T.O.Pと同日に入隊。同期となったトップスターの２人は、同時に極秘入所したのではとも言われています。

ジュンスは挨拶の代わりにメッセージ動画を残し、「男は30代からとも言われるように、もっと元気でかっこよく成熟した姿で戻ってきます」とファンに語りかけました。ジュンスは基礎軍事訓練を受けた後、京畿南部地方警察庁で義務警察として任務につきます。

ボーイズグループZE:A(ゼア)のメンバーで、国民的バラエティ「無限に挑戦(ムハントジョン)」(MBC)など多数の番組で活躍するグァンヒ。

入隊当日は、自身の意思で特別にイベントはせずマネージャーのみの同行で静かに入隊。集まった報道陣に「元気に行ってきます。僕を忘れないでください」と話し、涙も見せず凛々しく論山の訓練所へと姿を消しました。グァンヒは基礎訓練後、軍楽隊として服務を全うします。

歌手活動に加え俳優としての活動も際立つソ・イングク。「2016MBC演技大賞」の黄金演技賞ミニシリーズ部門で優秀演技賞受賞に輝いたドラマ「ショッピング王ルイ」(MBC、2016年)の出演を最後に入隊が確定。

所属事務所のジェリーフィッシュエンターテインメントは、ソ・イングクが別れの挨拶を伝える自作曲を準備していると発表。入隊前日の３月27日、ファンへの思いが込められた曲「一緒に歩いて(ハムッケ コロ)」が公開されました。

３月28日に京畿道･漣川(ヨンチョン)にある第５師団新兵教育隊を介して入所した後、現役陸軍兵として服務する予定でしたが、３月31日に骨軟骨病変により帰宅措置命令を受けました。

その後６月５日に精密検査を行なった結果、離断性骨軟骨炎という病気により有事時出動する５級判定を受け、兵役免除となりました。

ボーイズグループSS501(ダブルエスオーゴンイル)のマンネ(末っ子)で、Double S 301としても活動するキム・ヒョンジュンは、今春入隊し、ジュンスと同じ京畿道南部警察庁で義務警察として服務をこなす予定。

３月８日に3rdミニアルバム「AM to PM 5-11-3」を発売し、３月11、12日には入隊前最後のファンサイン会が行なわれました。３月18日からは東京を皮切りに日本ツアーも開催するなど、兵役を前に活発な活動を繰り広げています。

日本でも3月29日からCS衛星劇場で放送予定のドラマ「青い海の伝説」(SBS、2016年)で、チョン・ジヒョンとの共演が話題を呼んだイ・ミンホ。

今年２月18・19日にはデビュー10周年を記念してファンミーティングが開かれたほか、３月10日には２年ぶりの新曲「Always by LEE MIN HO」が世界同時発売され、韓流スターとして精力的な活動を展開中です。

イ・ミンホは、2006年の交通事故で右足に矯正用の鉄心を入れたという病歴のため社会服務要員(公益勤務要員)として、今年５月12日から江南区庁にて服務する予定。

SUPER JUNIORで唯一兵役に行っていなかったグループのマンネ(末っ子)・キュヒョンも入隊の年を迎えました。キュヒョンは懲役検査で、2007年に起きた交通事故の後遺症から社会服務要員の判定を受けたとされています。

現在活発なソロ活動を繰り広げるキュヒョンは、入隊を前に今年日本で初のソロアルバム「ONE VOICE」を２月に発売。日本全国ツアーも行ないました。

2017年５月25日、忠清南道・論山陸軍訓練所に入所し約４週間の新兵教育後、社会服務要員として服務します。

昨年から入隊が叫ばれていた「アジアのプリンス」ことチャン・グンソクも、今年ついに兵役前最後の年に。

歴史大作ドラマ「テバク～運命の瞬間～」(SBS、2016年)の日本放送が今年４月(Mnet)に控えているほか、３月にはファンミーティングを開催。継続して日本で活発な活動を繰り広げていますが、入隊については未だノーコメント。今後の動きに注目です！

