「新林洞(シンリムドン)スンデタウン」は 地下鉄2号線と新林(シンリム)線が乗り入れる、新林駅からすぐのところにあります。通りや市場ではなく、「 ヤンジ民俗スンデタウン」と「元祖民俗スンデタウン」という隣り合った2つのビルの総称です。各ビルに大小約80店が入店しています。
「新林洞スンデタウン」の由来は、1970年代に新林洞の一角に スンデのお店が集まり出し、その後1992年にスンデ専門のビルが誕生したのが始まり。夕食時にはたくさんの地元韓国人で混雑する名物スポットです。
「ヤンジ民俗スンデタウン」
テーブルには鉄板が
備え付けられている
「元祖民俗スンデタウン」
スンデって何?
トッポッキと並ぶ韓国の庶民の食べ物、スンデ。豚の腸に餅米や春雨などを詰めて蒸した料理で、「韓国式ソーセージ」とも言われています。地方ごとの特色もあります。
「新林洞スンデタウン」で主に注文できるのは2種類。ぶつ切りのスンデやホルモンを野菜や 餅(トッ)、春雨などと一緒に鉄板で炒めた「白(ペク)スンデ」と、甘辛い味噌ダレで和えた「ポックムスンデ」。エゴマの葉に包んで食べます。
スンデをエゴマの葉に包んで
シメに焼き飯(ポックンパッ)を注文しても
庶民的な雰囲気が魅力
10時頃から深夜まで営業するお店がほとんどで、価格は2人前で18,000ウォンほど。お店によっては1人前の注文ができない場合もあるのでご注意を。
ビルに足を踏み入れると、間髪を入れずに呼び込み商戦が。メニューと価格はどこもほぼ同じなので、お店選びはドリンクのサービスや雰囲気で決めてしまうのも手です。
ヤンジ民俗スンデタウン
「ヤンジ民俗スンデタウン」ビルの2~4階には、小さなお店がそれぞれ12~13店舗ずつ並んでいます。各フロアにはエレベーター、トイレ、喫煙室などがあります。
元祖民俗スンデタウン
「元祖民俗スンデタウン」の1階には、ピンクの看板が目印の「 トスニ元祖スンデ」。2~3階には「ヤンジ民俗スンデタウン」と同様、たくさんのお店が入店しています。規模は「ヤンジ民俗スンデタウン」とほぼ同じです。
エレベーターは混み合うので階段がおすすめ
昔ながらの雰囲気そのまま
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