韓国旅行「コネスト」 在韓日本人のお宅訪問 | 在韓日本人お役立ち情報 | 韓国文化と生活
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在韓日本人のお宅訪問

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以前「韓国の住まい選び」という記事で韓国の住まいにはどんな種類があるのかなどをご紹介しましたが、今回はコネスト探検隊が実際に在韓日本人のお宅へお邪魔してきました!みなさんの気になるあんなことやこんなことを色々と調査して参りましたので、これから韓国生活を始めようという方は是非ご参考に!
今回コネストの取材にご協力頂いたのは以下の6つのタイプのお部屋にお住まいの方々です。
韓国旅行おトク情報
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下宿
在韓歴2年・留学生Nさんのお部屋の場合
ソウル市内の大学に通うNさんは様々な下宿やコシウォンでの生活経験あり!自分のライフスタイルに合う部屋を探し求め、現在の下宿に辿り着きました。ご飯は学食で済ますことが多いため、食事なしの下宿を選んだとのことです。

お部屋データ
居住歴 : 3ヶ月
月の家賃 : 28万ウォン(食事なし)
不動産屋への仲介料 : 2万ウォン
部屋のある階 : 半地下(3階建て)
広さ : 約4.8畳
最寄り駅まで : 徒歩5分
備え付け設備 : ベッド/机・いす/本棚/洋服掛け/オンドル/LANケーブル
共用の施設 : トイレ・シャワー/洗濯機/キッチン/冷蔵庫
Q:現在のお住まいはどうやって見つけたんですか?
Nさん:不動産屋で紹介してもらいました。予算や条件など色々と相談した結果、こちらの条件に合った下宿を探してくれました。その後、下宿のアジュンマ(大家のおばさん)がすぐに迎えに来てくれ、部屋を見た上でその場で契約しました。

Q:現在のお部屋に決めたポイントは?
Nさん:まず、男女別フロアという点が大きかったですね。そして、部屋が思ったより綺麗で壁紙などの汚れもあまりなかった点が気に入りました。それでもどうしようか少し迷ってたんですが、本来30万ウォンのところを28万ウォンにまけてくれたので即決しちゃいました!

Q:食事が付かないという点以外では典型的な下宿といった佇まいですね!
Nさん:そうですね。アジュンマはいつも自分の部屋にいて、ちょこちょこと私たちの世話を焼いてくれますし、とても家庭的な雰囲気のある下宿ですよ。
Q:こちらの下宿は必要最低限ではありますが、なかなか立派な家具を揃えてくれてるんですね~。
Nさん:そうでしょ!実はこのいすが座り心地が良くて気に入ってるんです(笑)。今まで見てきた下宿の中には家具が一切用意されていないところもありましたからね。これだけ揃っていれば十分です。

Q:TVも下宿側で用意してくれたんですか?
Nさん:TVは置いてなかったので、数日前に知り合いからもらってきました。私、TV大好きっ子なのにTVのない生活だなんて考えられなくて…。それまでは近所のコインランドリーへTVを観るためだけに通ってました。洗濯もしないのに(汗)。
Q:共用の施設を使う際に他の人と重なって使えなかったりということはないんですか?
Nさん:私の住んでいるフロアは住人が5人だけなので、重なることはほとんどないです。トイレ・シャワーは2つありますし。私の経験上ですが、下宿探しの際は住人の数に対してトイレ・シャワーの数が適切かという点も見たほうが良いかと思います。私の下宿は5人に対し2つあるので合格ラインですね。

Q:現在のお部屋で気に入っている点は何ですか?
Nさん:私の部屋は半地下なのですが、坂の途中にある為、窓からの眺めは1階や2階からの眺めみたいなんです。そんなに圧迫感もないし不健康な感じもないので、ちょっと得した気分です。

