歴史薫る石垣に沿って続く散策路
ソウル市内中心部、 市庁(シチョン)エリアにある古宮「 徳寿宮(トクスグン)」。その正門である「大漢門(テハンムン)」の左側から、約800mに渡って伸びている道が「徳寿宮トルダムキル(石垣道)」です。
正式名称は「貞洞キル(チョンドン通り)」ですが、徳寿宮の石垣(トルダム)に沿って続いている道(キル)ということで、韓国では「トルダムキル」という名前でおなじみの散策路です。
長い歴史が刻まれた石垣と、四季折々の姿を見せる街路樹が織り成す風景は、とても静かで美しく、雰囲気は満点。
トルダムキルの周辺には劇場や美術館などの文化スポットもあり、カップルのデートコースとしてはもちろん、家族連れや昼食後の会社員たちのお散歩コースとしても人気です。
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トルダムキルの、いま・むかし
「徳寿宮トルダムキル(石垣道)」がある地域は、4大門( 興仁之門、 敦義門、 崇礼門、 粛靖門の内側にあるため、朝鮮時代は王室の人々や両班(ヤンバン、支配階級)たちが多く居住する場所でした。
一方、開港期の19世紀末には外国の公館が建ち並び、宣教師たちが所属する教会もこの地に建てられるなど、韓国と西洋の文化が混在する場所でもありました。
そして時は流れて現代。
周辺は高層ビルがいくつも建ち、まさしくソウルの中心部となりましたが、トルダムキル沿いには長い歴史を感じさせる文化財がいくつか残存しています。
歴史文化を楽しみながら散策してみましょう。
韓国伝統ムードたっぷりのロケ地
・日韓合作の恋愛映画「初雪の恋 ヴァージン・スノー」
・ドラマ「 トッケビ」
・ドラマ「 輝く星のターミナル」
・ドラマ「財閥家の末息子」
など
人気ドラマをはじめ、のロケ地としても有名です。観光ついでに、名シーンの思い出に浸ってはいかがでしょうか。
カップル必読!?トルダムキルにまつわるウワサ
そんな素敵な散歩道であるトルダムキルには、ちょっぴり怖い噂があります。それは、「恋人同士がトルダムキルを歩くと、2人は必ず別れてしまう」というもの。
その由来は様々ですが、トルダムキルの中ほど、現在 ソウル市立美術館がある場所に、以前、離婚調停などを行う家庭裁判所があったことから生まれた噂のようです。
あくまで噂に過ぎませんが、カップルやご夫婦は、ご注意を?!
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トルダムキル周辺スポット
徳寿宮
韓国の5大王宮の一つ「徳寿宮」。
高層ビルがそびえ立つビジネス街にあり、一種のオアシス的な空間。元々は朝鮮時代の王族が住んでいた邸宅でしたが、朝鮮時代中期に臨時に王の居所がここに移されて、宮殿としての性格を持つようになりました。建物のほとんどは伝統的な韓国の様式ではなく、西洋の建築が多いです。
正門である「大漢門(テハンムン)」の前で王宮を守る兵士たちの 勤務交代式も再現されています。
- 徳寿宮
- ソウル市庁前にある有名な古宮「トクスグン」
- ソウル > 市庁・光化門
- 王宮守門将交代儀式
- 徳寿宮と景福宮で開催中!迫力の伝統文化再現行事
- ソウル > 市庁・光化門
貞洞(チョンドン)展望台
「ソウル市庁 西小門(ソソムン)庁舎」の1棟庁舎13階に、一般市民も利用可能な「 貞洞(チョンドン)展望台」があります。
大きな窓からは眼下に「徳寿宮」「徳寿宮トルダムキル(石垣道)」などを見下ろすことができます。
またテーブルと椅子が設置されたカフェもあり、コーヒー片手に休憩できます。1階で身分証明書を提示し、入庁証を受け取れば誰でも利用可能です。
- 貞洞展望台
- 徳寿宮などを見下ろせる都心部の無料展望台
- ソウル > 市庁・光化門
ソウル市立美術館 西小門(ソソムン)本館
