場所はどこ?
東大門エリアの下町にあるホルモン横丁
独特の噛みごたえとあっさりとした味が特徴の 豚ホルモン(コプチャン)。スタミナ食としてはもちろん、コラーゲンが豊富なことから美容に関心の高い女性の間でも人気の豚肉メニューです。
「黄鶴洞(ファンハットン)ホルモン横丁」は往十里の横丁が誕生する以前、1970年代から 東大門(トンデムン)エリアに定着しているうまいもん通りです。
地下鉄1・6号線が乗り入れる 東廟前(トンミョアッ)駅と地下鉄2・6号線の新堂(シンダン)駅に挟まれている黄鶴洞一帯は、ソウルの中心部でありながら、工具店や古着屋、町工場などが並ぶ下町情緒溢れる地域。
清渓川(チョンゲチョン)にかかる永渡橋(ヨンドギョ)周辺にある「黄鶴洞ホルモン横丁」には10軒前後のホルモン店が並びます。ほとんどの店に厨房がなく、店先の鉄板で調理。昔なじみの常連客が多く足を運び、どのお店も店内には和気あいあいとした空気が漂っています。
何を食べるべき?
主なメニューは2種類。韓国焼酎とも相性良し
包み野菜と一緒にいただいて
黄鶴洞で味わえるホルモンメニューは主に2種類。豚の小腸(コプチャン)と野菜、タンミョン(韓国春雨)を コチュジャンベースのタレで炒めたヤチェコプチャンと、豚の直腸(マッチャン)を野菜とタレもしくは塩で炒めたマッチャンクイ。どの店でもホルモンメニューは1人分11,000~13,000ウォン、2人分から注文可能です。
またホルモンは一般的に 韓国焼酎のつまみとして親しまれており、一緒に注文して楽しむ人も多いです。ホルモンメニューを食べた後はチャーハン(ポックムパッ)でしめるのが王道。
ホルモンと焼酎、チャーハンの3点セットで韓国の飲兵衛コース楽しんでみてはいかがでしょうか。
ホルモンをつまみに一杯!
しめはシンプルなチャーハンで
チョンボッテチッ
1977年創業の老舗ホルモン店。母娘2代で営むこちらの店は30年来の常連客のたまり場です。ホルモンの定番メニュー、豚のマッチャンクイやヤチェコプチャンの他にも コムジャンオ(ヌタウナギ)やオドルピョ(豚の軟骨)など酒のつまみも豊富。
ヨンミネコプチャン
ホルモン横丁のなかでも大きめの店である「ヨンミネコプチャン」。1階座敷(32席)と2階座敷(30席)からなる店内は広々としていてゆっくり食事を楽しむことが出来ます。また、朝6時まで営業しているため団体客が2次会によく利用するとか。夜になるといつも客で賑わう店の1つです。
木浦会館(モッポフェグァン)
1990年代に始まった「木浦会館」はホルモン横丁では新顔の部類に入ります。約36席の広い店内はこざっぱりとした印象。仕込みの際、丹念に洗うことでホルモン特有の匂いを抑えているそう。
代表メニューのマッチャンクイはタレと塩味の2種類から選択可能。塩味は辛くないので辛いのが苦手な人にもオススメです。
元祖(ウォンジョ)ハルモニコプチャン
橋から最も近いところに位置するホルモン専門店。気前のいい夫婦が営むこちらのお店ではヤチェコプチャンやマッチャンクイはもちろんのこと、ニラやニンニク、玉ねぎがたっぷり入ったチャーハンが人気です。
オボギネ
豚と牛のホルモン焼きが食べられるホルモン専門店。韓国のメディアでも放送され、今では韓国のブロガーや遠方からも客が訪れる人気店です。
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