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京畿道議政府市龍峴洞418番地。20代前半の若者約1500名が毎週火曜日ここに集まる。 |
ここは306補充隊と呼ばれ、若者たちに軍服と軍靴を支給し、 4週間の訓練を受けるまでの待機所である。 |
訓練所周辺の露店には、時計、ローション、靴の中敷き、テレフォンカード、 ライト付ボールペンなどが並ぶ。 |
靴の中敷きは慣れない軍靴でできる水ぶくれを少しでも防ぐため。ライト付ボールペンは夜、寝袋の中で家族宛に手紙を書くときに役に立つ。ずらりと並ぶ時計は3日で壊れてしまうという代物。 |
入隊する多くの若者たちは、この門を通過した瞬間に先の見えない不安に襲われ、 果たして2年後に無事除隊できるか、という思いにとらわれるという。 |
入隊集合時間にあわせて練兵場に人々が集まり始める。 |
しばらくの間、会えなくなる友人たちと記念写真を撮る者も多い。 |
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