4,000坪という広大な敷地に、樹木や石造りの歩道もあり、散歩がてらに立ち寄るのにぴったり。
白いレンガ造りの洋館のような美術館の中に入ると、真っ白い壁にすっきりと高い天井で、建物自体が展示物のようです。
地下2階から地上3階で構成。6つの展示室、芸術体験空間、映像情報室、講義室、カフェ、ミュージアムショップなど施設が充実してます。企画展を除き、常設展は無料で鑑賞できるのも魅力です。
貞洞第一教会
1885年に設立された韓国最初の西洋式メソジスト教会です。「史跡 第256号」に指定されています。
国内に唯一残る19世紀の教会建物で、韓国初のパイプオルガンが置かれたことでも有名です。
ゴシック様式の美しい赤レンガ造りが特徴で、当時ここで多くの討論会や音楽会が開かれました。
朝鮮戦争で建物やパイプオルガンが破壊されてしまいますが、1953年に復元工事が行われ、今に至ります。
- 貞洞第一教会
- 市庁エリア、徳寿宮近くにある韓国初メソジスト教会
- ソウル > 市庁・光化門
貞洞劇場
韓国伝統芸能の公演を中心に行う劇場です。
伝統芸能と言っても、知識のない現代人や外国人にも見やすいように工夫された演出で知られ、韓国の伝統音楽や舞踊をたっぷり満喫できるステージです。
伝統公演「美笑(MISO)」、創作ファンタジー「蓮、もう一度咲く花」などが上演され、韓国内外に多くのファンがいます。
- 国立貞洞劇場
- 地下鉄市庁(シチョン)駅から徒歩10分。徳寿宮近くの韓国伝統芸能専用劇場
- ソウル > 市庁・光化門
重明殿(チュンミョンジョン)
「徳寿宮のトルダムキル(石垣道)」を進み、「 貞洞劇場」の奥に佇む歴史的建築物。
建物は、皇室の図書と宝物を保管する目的の皇室図書館として1897年に計画され、2年後の1899年に完成しました。
建築士として招聘されたアメリカ人J.H.Dyeによる設計で、西洋式の建物が目を引きます。1901年に火事で全焼し、2階建ての建物に再建されました。2009年に復元工事が終了して、内部を展示館に改装。展示館として一般開放されています。
- 徳寿宮 重明殿
- 徳寿宮・貞洞劇場近くにある西洋式建物の展示館
- ソウル > 市庁・光化門
Liege Waffle
地下鉄1号線市庁駅すぐの来店客の絶えない人気ワッフル店。ワッフルは高品質の小麦粉に高級バターやベルギー産のパールシュガーを加えた生地を24時間発酵させて作っており、サクサクの食感で香ばしさが広がります。
人気メニューの「ブルーベリークリームチーズワッフル」は、ワッフルの格子ひとつひとつに、手作りのブルーベリーコンポートとクリームチーズがのっていて、酸味と甘さが絶妙にマッチ。テイクアウトのみなので、ワッフル片手に「徳寿宮トルダムキル(石垣道)」を散歩するのもよいでしょう。
南道(ナムド)食堂
スタミナ料理の ドジョウ汁専門店です。
ドジョウ汁は地方によって作り方が異なりますが、ここ「 南道食堂」は 慶尚道(キョンサンド)式。すりつぶしたどじょうをベースに、ウゴジ(大根葉など)をはじめとした野菜を煮込んだ味噌味のスープです。
貞洞劇場横の路地にあり、通り過ぎてしまいそうな小さな入口。伝統家屋の 韓屋(ハノッ)のような佇まいで、店内は座敷席のみ。老舗店の雰囲気が漂います。
roundnd
「貞洞劇場」から、すぐのところにあるベーカリーカフェ。毎日焼いているパンと珈琲が美味しく味わえます。
1階と地下1階に広がる空間で、店内の雰囲気が良いだけでなく、カフェメニューの味も良し。ところどころにフォトスポットがあり、写真をSNSにアップする客で賑わっています。
パンやケーキ、サンドイッチなど、種類豊富。また、朝早くから、夜遅くまで営業しているので、朝食や夜食にも、おすすめです。
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