Q:現在のお部屋で不満に思う点は何ですか?
Nさん:特にないのですが、しいて言えば共同のトイレ・シャワーとキッチンの流し台が汚いので、もう少しちゃんと掃除して欲しいですね。あと、共同の台所にコンロがないのが少し不便です。
Nさんからの一言
日本を離れて海外で一人暮らしというのは案外寂しいもの。でも下宿ならアジュンマがお母さんのように世話を焼いてくれるし、他の住人もいるから寂しくない!もちろん人間関係が上手くいかないこともあるけれど、これもまた勉強だと思ってます。

【コネスト的感想】
韓国の家庭的な雰囲気を味わえる下宿生活。Nさんの場合は食事付きではないものの、このきれいさと値段であれば満足度は高いのではないでしょうか!こちらの下宿もアジュンマが世話好きなので安心して過ごせる様子でした。韓国生活ビギナーの方はまず、アットホームな下宿生活から始めてみるのが良いかもしれませんね。
コシウォン
在韓歴6ヶ月・留学生Kさんのお部屋の場合
現在、某大学付属の語学学校で韓国語を学んでいるKさん。来韓当時は他の学生もたくさん住んでいて家庭的な雰囲気のある下宿に惹かれ住んでいましたが、だんだんと人間関係が煩わしくなりコシウォンへ引っ越したのだとか。今は周りからの干渉がないコシウォンでの生活を満喫しているそうです。

お部屋データ
居住歴 : 3ヶ月
月の家賃 : 38万ウォン
部屋のある階 : 3階(6階建て)
広さ : 約4畳
最寄り駅まで : 徒歩5分
備え付け設備 : ベッド/机・いす/洋服ダンス/TV/冷蔵庫/エアコン/オンドル/LANケーブル
共用の施設 : トイレ・シャワー/洗濯機/キッチン/浄水器
Q:現在のお住まいはどうやって見つけたんですか?
Kさん:私はコシウォンの検索サイトで見つけました。部屋探しをする時間があまりなかったのであらかじめ数件を選んでおき、それぞれのコシウォンへ直接行って中を見せてもらいました。インターネットで調べた時点でどこが良いかだいたい決めていたので、契約までに時間はそんなにかかりませんでした。

Q:現在のお部屋に決めたポイントは何ですか?
Kさん:とにかく交通の便が良いところですね。学校から近く、地下鉄の駅までも徒歩5分、さらによく使う路線のバス停が目の前というのがとても気に入りました。それから、この部屋を見つけたのは夏の暑い時だったので、エアコン付きの部屋というのも絶対条件でした。

Q:失礼かもしれませんが、コシウォンと言ったら狭くて汚いイメージがあったんですが、こちらは「コシテル」と呼ばれる新しくてきれいなタイプですね。廊下に飾られているお花がなかなか素敵ですね。
Kさん:本当はワンルームに住みたかったんですが、予算の関係でそうもいかなくて…。せめてきれいな所をと思いコシテルタイプを選びました。
Q:生活に必要なものはお部屋にだいたい揃っているんですね。これだけ揃っていれば新たに購入しなければならない物も無さそうですね。
Kさん:そうですね。布団だけは自分で用意しなければならなかったので、近所の市場で買いました。写真の布団は3点セットでなんとたったの3万ウォン!これぐらいの値段なら負担になりませんよね。でも自分で布団を用意しなければならないことを知らなくて、入居してから布団を買いに行くまでの1週間くらいはタオルを掛けて寝てました(汗)。布団の有無もあらかじめちゃんと聞いておけば良かったと思いました。
Q:共用の設備は他人と一緒に使うという点で不便なことはありまか?
Kさん:汚れたままの状態で放置されている時には少し嫌な気分になりますけど、その他には特に不便な点はないです。前に住んでいた下宿ではトイレットペーパーや洗濯洗剤を各自用意しなければならなかったんですけど、現在のコシウォンでは用意されているんです。わざわざ買いに行かなくて良いので楽ですし、特に紙類は韓国では高いので経済的にも助かってます。

