ソウルに残る朝鮮時代の正宮・ 景福宮(キョンボックン)の北の山手にある付岩洞(プアムドン)は、 北岳山(プガッサン)の自然と、こぢんまりとしたカフェやショップが共存しているエリア。
韓国の旧・大統領府「 青瓦台(チョンワデ)」が近いことから開発制限区域に指定されているため、高層ビルがなく、昔ながらの風景が残る住宅街と豊かな自然が調和した雰囲気も魅力です。
最寄駅からはバスやタクシー移動がオススメ
「付岩洞住民センター・武渓園」バス停
付岩洞散策のスタート地点は、 地下鉄3号線の景福宮駅。ショップや飲食店が多い場所までは、徒歩だと時間がかかるため バスや タクシーの利用をオススメします。
付岩洞へバスで向かうには、景福宮駅の3番出口を出て約100m進んだところにあるバス停「景福宮駅」から乗車します。緑色の市内バス1020番、7212番、7022番に乗り、「付岩洞住民センター・武渓園」で下車しましょう。
交通状況によりますが、所要時間は15分ほどです。
漢陽都城(ソウル城郭)
彰義門(北小門)
「 彰義門(チャンイムン)」は、朝鮮時代の都・漢陽(ハニャン)を囲っていた城郭の8つの門(四大門と四小門)のうちの一つで、「紫霞門(チャハムン)」の名でも知られています。
北大門こと「 粛靖門(スッチョンムン)」と、今は現存しない西大門「 敦義門(トニムン)」の中間にある「北小門」にあたり、一般開放されているので門の下をくぐることができます。
市内の路線バスで「彰義門」停留所を起点に、付岩洞観光や北岳山登山を楽しんでみましょう。
- 彰義門(北小門)
- 朝鮮時代の趣感じるソウル城郭門「北小門」
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尹東柱文学館
韓国の国民的詩人・尹東柱(ユン・ドンジュ、1917~1945年)といえば、日本統治時代の激動の時代に悲劇的な生涯を送り、その詩が今も尚、多くの韓国人の心に響いています。
尹東柱の人生と詩の世界に思いを馳せられる場所が付岩洞にある「 尹東柱文学館(ユンドンジュムナックァン)」です。
空を仰げる吹き抜けの中庭や、監獄をイメージした空間などがあるほか、建物となりの階段をのぼっていくと丘の上には代表作「序詞(ソシ)」が刻まれた石碑があります。
- 尹東柱文学館
- 国民的詩人、尹東柱(ユン・ドンジュ)の展示館
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清雲公園
「景福宮」よりも更に北に進んだ、自然豊かな公園です。「 仁王山(イナンサン)」と「北岳山(プガッサン)」の中間、城郭門の「彰義門(チャンイムン)」近くにあって、軽装でもアクセス可能です。
公園内にはソウル城郭が残り、天気の良い日には、小高い丘の上からは市内中心部の高層ビル群や「 Nソウルタワー」が見えます。
公園の下には「尹東柱(ユン・ドンジュ)文学館」や、韓国の昔ながらの建築様式・韓屋(ハノッ)スタイルの図書館「清雲文学図書館」があり、地元の人たちに良く利用されています。
- 清雲公園
- 美しい景色を一望!自然豊かなソウル・付岩洞の公園
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映画「パラサイト~半地下の家族」ロケ地
紫霞門トンネル 階段
韓国映画「パラサイト 半地下の家族」のワンシーンに使われた階段とトンネルは、ソウルの付岩洞にある「 紫霞門(チャハムン)トンネル」。
車の往来が激しい場所なので訪れる際には気を付けましょう。長い階段とトンネルの入り口での記念撮影などをして映画の世界を存分に楽しんだ後は、すぐ近くにある付岩洞カフェ通りで一息つくのがおすすめのコースです。
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3号線景福宮駅3番出口1020番、7212番、7022番バス乗車、「付岩洞住民センター・武渓園(プアムドンジュミンセント・ムゲウォン)」停留所下車、徒歩4分
韓国料理
紫霞(ジャハ)ソンマンドゥ 付岩洞本店
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3号線景福宮駅3番出口よりタクシーで7分(同出口よりバス乗車の場合、「付岩洞住民センター(プアムドンジュミンセント)」で下車後、徒歩2分)
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鶏熱社(ケヨルサ)
韓国産100%の鶏肉を使用した「 フライドチキン」は、サクサクとした食感が特徴。シンプルながらも、外はカリカリ、中はジューシーで熱々。ビールともよく合います。
チキンだけでなく、砂肝や タッパル、 コルベンイ(つぶ貝)の和え物など、定番のおつまみメニューも充実。付岩洞でチメク(韓国チキンと ビール(メッチュ)の組み合わせ)するならココ!
- 鷄熱社
- プアムドンでチメクするならココ!ソウル市内を見渡してもチキンで屈指の人気店
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展望カフェ
サンモトゥンイ
ギャラリーカフェ「 サンモトゥンイ」。2007年に放送された「ドラマコーヒープリンス1号店」で、ハンソン(イ・ソンギュン)の家として登場しました。
ドラマロケ地としても有名ですが、付岩洞の高台に位置しているので、ソウル市内を一望できる見晴らしの良さも評判です。
店内や庭などいたるところに、俳優たちのサインやドラマで使われた小道具などが展示されています。
- サンモトゥンイ
- ドラマ「コーヒープリンス1号店」のロケ地カフェ
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3号線景福宮駅3番出口よりタクシーで10分(同出口よりバス乗車の場合、「付岩洞住民センター(プアムドンジュミンセント)」で下車後、徒歩10分)
ピンスカフェ
付氷(プビン) 本店
人気の カキ氷カフェ「 付氷(プビン)」の店名は付岩洞の「付」と、ピンスの「氷」の頭文字から名付けられました。
ソースやシロップは全て手作りで、小豆は契約農家から、そして抹茶は静岡から取り寄せて使用する、というこだわりがあります。
また、季節ごとに限定メニューがあり、冬は おしるこやカボチャの お粥も食べられるので一年中さまざまなメニューが味わえます。
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3号線景福宮駅3番出口 タクシー約7分(同出口よりバス乗車の場合、「付岩洞住民センター(プアムドンジュミンセント)」で下車後、徒歩2分)
本格ロースティングカフェ
Club ESPRESSO(クラブ・エスプレッソ)
洒落カフェ「 クラブ・エスプレッソ」のすぐお隣には彰義門があります。
コーヒー豆の独特の味わいや香りを楽しめるよう、専用のコーヒーマシーンを設置、こだわりの一杯を淹れてくれます。店内ではコーヒー豆やロースティング前の生豆、各種コーヒー用品なども販売しています。
付岩洞を散策しながら、本格的なコーヒーを味わってみましょう。
スコーンカフェ
SCOFF 付岩店
人気のベーカリーカフェ「 スコッフ」のスコーンは、柔らかな食感と味わいで人気のメニュー。ラズベリージャムやクロテッドクリームを塗って食べるとおいしさがさらにアップします。
また、ブラウニーも濃厚で、ブラウニーを求めてやってくる人も多いとか。パウンドケーキにシャリシャリの甘いレモンアイシングがかかったレモンケーキも人気です。
韓国のグルメ番組「 水曜美食会」でも紹介され、パン好きの人がひっきりなしに訪れる人気のお店です。
ソウルの都心部にありながら、都会の喧騒をはなれ、自然豊かな閑静な住宅街でまったり、ほっこりできる付岩洞。ヒーリングを求めたり、プチ・トレッキング感覚でソウル旅行を楽しみたい方に、おすすめのエリアです。
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