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陶磁器の里で繰り広げられる年に一度のお祭り
韓国有数の「陶磁器の里」として知られている京畿道(キョンギド)利川(イチョン)市。山々に囲まれたのどかな風景の中に大小約300もの窯元が見られる利川では、毎年春に「利川陶磁器祭り」が開催されています。1987年に数十名の陶芸家たちの作品を販売することから始まった祭りは、歳月を重ねるごとに規模も拡大し、陶磁器ファンならずとも、大人から子どもまで楽しめるイベントになりました。そんな「利川陶磁器祭り2012」にコネストスタッフが出かけてきました! |
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ソウルから車で1時間。会場内には便利な施設も ソウルから南東へ車で約1時間の距離にある利川。陶磁器とお米の産地として知られており、ソウルの高速バスターミナルや東ソウル総合バスターミナルからバスが出ています。期間中は、利川市外ターミナル等市内各所をまわるシャトルバス(1,000ウォン)も運行中です。シャトルバスは運行時間が限られており、到着時間が前後する場合もあるため、時刻表をホームページ(韓・英)や各乗り場で事前確認の上、時間に余裕をもって利用しましょう。 |
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今年で26回目を迎える「利川陶磁器祭り」。2012年は4月28日(土)~5月20日(日)の23日間、官庫洞(クァンゴドン)の雪峯(ソルボン)公園をメイン会場に、展示・体験・文化公演など様々なイベントが行なわれています。まずは、チケット売り場で入場券(大人5,000ウォン、7歳以上~18歳3,000ウォン、満6歳以下無料)を購入し、陶磁器の世界へ! |
マスコット「トーヤ」の像 |
シャトルバスも運行中 |
会場マップ
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※右上のレベルで拡大・縮小が可能です。地図上をドラッグすると、移動することができます。 |
入場ゲートの入口付近には、総合案内所・チケット売り場・車椅子やベビーカーの貸し出し施設が設置され、広い会場には、フードコートも併設されています。様々な付帯施設は、外国語表記がないため、言葉の部分では不便さを感じますが、総合案内所でもらえるパンフレットは日・英・中・韓が用意されており、ボディーランゲージを行ないながら施設を周るのも楽しいでしょう。また、入口付近には通訳案内所もありますが、ボランティアが常駐していない場合があるため、日本語可能なスタッフが常駐している公園入口付近にある、観光案内所へ行くことをオススメします。 |
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総合案内所(地図1) |
チケット売り場 |
車椅子やベビーカーの貸し出し施設 |
めくるめく陶磁器の世界へ 2012年の「利川陶磁器祭り」のテーマは「陶磁、分かち合いそして休息」。広~い会場に集まる多数の展示ブースや体験ブースを周りながら、コネストスタッフはこんな方法で楽しんでみました。 |
大人も子どもも楽しめる「利川陶磁器祭り」へ お祭りを楽しんだ後、日帰りでソウルに帰着したコネストスタッフ一行。今回は約半日で会場全体をひととおり見てまわりましたが、陶磁器好きで、ひとつひとつの陶磁器をじっくりと鑑賞したいという人は、1日かけてじっくり見て周るのも良いでしょう。陶磁器ショッピングや制作体験など、陶磁器をより身近に感じることのできる「利川陶磁器祭り」。4月28日~5月20日までの開催期間を逃さずに、ぜひ訪れてみてください。
※記事は2012年のものです。日程およびプログラム内容・料金は、毎年若干変更になる場合があります。 |
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