旅行に欠かせないモノといえばカメラ。カメラ片手に撮影スポットを巡ってみたいと思う、カメラ女子・カメラ男子も多いのではないでしょうか?そんな人にオススメしたいカメラスポットを、のんびり街歩きもできるエリアから、絶景が撮れる場所までご紹介。コネスト専属のカメラマンの撮影アドバイスも参考にしてステキな一枚を撮ってみませんか?
ぶらり街歩きもできる、人気の撮影スポット
韓国の伝統文化と庶民的な一面をパチリ「西村」
「
景福宮(キョンボックン) 」の西側に位置する
西村(ソチョン) は伝統家屋である韓屋(ハノッ)が多く現存しているエリア。
主な撮影スポットは細い路地に韓屋がずらりと並ぶ西村の東側と、韓屋を改装したおしゃれなカフェ・雑貨店が多い西村の西側、そして庶民の台所「
通仁(トンイン)市場 」です。
60年以上の歴史を持つ「
デオ書店 」はドラマ「
サメ~愛の黙示録~ 」や
IU のアルバム「
花のしおり 」のジャケット撮影が行なわれた場所として知られており、現在はカフェとして営業しています。
店内は無数の古本や木製の家具などがディスプレイされており懐かしい雰囲気がたっぷりです。週末は込み合うことが多いので、平日の昼頃の訪問がオススメです。
レトロなディスプレイが並びシャッターを切る手が止まらない(
地図番号:青5 )
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カメラマン・望遠洞遊牧民からのワンポイントアドバイス!
Q. 路地裏の韓屋をかっこよく撮るためのポイントは?
A. 韓屋がずらりと並ぶ路地裏では、中心を1点定め、屋根の先と道路の端にあるブロックが放射状に広がるように撮るのがポイント(写真4)。奥行きが出て立体感のある写真が撮れます。あとは…息をとめて中心がブレないようにシャッターを切ること!(笑)
Q. 明るさをうまく調整できないときは?
A. カメラのピントを暗い部分に合わせると明るい部分は真っ白(白とび)に、逆に明るい部分に合わせると暗い部分は真っ黒(黒つぶれ)になってうまく写らない…。そんな時には「HDR撮影」機能を使用してみましょう。カメラが自動で光りの差を調整してくれ、肉眼で見たときと同じような写真を撮ることができます。この機能は一眼レフだけでなく、デジカメやスマートフォンにも付いているので、光りの調整がうまくいかないときにぜひ使ってみてくださいね。
山の上のおしゃれエリアで雰囲気ある一枚を撮る「付岩洞」
西村からバスまたはタクシーに乗って約10分、小高い丘の上にある
付岩洞(プアムドン) は、高級住宅地であり、おしゃれなカフェやレストランが点在してるエリア。
降車するバス停「付岩洞住民センター(プアムドンジュミンセント、Buam-dong Community Service Center)」のそばには見晴らしの良い「
清雲公園 」や、韓国の詩人・尹東柱(ユン・ドンジュ)の人生と詩の世界に思いを馳せられる「
尹東柱文学館 」があります。
文学館には排水タンクを使用した展示室や中庭があり、雰囲気のある写真を撮影できるでしょう。また、ドラマ「
コーヒープリンス1号店 」や「
華麗なる遺産 」などドラマ・映画のロケ地もいっぱい。
目の前にそびえる「
北岳山(プガッサン) 」を眺めながらゆったりと散策と撮影を楽しむことができます。
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カメラマン・三年目の末っ子からのワンポイントアドバイス!
Q. 建物をバランス良く撮るコツは?
A. カメラの黄金比率を意識して撮ることです!レンズを覗いて見える画面を縦横三分割にしたそれぞれの交点に、ドアや窓などのポイントになるものを置いて撮るとバランスのいい写真になりますよ(写真7)。
Q. 壁画をかっこよく撮るにはどうしたらいい?
A. 遠くから全景が写るように撮っても綺麗ですが、僕の場合は壁画に寄って撮ります。そうするとインパクトのある写真が撮れるんですよ(写真5)。
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カメラマン・イ先生からのワンポイントアドバイス!
Q. 風景をロマンチックにとるポイントは?
A. 逆光は写真撮影の天敵と思っていませんか?実は、逆光を使う(太陽に向かって撮る)とふんわりとしたオシャレな雰囲気の写真が撮れるんですよ(写真6、8)。また、人物を逆光で撮影すると肌が白く写り、柔らかいイメージに仕上がります。
Q. 写真を綺麗に撮れる時間帯ってあるの?
A. 写真は「日の出30分後」、「日の入り30分前」に一番綺麗に撮れると言われています。あらかじめ日の出・日の入りの時刻を調べておけば、感動的な一枚が撮れるかも!?(写真6は日の入り30分前)
観光スポットの絶景写真を撮りに行こう!
コネストサイト内には数々の絶景写真があります。記事に出てくる写真はカメラマンが自らの足で探したベストスポットからの一枚です。この写真、どこから撮ったか気になりませんか?
DDP(東大門デザインプラザ)
夜景も綺麗!全景を撮りたいならココに登れ!
夏は生い茂った緑、秋は紅葉と四季の風景とともに古宮を撮りたいときには、「
徳寿宮(トクスグン) 」がおすすめ。こちらはソウル市庁西小門(ソソムン)庁舎13階の「
貞洞(チョンドン)展望台 」から撮影しました。展望台に併設されているカフェ周辺が撮影スポットですよ。
漢江
漢江+63ビルディング+船を撮りたいならココ!
ゆっくりと流れる漢江と右側に見える「
63ビルディング 」、行き交う
遊覧船 。この写真は「
麻浦大橋(マポテギョ) 」の汝矣(ヨイ)ナル駅側から撮ったものです。天気のいい夕方には、夕日を浴びた「63ビルディング」が金色に輝き、一層綺麗な写真が撮れるでしょう。
Nソウルタワー
Nソウルタワーがかっこよく撮れるスポットは?
ソウルの中心にある「
南山(ナムサン) 」とその頂上にそびえる「
Nソウルタワー 」、それを眺める人々の姿が調和したアーティスティックな一枚。この写真は「
国立中央博物館 」の西館と東館の間にある広場から撮ったもの。広場後方に階段があり、そこに登っている人々が影のように写っています。