韓国では最近、週末になると多くの人が野球場に足を運びます。
一試合あたり平均2万人以上の観客が球場に集まり、野球人気とともにその数は年々増えています。
試合2時間前でも、すでに多くの人が詰めかけチケットを買うために列を作ります。チケットは、インターネットで事前に購入することもできます。
各チームの応援合戦はそれぞれ特徴があり、使用するアイテムも歌やグッズなど様々です。
野球場の周りには、多彩な食べ物・飲み物が売られています。2,000ウォンから5,000ウォン台で、
お酒、ミネラルウォーター、干物、キムパッ(海苔巻き)などが揃います。
野球場の周りには各チームのショップもあり、選手のユニフォームやグッズを手に入れることができます。
ユニフォームを買うと好きな番号や選手名を入れることができ、追加料金を払えば自分の名前が入った
オリジナルユニフォームを作ることもできます。
球場内でも、選手のユニフォームを購入することができます。
試合は野外で行なわれるため、開始1時間前になると陽射しを避け日陰の席を確保しようとする人も目立ちます。
いよいよ試合開始。観客席が人で埋め尽くされていきます。
応援に欠かせない生ビール。野球場にはソジュ(焼酎)やビールを片手に、観戦する人も目につきます。
野球場で人気なのは、チキンとビール、ピザ、パッピンス(カキ氷)、ハンバーガーなど。仁川文鶴(インチョンムナッ)野球場には、
サムギョプサル(豚の三枚肉)を焼いて食べながら観戦できるおもしろいゾーンもあります。
球場内でも、ビールを買うことができます。ビールだけではなくホットドッグ、コーヒーなどいろいろあり、
ビールの売り子を「ビール男」「ビール女」などと呼んでいます。
試合が徐々に盛り上がるにつれて、スタンドもヒートアップします。
一方、観客席以外の場所を見つけ、飲み食いしながら応援する人も。
野球人気が高まるにつれて、家族連れの野球観戦も目立つようになりました。
釜山(プサン)に本拠地を置くロッテジャイアンツの応援は、韓国野球の中でも最も特色があり、ファン数も一番多いと言われています。
老若男女問わずビニール袋を頭にかぶり応援するのが特徴です。
8回からビニール袋が配られます。本来は野球が終わった後、身のまわりのゴミを入れるよう配られるのですが、
ロッテファンはこの袋を試合が終わるまで応援グッズとして使います。袋に空気を入れて結び、ひもを耳にかければ応援グッズに変身です。
各チームごとに応援団長やチアリーダーが応援の指揮をとり、様々な応援歌で盛り上げます。
熱気に包まれた中、みんながひとつになって応援する姿を見るのも野球観戦の醍醐味です。
野球場の華と呼ばれるチアリーダー。各チームごとに熱い人気を受け、ファンも大勢います。
野球の平均試合時間は約3時間15分。一瞬も目が離せないほど熱いプレイが繰り広げられます。
時には、興奮して熱くなり過ぎるファンの姿も。
試合も終盤を迎えると、応援の熱気も最高潮を迎えます。
10月末まで続く野球シーズン。多くの人が球場に足を運び、熱狂的に応援する人、家族や恋人と遊びに来る人など、
それぞれ楽しいひと時を過ごします。ますます高まる韓国の野球人気は、当分冷めることはないでしょう。
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歓喜の3時間―熱い韓国野球―
年々高まる野球人気。人々は楽しみを求めて球場に足を運ぶ


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