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韓国留学・学校選びのポイント

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韓国留学をしようと思ったときに、まず最初に悩むのが学校選びではないでしょうか。自分のニーズや予算に合わせて韓国語の実力をアップさせつつ、韓国での生活を最大限にエンジョイするためには、学校選びが非常に重要になってくるでしょう。ここでは、多くの留学経験者が実際に大学を決める参考としたポイントについて整理します。
「大学付属の語学学校」vs「語学専門学校」
学校の種類は運営母体とカリキュラムの違いから、「大学付属の語学学校」と「語学専門学校」に分けられます。どれぐらいの費用と時間を掛けられるか、どういった学習スタイルで学びたいかで選択するとよいでしょう。
大学付属の語学学校
その名のとおり、大学が運営する語学学校で、運営する大学は比較的規模が大きく名の知られたところが多いです。ほとんどの学校は、1年を4学期(1学期間は10週間程度)にわけ、6学期(6レベル)で卒業というスケジュールを組んでいます。レベルごとの進度や学費などはどこも似た体系を取っています。3週間程度の短期課程を設けている学校もありますが、夏休みなどを中心に行われ、常に実施があるわけではありません。
【体験談】Aさん・30代女性
久しぶりに学生気分に戻って大学のキャンパスで勉強をしたかったので大学付属の語学学校を選びました。やるなら徹底的にマスターしたいと思ったので、卒業という目標設定が出来るという点も大きかったです。

大学付属の語学学校のリストを見る
語学専門学校
韓国人向けの語学学校の一部で韓国語を教えていたり、外国人向けの韓国語専門学校だったりと、体系は様々です。多くの学校が1ヶ月単位でカリキュラムを組んでいます。授業時間や通学日などの選択肢の幅も広く、昼間や夜間のコース、個人レッスンなど、多様なカリキュラムがあるのでフレキシブルに予定を組むことができます。ただし、様々な条件を加味するほど、授業料は高めになる傾向があります。
【体験談】Bさん・20代男性
ワーホリで来てまずバイト先を見つけたんですが、大学付属の語学学校で正規コースに通うのは時間的に難しかったので語学専門学校に通いました。期間や日数、レッスン形態などをフレキシブルに選べるのがポイントでした。

語学専門学校のリストを見る
学校の所在エリア
学校への登校は毎日のことなので、ほとんどの留学生が徒歩で学校に通える範囲に居住することになります。そんなとき重要なのが学校の所在エリア。語学留学の目的は勉強だけではないという人も多くいるでしょう。友達を作りたい、アルバイトをしてみたい、その他娯楽を楽しみたいという場合、学校の所在地も重要になります。学校の特徴と合わせて考えるべき大きなポイントのひとつと言えるでしょう。
ソウル西部
ソウル随一の学生街とも言える、新村(シンチョン)・梨大(イデ)弘大(ホンデ)が中心。大学が密集しており、若者が集う一大繁華街を形成しています。何をするにも便利ですが、やや騒がしいと感じることも。

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ソウル東部
ソウル西部同様、大学は多いですが、周りが住宅街のため落ち着いた雰囲気があります。ソウル中心部に出るにはやや不便な場合もありますが、集中して勉強したい場合にはお勧めです。

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江南・ソウル中心部
オフィス街に当たるため、大学は少なく語学専門学校がほとんどです。地価も物価も高いので学校付近で生活をしようとする場合はやや不便を感じることもあり。

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学校が得意とする分野
大学付属の語学堂に関して言えば、卒業までを6段階に区切り一通りのことを学ぶため、カリキュラムの進度に大きな違いはないと言えます。ただ、学ぶ文法の数に違いがあったり、会話を重視してフリートーキングを積極的に行う時間があったりと、学校によって力を入れる分野が少しずつ異なるのも事実です。とはいえ、いくらその領域を得意としたところに行ったとしても、成果を手に出来るかは自分の努力や授業以外での生活での実践などにかかわる部分も大きいところです。人の意見はあくまでも参考と思うのがよいでしょう。
この学校はこの分野が得意!
延世大学校

文法と単語を徹底的に教育するため延世大学の語学堂に通う語学研修生は文法力と単語力が優れているとの定評があり
延世大学校
文法と単語を徹底的に教育するため延世大学の語学堂に通う語学研修生は文法力と単語力が優れているとの定評があり
西江大学校

自然に言葉を身体に馴染ませるのが言語習得の近道だという考え方のもと、「とにかく話すことに慣れる」という所に重きを置く
西江大学校
自然に言葉を身体に馴染ませるのが言語習得の近道だという考え方のもと、「とにかく話すことに慣れる」という所に重きを置く
高麗大学校

コミュニケーション能力を身に付けさせることに重点を置き、総授業時間数の50%は実際のシチュエーションを想定した訓練をする「統合授業」が行われる
高麗大学校
コミュニケーション能力を身に付けさせることに重点を置き、総授業時間数の50%は実際のシチュエーションを想定した訓練をする「統合授業」が行われる
【体験談】Cさん・30代男性
カリキュラムはどこも似ているので、学校オリジナルの教材を作成しているか、講師陣の水準などをポイントに高麗大を選びました。通いはじめてから会話に力を入れていると知りましたが、習得水準はやはり学生により異なっていましたよ。