Q:コシウォンでは一般的にご飯やキムチが提供されるそうですが?
Kさん:はい、私の所もご飯とキムチは無料提供です。ご飯は最後に食べ切った人が炊かなければならないシステムです。みんな自分で炊くのが嫌で、最後の一口くらいがいつまでも炊飯器に残ってたりしますけど…。

Q:現在のお部屋で気に入っている点は何ですか?
Kさん:机の下や壁に棚が取り付けられていて収納スペースが多い点です。机も広いので色々な物が置けて便利です。建物の1階には24時間営業のコンビニがあるので、お腹が空いたときにいつでも買いに行ける点も気に入ってます。

Q:現在のお部屋で不満に思う点は何ですか?
Kさん:フロアが男女別ではないところが少し気になります。私の住んでいる階は何故か会社員風の年配の男性が多くて…。あまり顔を合わせることがないから良いんですけどね。でも、共用の物干しスペースに洗濯物を干すのには少し抵抗があって、自分の部屋に干してます。もう一つは共用キッチンですかね。電熱器の火力が弱くて不便なのと、もう少しきれいに掃除して欲しいです。
Kさんからの一言
トイレやシャワーなどが共用だという点では少し不便ですが、周りから干渉されないコシウォンはとても気楽で良いです。今回の部屋探しにはコシウォンの検索サイトを利用したのですが、自分の気になる部屋をあらかじめ絞り込めるので、むやみに歩き回って探すより効率的でオススメです!

【コネスト的感想】
こちらのコシウォンはフロアが男女別に区切られていない点が女の子には少し気になる点かもしれませんが、建物の内装やきれいさではポイント高めですね。光熱費やインターネット代込みでこのお値段なら妥当なラインでしょう。下宿とは違い、住人同士の交流はない感じでしたが、自分の時間を大事にしたい人にはピッタリです!
寄宿舎
在韓歴1年9ヶ月・留学生I さんの場合
現在大学生のIさんは来韓当初から寄宿舎住まい。習慣の違う韓国人やその他の国の留学生との共同生活に日々悪戦苦闘しながらも様々なことを学んでいるようです。

お部屋データ
居住歴 : 1年9ヶ月
月の家賃 : 約10万ウォン(4人部屋)
部屋のある階 : 3階(4階建て)
広さ : 約8畳
最寄り駅まで : 徒歩10分
備え付け設備 : ベッド/机・いす/個人ロッカー/トイレ・シャワー/冷暖房
共用の施設 : キッチン/洗濯機/読書室/PC室/テレビ観覧スペース/浄水器
Q:Iさんの場合、寄宿舎ではなく下宿やコシウォンという選択肢もあったと思うのですが、寄宿舎に決めた理由とは何だったんですか?
Iさん:一番大きな理由は経済的な面ですね。ひと月で約10万ウォンっていうのは寄宿舎以外ではなかなか見つからないと思います。あとは現地の学生に混じって大学生活を送らなければならないので、早く周りの学生に馴染めるようにという意味でもあえて寄宿舎を選びました。生まれて初めての共同生活なので色々と苦労してますが…。

Q:やはり1つの部屋に4人が住むというのは大変そうですね。このお部屋の様子では自分の持ち物とルームメイトの持ち物がごちゃ混ぜになってしまうような気がしますが。
Iさん:そうなんですよ。今ではもう慣れましたがルームメイトに勝手に化粧品を使われたり、洋服を着て行かれたりということもあります。韓国人は仲良くなったら家族同然に考える人が多いみたいで。これも文化の差なんでしょうか。日本だったら仲の良い友達同士でも、勝手に人のものを使ったりなんてしないと思うんですけどね。ですから本当に大事なものにはかなり気を使っています。
Q:寄宿舎の部屋というのは本当に必要最低限のものだけしか用意されていないんですね。
Iさん:寄宿舎の部屋は寝るためだけにあるのであって、そもそも自室で勉強したりくつろいだりするという概念がないんですよ。机もそんなに広くないので自分の荷物だけでいっぱいです。トイレ・シャワーは自室にありますが、4人で使わなければならないので朝などの忙しい時間帯には争奪戦ですよ!
Q:部屋に設備があまりない分、寄宿舎の建物内には色々な施設があるんですね。
Iさん:はい。宿題や課題があっても自室では出来ないので、読書室やコンピューター室に行ったりします。TVも各部屋にないので観覧スペースで見ます。自分の好きなチャンネルを選べないのが悲しいですけどね。

