「草梁テジカルビ通り」とは?
安くて美味しい豚カルビの焼肉店が集まっている釜山のグルメ通り
テジカルビ(豚カルビ)専門店が集まっている場所で、通り名は、地名・草梁洞(チョリャンドン)から名づけられました。
釜山地下鉄1号線の
釜山(プサン)駅と、その隣の草梁駅の中間に位置。
韓国高速鉄道KTXが発着する「
釜山駅」近くにあって、観光客もアクセスしやすい焼肉店街です。
1950年頃から一帯にはお店が増え始め、釜山港で働く労働者が、仕事を終えて自宅に帰る途中に軽く一杯するのに良い立地にあり、韓国の高度経済成長にあわせて港湾施設で働く人も増加。1980~90年代の全盛期の時は通りに20店舗もあり、連夜、活気があったと伝えられています。
その後、港湾施設は自動化・機械化を推進し、労働者が減ると、「草梁テジカルビ通り」も観光客向けのお店へと変化しましたが「草梁テジカルビ」という名は一種のブランド名として全国的に知られています。
美味しさの秘密は?
一般の豚カルビと一線を画すのは、包丁ではなく手作業でさばくこと。そして特製ダレで味付けしたお肉を素焼きにした後、さらにタレにつけて照り焼きすることにあります。テジカルビの価格はどの店も1人前が1万ウォン程度と至ってリーズナブル。

炭火で焼くから一層香ばしくなる肉

焼きあがったお肉はサンチュなどの葉野菜に巻いて味わいましょう!
一般的に韓国ひとり旅のおひとりさまでは食べられませんが、
韓国ビールや
韓国焼酎などと一緒に、お肉を3~4人前を注文して飲み食いするのにうってつけ。お肉はすぐに焼けるので、焼きすぎて焦げないように頻繁に裏返ししながら焼き上げます。
銀河カルビ(ウナカルビ)
50年も続くという「草梁テジカルビ通り」を代表する老舗で、店主は通りの歴史を全て知り尽くしています。新型ロースターを取り入れる店が増えた最近も、昔ながらの鉄板の上にアルミホイルを敷いて煮詰めるように焼くため、旨みを閉じこめ守ります。
仕込みの際、ヤンニョムのタレに長時間漬けすぎないのも、肉の水分を逃がさず柔らかさを保つ秘訣とか。テジヤンニョムカルビが一番人気のメニューですが、
モクサルや
サムギョプサルもあり、お代わりの肉に人気です。
清道炭火カルビ(チョンドスップルカルビ)
「銀河カルビ」同様に50年前から営業し、昔を良く知る老舗の焼肉店で、2階は団体客も入れる大型店舗です。テジカルビをはじめ、サムギョプサル、モクサルが人気。
韓牛(ハヌ)の
ロースもあります。
プグァン炭火カルビ(プグァンスップルカルビ)
「銀河カルビ」とともに、50年以上にわたって営業を続ける老舗店。テジカルビ、サムギョプサル、LAカルビ、ロースと焼肉メニューの種類はシンプルかつ味わい深く。
彦陽カルビ(オニャンカルビ)
釜山の北、
蔚山(ウルサン)の炭火カルビで有名な彦陽(オニャン)が店名に掲げられているお店。こぢんまりと小規模ながらお客さんは多め。テジカルビのほか、
済州島(チェジュド)で有名な黒豚のオギョプサルも人気メニューです。
華城カルビ(ファソンカルビ)
鉄板+アルミホイル焼きのテジカルビ有名店。通りの人気店の中ではもっとも地下鉄駅に近くアクセスが便利です。サムギョプサルを鉋(かんな)で削ったような薄切りのテペサムギョプサルも人気です。
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