ドラマ「太陽を抱く月」(MBC、2012年)や「星から来たあなた」(SBS、2013年)などのヒット作で韓流スターの称号を確かにしたキム・スヒョン。

兵役の知らせはまだ聞こえてきませんが、映画「シークレット・ミッション(原題：隠密に偉大に)」(2013年)以降４年ぶりの主演映画「リアル」(2017年)でファンのもとへ。

2017年10月23日、現役兵で入隊します。

ドラマ「奇皇后」(MBC、2013年)のNHK放送で日本での知名度がグッとあがったチ・チャンウク。その後も「ヒーラー～最高の恋人～」(KBS、2014年)、「THE K2～キミだけを守りたい～」(tvN、2016年)などヒットドラマを連発。

2017年も初主演映画「捏造された都市」(2017年２月公開)や、「怪しいパートナー」(SBS)など活発な活動を展開するなか、７月22日に入隊前最後のファンミーティング開催後、８月14日に江原道(カンウォンド)・鉄原(チョロン)の新兵教育隊へ入所し、基礎訓練後には現役陸軍兵として服務する予定です。

今年１月にBOAとの公開恋愛が注目を浴びたチュウォン。日本でも人気を博した映画「猟奇的な彼女」のドラマリメイク版(同タイトル、SBS、５月放送予定)に出演し、２月に撮影を終えました。

チュウォンはすでに義務警察の試験に合格していますが、撮影日程などの理由からそれを辞退し、５月16日、現役兵で入隊すると見られています。

男性味溢れるビジュアルが人気を集めるアイドルグループ２PM(ツー・ピーエム)のメンバー・テギョン。

テギョンは徴兵検査で社会服務要員の判定を受けていましたが、現役兵にこだわり２度の手術を受けたことで知られています。３月５日まで６日間に及ぶ韓国コンサートツアーを終え、４月には主演映画「時間の上の家」の公開と活動に励んだ後、入隊場所や日程を公表しないまま、９月４日、静かに現役兵として入隊しました。

映画「ベテラン」(2015年)、「思悼(サド)」(2015年)、ドラマ「六龍が飛ぶ」(2015年)など演技派俳優の力量を披露し続けるユ・アインは、2014年にソウル警察広報団義務警察のオーディションに合格するも最終的に辞退。

その後、映画「カンチョリ オカンがくれた明日」(2013年)の撮影中に負った怪我が基で右肩に骨腫瘍、2016年に左鎖骨骨折という負傷を負い、数回に及ぶ懲役検査で「兵役等級保留」の判定を受けています。

本人の兵役の意思は固いものでしたが、今年に入って追加検査を２回受けた結果、「骨肉腫(骨にできた悪性腫瘍)による疾患があるため兵役免除の判定を受けた」と、2017年６月27日に発表されました。

バラードユニット２AM(ツー・エーエム)のメンバーで、ドラマ「華麗なる２人－ミセスコップ２－」(SBS、2016年)など俳優としても活躍するイム・スロン。

今年中の入隊が予定されていますが、今年１月に義務警察選抜試験に不合格になっていたことが分かり、どの部隊への配属が決まるのが関心が集まります。

2014年の大ヒット韓国ドラマ「ミセン－未生－」(tvN)で主人公を務め、一躍大スターとなった「ZE:A」出身の演技ドル、イム･シワン。

2017年公開された主演映画「不汗党(プランダン)」はカンヌ国際映画際に出品されるなど好評を得ました。また、少女時代のユナと共演したドラマ「王は愛する」(MBC)は初回放送を７月17日に控えています。

先出のドラマは事前撮影を終えたばかりで、俳優としての成長が目覚しくますます期待される中での入隊。88年生まれで入隊まで１年猶予がありながら、本人の強い意向もあり１年前倒しで入隊しました。