Q:たくさんの人と共用で施設を使うのは大変そうですけど、その点ではどうですか?
Iさん:私が一番困っているのは洗濯物なんですよ。共用のスペースに干しておくといつの間にか無くなってたりするんですよ。誰かが盗んでいくのか、間違えて持って行ってしまうのかはよくわかりませんけど。お気に入りのジーパンが無くなっていた時には真っ青になりました(泣)。
Q:現在のお部屋で気に入っている点は何ですか?
Iさん:各部屋に浴槽がある点ですね。寄宿舎で浴槽があるなんてかなり珍しいですよ!これはちょっとだけ自慢なんです。
寄宿舎に関しては、教室が近いので朝寝坊出来る点が良いですね(笑)。休講になったり時間がある時には昼寝しに帰ることも出来ますし。あと、寄宿舎って普通は門限があって夜12時から朝の5時くらいまでは出入りができなかったりするんですよ。でも私の寄宿舎には門限がないので時間を気にせずに出掛けることができます。

Q:現在のお部屋で不満に思う点は何ですか?
Iさん:とにかく同じ部屋に他人がいるというのは不便です!文化の違いというより人間性そのものを疑いたくなるようなこともしばしば。韓国人でなく、他の国の留学生がルームメイトになっても、それはそれで大変ですし。
一般的に寄宿舎には食堂がある場合が多いんですけど、私の所はないので学食へ行くか共同キッチンで作らなければならないんです。学食も24時間やっているというわけではないので、特に週末はご飯を食べ損ねてお腹を空かせたまま過ごすことも多いです。
Iさんからの一言
4人部屋で自分だけの落ち着ける場所というものがないけれど、慣れてしまえば案外平気なものだと思います。今までルームメイトが何人も変わり大変な思いもしてきましたが、それはそれで良い経験です。

【コネスト的感想】
家賃が安い代わりに、他人との共同生活で不便な思いをすることもある寄宿舎。しかし、寄宿舎に入ることができるのは学生だけの特権!!人生の中で他人と、しかも外国人と生活を共にするという経験はめったに出来ないこと。色々な経験をしてみたいという、好奇心旺盛な人には試してみる価値があるかも!?
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ワンルーム
在韓歴3年・会社員Mさんの場合
韓国企業にお勤めの会社員Mさん。下宿やコシウォンでの生活を経て、昨年やっと念願のワンルームへ引っ越しを。悠々自適なワンルーム生活を送りつつも、習慣の違う韓国で部屋を借りるのも楽ではないと語ってくれました。

お部屋データ
居住歴 : 11ヶ月
保証金 : 1,500万ウォン
月の家賃 : 45万ウォン+管理費6万ウォン
不動産屋への仲介料 : 約20万ウォン
光熱費 : 電気代:約1万5千ウォン/ガス代:約9千ウォン(冬場は約9万ウォン)/インターネット代:3万ウォン
部屋のある階 :7階(8階建て)
広さ : 約18畳(ロフト付)
備え付け設備 :冷蔵庫/洗濯機/クローゼット/下駄箱/エアコン/オンドル/インターホン
最寄り駅まで : 徒歩5分
Q:現在のお住まいはどうやって見つけたんですか?
Mさん:とあるオフィステルの前に入居者募集の張り紙があり、そこに入居したいと思って電話してみたんです。その電話番号は不動産屋さんのもので、色々相談にのってくれました。そして最終的に今の部屋を紹介してくれ、2回ほど部屋の中を見せてもらってから決めました。でも、まだ住人がいるのに部屋の中を見せてくれたのにはビックリしました。しかも住人の留守中に大家さんが勝手に鍵を開けるんですよ!事前に連絡はしてるんでしょうけど、日本とは違うんだな~って思いました。

