釜山に行ったら絶対食べたいおすすめご当地グルメ12選

「テジクッパ」は豚肉の各部位を煮込んだスープにご飯を入れたもの。

肉の旨味がじっくりとしみ込んだシンプルなスープに、タデギと言われる辛い薬味をお好みで加えていただきます。

釜山市内各地に専門店があり、味くらべをするのも楽しいでしょう。繁華街・西面(ソミョン)の「テジクッパ通り」が特に人気です。

ナッチ(テナガダコ)、コプチャン(ホルモン)、セウ(小エビ)が入った、ピリ辛の鍋料理のこと。具材の頭文字をとって「ナッコプセ」と呼ばれています。

韓国焼酎のお供にも、ビビンバのようにご飯と混ぜても、おいしくいただけます。

韓国のグルメ番組をはじめ、日本のドラマでも紹介されたことから、近年人気急上昇のメニューです。

「ミルミョン」は、「小麦粉(ミルカル)」で作られた「麺(ミョン)」を牛肉や豚肉でダシをとった冷たいスープでいただく麺料理です。

麺の上には、にんにくや唐辛子をベースとした薬味がのっているので、少しずつ溶かしながらいただきます。

麺はつるりとのど越しがよく、さっぱりと食べられるので夏場に人気です。

韓国でも刺身を食べる風習があり、ヒラメ(韓国語でクァンオ)、クロソイ(韓国語でウロッ)などの白身魚が一般的です。

チャガルチ市場などで魚一匹を買ってさばいてもらう場合、魚のアラは海鮮鍋に。広安里(クァンアンリ)の刺身センターも同じしくみです。

韓国ではチョジャンと呼ばれる酢入りの唐辛子味噌につけて、サンチュなどの葉野菜で包んで食べます。日本と似ているようで違う韓国の刺身を味わってみてください。

ヌタウナギは、 韓国ではよく食べられ「コムジャンオ」と発音。ピリ辛のコチュジャンをベースにしたタレで、鉄板の上で焼いて食べるのが一般的です。

食事というより、韓国焼酎のつまみとして好まれています。クセがあるので、好き嫌いはわかれるところ。

韓国の東海岸は、ズワイガニ(韓国語でテゲ)漁でも有名です。

釜山の北部に位置する機張(キジャン)エリアは蟹で有名。鉄道の機張駅前に広がる「機張市場」にはカニ専門店が軒を連ね、ズワイガニ、タラバガニ、ロブスターの蒸し料理が美味しいと人気です。

釜山はホルモン焼きが有名です。中でも牛ホルモンのミノ(韓国語でヤン)とヒモ(韓国語でコプチャン)が人気。

プリっとした歯ごたえと香りのよいホルモンは味わい抜群。韓国焼酎にもよくあいます。

チャガルチ市場に近い「ホルモン横丁」は観光客にも行きやすく、人気です。

「チョッパル」は、豚の足を香辛料入りの特製スープで煮つめた料理で、コラーゲンなどのたんぱく質やゼラチン成分が豊富で女性にも人気のメニューです。

釜山の「チョッパル」は「ネンチェ(冷菜)チョッパル」と言われ、キュウリやクラゲと一緒にからし酢で味付けしたもの。

さっぱりとした味わいは、釜山以外の地域ではなかなかお目にかかれません。釜山を訪れたら、試してみたいメニューのひとつです。

「プルコギ」は醤油ベースのタレにつけた薄い牛肉を野菜などで炒め煮にした日本でお馴染みの韓国料理です。

ただし、 「彦陽プルコギ」は鍋ではなく、網で炭火焼にするのが特徴。さっと火を通した肉の香ばしさはたまりません。

正確には釜山発祥ではなく、お隣、蔚山(ウルサン)の名物料理。ですが、釜山にはBTSも訪れたというお店をはじめ、広安里プルコギ通りには有名店がたくさんあります。

「パジョン」とは、ネギのチヂミのこと。たっぷりのネギとモチモチの生地が特徴です。アサリやエビなどの魚介類もぎっしり。

大型施設やホテルも多い東莱(トンネ)温泉のエリアが特に有名で、「パジョン」とマッコリを楽しめるお店があります。

韓国の屋台おやつの代表格「ホットク」。どこで食べても同じでは？と思われがちですが、地域特性がある食べ物のひとつ。

釜山の場合は、レーズン、ひまわりの種、ナッツなどが、どっさり入った「シアホットク」が有名です。

南浦洞(ナンポドン)の「BIFF広場」をはじめ、釜山の屋台で味わえます。

韓国では魚のすり身の練り物をおでん、もしくは「オムッ(어묵)」と呼んでいます。新鮮な海の幸が味わえる釜山のオムッは美味しいと特に評判。

昔ながらの雰囲気が漂う 「国際市場」をはじめ、釜山の屋台なら、どこででも味わうことができます。

釜山駅には、釜山おでん専門のおみやげ店もあります。