【体験談】Dさん・20代女性
学校を選ぶときによく聞いたのはやはり「延大は文法、西江大はマラギ(会話)」でしたが、両方バランスよく勉強したかったので梨大にしました。その後西江に移りもしましたが、実力が伸びるかどうかは結局は本人の努力次第だと思います。
日本人比率
どの国に関わらず、語学留学を検討している人の間で関心事として上がるのが、現地の語学学校における日本人の比率。語学を勉強するのであればなるべく日本人がおらず、日本語を使わない環境にいたいと思うものです。ただし、気をつけておきたいのは語学学校に通うのは全て外国から来た学生であるということです。日本人比率が低かったとしても、周りにいるのは韓国人ではなく様々な国から集まった人々。それだけ言葉以上に文化の違いに戸惑ったり、トラブルが起こるという例もあるということを念頭におきましょう。
実践は学校以外で!
確実に言えるのは、語学学校にいる韓国語ネイティブは先生だけ、ということです。韓国語の実力を伸ばす近道は、学校以外の時間で韓国人と交流すること。ランゲージエクスチェンジメイトを見つけたり、交流会に参加したりすることで、積極的に交流を図りましょう。実力が備わってきたら、習い事やアルバイト、ボランティアなどで自分の世界を広げていくことも韓国語上達の近道!
【体験談】Eさん・30代男性
延世大学に通いました。日本人比率は特に気にしていませんでしたが、大学付属語学学校の中でも最大規模だけに学生の絶対数が多い分いろいろな国の人と知り合うことができるよい機会になりました。

【体験談】Fさん・40代女性
日本人比率が低めというのを基準に、漢陽大を選びました。確かに日本人は少なかったですが、クラスの大多数が中国人でした。中国からの学生は若い子が多く、同国人同士の仲間意識が強いのでちょっと壁を感じましたね。
授業以外のサービス
語学を習得するには学校での勉強以外にも、実際に韓国人と付き合ったり、韓国文化に触れたりという体験が必要。各語学学校では教室で行う授業以外にも、ランゲージエクスチェンジパートナーの紹介や文化体験授業などを行なっています。ただし、サービスとして謳っていたとしても安定してサービスされるとは限らないので、過剰に期待しすぎないほうがよい場合も。学校選択のひとつの参考にはなりますが、一番の選択ポイントにはしないほうが懸命と言えそうです。
ランゲージエクスチェンジパートナー紹介
トウミ(チューター)制度を最初に導入したことで知られるのは慶熙大学校ですが、現在では他の大学でも、エクスチェンジパートナーの紹介などを行っています。必ずしもマッチングする相手が見つからなかったり、紹介された相手と相性が合わないという可能性があることも考慮。エクスチェンジパートナーは、交流カフェや学校の掲示板などで見つける方法もあります。
文化体験授業
大学付属の語学学校の場合、1学期の間に1~2回程度の文化体験を催している学校が多いです。各学校がどのような文化体験授業をしているかは記事を参照ください。ただし、学期ごとにプログラムが異なることがほとんどですので、必ずしも希望した体験が受けられるわけではありません。
【体験談】Gさん・60代男性
トウミ制度、課外活動や文化体験の有無は非常に重視し、高麗大を選びました。体験してみてすべて有用でした。ただし、それをどれだけ活かせるかは自分がいかに積極的に参加するかですね。不満を述べて参加しない学生もいました。

【体験談】Hさん・30代女性
テコンドーの授業があったので慶熙大にしました。でも、一番有用だったのはトウミ制度です。年齢差のある韓国の大学生と交流できるのは貴重な経験でした。でも、クラスメイトの中には相性が合わなくて悩んでいる子もいましたね。
寄宿舎の有無
学校選びと同時に気になるのが住まい探し。その点、寄宿舎がある学校であれば、学校の近くに住まうことができ、設備も整い、何よりも渡韓前に住居が確保されているという安心感があります。語学学校の学生に寄宿舎を提供する学校は限られているので、大きな選択ポイントの1つになるでしょう。気をつけたいのは寄宿舎の部屋数が限られている場合があるということ。申請する学生が多く競争率も高いのが一般的ですので、寄宿舎を希望する場合は早めの申請をお勧めします。
【体験談】Iさん・20代女性
学校以上に住まいの方が不安だったので寄宿舎がある学校を選びました。1人部屋を使いたかったのですが競争率が高く、結局2人部屋になりました。部屋が空くのを待って次の学期に1人部屋に移ることができました。

【体験談】Jさん・20代男性
寄宿舎に期待していたのですが、夏季短期コースの学生のみに提供が限られていると後から知りました。結局、下見に行ったときに学校の事務室で下宿を紹介してもらって、事前に部屋を確保してから渡航しました。
学校の雰囲気
最後に、敢えて言うとすれば「フィーリング」。長い場合は1年以上通う学校ですから、時間やお金に余裕がある場合は、あらかじめ学校を見に行くというのもひとつの方法です。学校の規模や雰囲気、周辺の環境などを直接見ることで選択の助けになるでしょう。不安なことがあれば事務室には日本語担当の方がいることがほとんどですし、休み時間や放課後に教室から出てきた生徒に話しを聞いてみるというのもひとつの方法です!
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掲載日:11.12.30
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