Q:現在のお部屋に決めたポイントは何ですか?
Mさん:ロフトがあって広い点と交通の便が良い点です。会社までは歩いて行ける距離ですし、家の目の前にはバス停とコンビニがあるのでとても便利です。

Q:実はオフィステルの中を見るのは初めてなんですけど、とってもきれいなんですね~。
Mさん:いや~これにも苦労がありまして…。韓国では引っ越す際に掃除をすると「福が逃げる」と言われてまして、みんな掃除しないんですよ。そんなことを知らなかった私は入居日当日、あまりの汚さに愕然としましたよ。とてもじゃないけど、すぐに住める状態ではなかったんです。それから数日間はひたすら掃除ばかりしてました。
Q:ワンルームでも冷蔵庫や洗濯機、エアコン等がオプションで付いているというのは良いですね。
Mさん:そうですね。自分で買ったらかなりの額になりますからね。でも、初めに何がオプションで付いているのか確認した方が良いですね。私は前の住人がまだ住んでいる状態で見学に行ったので、どれがオプションでどれが前の住人の持ち物なのかがわかりづらくて…。電子レンジもオプションで付いてると聞いた気がしたんですけどね。実際入居した時にはあるものだと思っていた電子レンジがなくなっていて、仕方なく自分で買いました。
Q:現在のお部屋で気に入っている点は何ですか?
Mさん:シャワーと洗面台が分離されている点が気に入っています。こういう造りって意外に少ない気がするので…。あとは何といってもロフトがある点でしょう!使わない荷物を全部ロフトに上げてしまえば生活スペースを広く使えますしね。床がフローリングというのもポイント高いです!

Q:現在のお部屋で不満に思う点は何ですか?
Mさん:写真を見ていただければわかると思いますが、ロフトのはしごを架けたままにしておくとクローゼットの扉の開け閉めが出来ないんです。これは完全な設計ミスですね(笑)。もう一つはキッチンの流し台が水漏れするので早く直したいです。
Mさんからの一言
ワンルームに住むと下宿やコシウォンと違って、光熱費にインターネット代やケーブルテレビ代までも自分で払わなくてはいけないんですよね。もちろん手続きも自分でする必要があります。部屋を決めた時には家賃しか計算に入れていなかったので、結構痛い出費だな~と思いました。特に冬場にオンドルのせいでガス代が10万ウォン近くになった時には泣きそうになりました…。部屋を借りるときには家賃だけでなく、その他の支出のことも頭に入れておくといいですよ。

【コネスト的感想】
他の人に気を使わなくて良いという点で一番快適なのはなんと言ってもワンルームですね。しかしワンルームの場合、保証金が高額なことや確認事項も多いので、部屋探しの際は韓国人の知り合いに付いてきてもらうのが良いでしょう。実際、韓国語の堪能なMさんも韓国人の知り合いと一緒に不動産屋へ行ったそう。トラブルを防ぐためにも部屋を借りる際には注意が必要なんですね。
アパート
在韓歴1年6ヶ月・主婦Hさんのお部屋の場合
昨年、駐在員の旦那さんと一緒に渡韓してきたHさん。韓国の住宅事情も良くわからないまま旦那さんの会社が用意してくれたアパートに住み始めました。韓国生活にもようやく慣れ、韓国の住宅事情がわかってきた現在は「自分の好きな所に引っ越したいな~」と思うこともあるのだとか。

お部屋データ
居住歴 : 1年6ヶ月
部屋タイプ : 3LDK (4人家族)
家賃 : チョンセ(保証金)3億ウォン+毎月の管理費30万ウォン
光熱費 : 電気代:約2万ウォン/ガス代:約3万ウォン(冬場は約10万ウォン)/インターネット代:3万ウォン
部屋のある階 : 7階(13階建て)
広さ : リビング 約15畳/部屋1 約8畳/部屋2 約8畳/部屋3 約6畳/キッチン 約6畳
最寄り駅まで : 徒歩10分
Q:現在のお住まいは旦那さんの会社で用意してくれたとのことですが、ご自身での選択権というのはあったんですか?
Hさん:夫の会社が色々と手続きをしてくれたので詳しいことはよくわかりませんが、会社でいくつかの候補を用意してくれました。私も夫も初めての韓国だった為、どんな部屋が良いのかという判断基準がわからなかったというのが実際のところです。

Q:こちらのアパートは日本のマンションとは違って広々とした感じがしますね。
Hさん:日本みたいに部屋の中に廊下がないからですかね。日本では各部屋がしっかり仕切られているという印象ですが、韓国は一つの部屋を中心としてその周りに他の部屋があるので全ての部屋が繋がっている感じがしますよね。実際、廊下がない分だけ部屋を広く取れているんでしょうけど。

Q:ベランダも日本のように外にあるわけではないんですね。
Hさん:韓国の冬は寒さが厳しいのでこのように窓を二重にして、冷たい空気が室内に入って来ないようにしているようですね。ベランダ部分も部屋の部分も床に同じ素材が使われていたりと、このベランダの造りも部屋全体が広く見える理由の一つだと思います。
Q:現在のお部屋で気に入っている点は何ですか?
Hさん:現在の部屋というよりも韓国の家全てに当てはまると思うんですけど、トイレとシャワーが一緒になっている点ですね。最初は不便だと思っていたんですが、よく考えてみたらトイレが汚れてもすぐにシャワーで洗い流せるじゃないですか。これって掃除が楽だし、いつでもトイレを清潔に保てるし、一石二鳥だと思いません?もしかしたら主婦的な発想なのかもしれませんが。
あと、3LDKくらいの規模でもメインのトイレの他に寝室にもトイレが付いているので、誰かがシャワーをしていてもこちらのトイレを使うことが出来て便利です。
Q:現在のお部屋で不満に思う点は何ですか?
Hさん:これも韓国の家ほとんどに当てはまることだと思うんですけど、玄関を開けるとすぐにリビングや他の部屋が見えてしまうということですね。一目に全体が見えちゃうと、お客さんが来た時に恥ずかしいというか、掃除に手が抜けないというか…。
Hさんからの一言
私が住んでいるアパートは1階の入り口に管理人がいて、住民以外の見慣れない人が中に入ろうとした時には必ず一言掛けているようなので、安全面でも安心できます。日本とは勝手が違うために最初は住みづらいと思っていたこのアパートも、韓国の文化などを知っていくうちに「なるほど、だからこういう造りになってるのか」と発見することもあって面白いですね。

【コネスト的感想】
日本で言うマンションに該当する韓国のアパート。とは言っても習慣や気候が違う日本と韓国では内部の造りも微妙に違うんですね!アパートはどちらかと言うとファミリー向けなので、家族滞在の駐在員以外の方々には住む機会というのはなかなかなさそうです。しかも、アパートは韓国では人気が高い為、価格がどんどん上がり、一般人には手の届かない存在に!?韓国でアパートを借りるなら今のうちですよ!
オクタッパン(屋塔房)
在韓歴2年6ヶ月・会社員Tさんのお部屋の場合
韓国での留学生活を終え、そのまま韓国企業へ就職したTさん。現在のお部屋は韓国人のお友達とのルームシェアで、家賃節約のために留学生時代からこちらに住んでいるそうです。最初はオクタッパンという響きが格好良いな~と思っていたそうですが、Tさん曰く「格好良いだけでは生きていけない」ということがわかったとのこと。

お部屋データ
居住歴 : 1年8ヶ月
部屋タイプ : 2K
保証金 : 200万ウォン(友人とルームシェアの為、100万ウォンのみ支払い)
月の家賃 : 25万ウォン(友人とルームシェアの為、10万ウォンのみ支払い)
月の光熱費・インターネット代 : 合わせて5万ウォン(友人に毎月渡している)
部屋のある階 : 3階(3階建て)
広さ : 自分の部屋 約5畳/お友達の部屋 約8畳/キッチン 約6畳
備え付け設備 : 洗濯機/冷蔵庫/本棚/机/テレビ(前に住んでいた友人が置いていってくれたもの)
最寄り駅まで : 自転車10分
Q:現在のお住まいはどうやって見つけたんですか?
Tさん:実はここ、現在ルームシェアをしている友人ではなく、別の友人が住んでいた部屋なんです。その友人が引っ越すというので、僕とルームメイトの友人が後を引き継ぐ形で住み始めました。

Q:現在のお部屋に決めたポイントは何ですか?
Tさん:とにかく値段が安いことです。留学生だった当時、周りが下宿などで30~50万ウォンくらいを払っている中で自分は半分以下でしたからね。家賃と光熱費合わせて15万ウォンというのはかなり魅力的でした。

Q:お友達とルームシェアとはいえ、光熱費込みで1ヶ月15万ウォンとは破格のお値段ですね!でもさすがに家具や電化製品は自分で用意しなければならないんですよね?
Tさん:はい、オフィステルのようなタイプだとオプションで付いている場合が多いんですけど、僕の部屋はそんな洒落たものではないので(笑)。でも、前にこの部屋に住んでいた友人が洗濯機や冷蔵庫、本棚、机など色々と置いていってくれたのでそのまま使わせてもらってます。
Q:現在のお部屋で気に入っている点は何ですか?
Tさん:窓が半月みたいな形をしているのが珍しくて好きです。格子柄の床も変わっていて良いですね。昔この部屋をお店に使っていたのか、その辺は良くわからないですけど最初からこの柄だったんですよ。ちょっとオシャレでしょ!?あと、近所の町並みが古くて汚いけど独特の情趣があって好きなんです。
Q:現在のお部屋で不満に思う点は何ですか?
Tさん:もともと古い建物なので仕方ないんですけど、雨がたくさん降ると屋上に上がる穴から雨漏りするんですよ。台風のおかげでひどい目に遭ったことあります。トイレの天井も雨漏りのせいで腐りかけてて、何だかお化け屋敷みたいでしょう(笑)。
Tさんからの一言
韓国の人気ドラマの影響でオクタッパンに憧れる韓国人も多いんです。そんな僕もドラマを観て憧れていたタイプですが…。でも実際に住んでみると夏は暑くて冬は寒い。決して良い環境とは言えません。しかし「住めば都」とは誰が言ったのでしょうか?なんだかんだ言いながらもこの部屋は僕が一番落ち着ける空間なんです。

【コネスト的感想】
オクタッパンとは一体どんな部屋なのかと思っていましたが、Tさんのお部屋はちょっと古めかしいながらもそこがまたオシャレ!と思ってしまうようなお部屋でしたね。しかし見た目と実際住むのとは違うようで、雨漏りなど悩みが絶えないご様子。それでもより韓国らしい生活をしたいと夢見る方は一度オクタッパンに住んでみてはいかが!?
在韓日本人のお宅訪問、いかがでしたか?今回ご紹介した6人のお部屋の中でお気に召したものはございましたか?来韓の目的によってもどんなタイプの部屋に住むかが違ってくるものですが、アナタだけの安らぎの場所を見つけてくださいね~!
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掲載日:07.12.03   最終更新日:22.04.29
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