アラフォー女子、水分注射でお肌の 「若返り」にチャレンジ!
生活習慣や環境、気候、日頃のストレスなど、さまざまな影響を受けやすいお肌。20代後半がターニングポイントとはよく言いますが、気がついたら小ジワやくすみが目立ち始めていた…なんてこともよくある話ですね。
最近では、普段のスキンケアやエステのほかに、クリニックの皮膚管理を利用するため韓国に訪れる外国人も増え、「医療観光」という言葉が耳慣れてきました。
アラフォー女子のコネストスタッフB子も、同僚のNaRoをお供に
狎鴎亭(アックジョン)の「
金鐘瑞(キム・ジョンソ)美容外科」へ!新型ヒアルロン酸を使ったアンチエイジング療法「水分注射」にチャレンジしました!
「水分注射」とは何ぞや!?
そもそも肌組織のハリやうるおいを保つ役目をもつヒアルロン酸は、人体、特に皮膚や関節に多く含まれています。
ヒアルロン酸注射は、加齢とともに減少するヒアルロン酸を補うことでシワなどの改善を目指す治療法として知られています。
新型ヒアルロン酸であるレスチレンビタールライトは、ヒアルロン酸製剤の中でも粒子が小さくソフトで、顔や首、デコルテ、手の甲など、デリケートかつ年齢が表れやすい細かいシワの治療にも向いており、副作用も少ないとされています。
水分注射は、そんなレスチレンビタールライトに水分を混ぜて表皮層に注入することでヒアルロン酸の浸透力を高め、細かいシワの改善をはじめ素肌そのもののうるおいを維持し、乾燥やくすみを防止するという考え方です。考案者は、他でもないキム・ジョンソ院長先生!
スウェーデンのレスチレン専門会社Q-MEDが開発したレスチレンビタールライト
レスチレンビタールライトを活用した水分注射で、スウェーデンから表彰されたキム院長(右)
教えて先生!キム・ジョンソ院長にインタビュー!
Q 水分注射は具体的にどんなものですか?
レスチレンビタールライトと水分と混ぜ合わせる!
A レスチレンビタールライトに生理食塩水を配合し、表皮層である0.5mm~1mmの部分に注入します。顔の場合2~3ccを、注射器メソガンを使用して5mm間隔で打ち込んでいきます。
皮膚のごく浅い部分に機械で正確に注入するため皮膚への効果が直接的に表われやすく、持続期間も約6ヶ月~1年と長めです。水分を混ぜることで皮膚内の水分と融合し、レスチレンビタールの優れた保水効果がより期待できます。
Q 一般のヒアルロン酸注射とどんな違いがありますか?
メソガンを使うので正確性が高い
A 一般のヒアルロン酸注射は、ヒアルロン酸のみを5mmの深さに注入するので浸透のスピードが遅く、効果が出るまで時間もかかります。
これに対し、水分注射は表皮層のごく浅い部分に機械で注入できるので、純粋に皮膚の改善に効果を発揮することができます。
Q 局所的な集中注入も可能ですか?
必要に応じて集中注入することも
A レスチレンビタールライトは細かいシワの改善に使用するため、顔や手の甲、首などにも注入可能です。よって、水分注射もこれらの箇所に注入することができます。
顔の場合は、患者の状態によっては気になる部分に重点的に注入することもあります。
Q 副作用の心配はありませんか?
A ヒアルロン酸はもともと体内にある成分なので副作用はほとんどなく、2,000人に1人の割合でアレルギー検出事例が報告されていますが、僕自身はまだそういうケースを直接見たことはありません。
Q 水分注射に適している患者さんの年齢層はどのくらいですか?
A どの年代の方も大丈夫ですが、施術後の効果が表われやすいのは40代でしょう。現状維持の感覚で30代から注射する女性もいます。
カウンセリングでは、遠慮なく質問しよう!
施術前のカウンセリングでは、水分注射についていろいろ聞いてみました。日本語通訳者が常時付き添ってくれるので、言葉の心配もないでしょう。また、キム・ジョンソ院長先生も日本語が少し可能です。
初めての皮膚管理に加え、オリジナルの治療法ということで不安が募っていたB子も、やりとりをしながら徐々に笑顔に!
ここがポイント!1
B子
事前に「金鐘瑞美容外科」のサイトをチェックした後、使う薬剤や体験談について情報収集しました。注射大嫌い、痛いの苦手なので、だいぶビビッてましたが、収集した内容を見ることによって、気持ちが落ち着いていきました。同時に疑問点が出てくるので、書き出していき、当日にメモを持参してひとつひとつ質問していきました。
もし、理解ができない、納得がいかないと思ったら、モニターの分際でありながら、やらないと決めて行ったので、シツコク色々と聞きましたが先生に嫌がれることもなく、すっきりとした気持ちで施術に望めたのがよかったです。
NaRo
先生が日本語で話そうと努力してくれるのが分かって好感!質問にも丁寧に分かりやすく答えてくれたので、気になることは恥ずかしがらずに、納得いくまでこの時しっかり聞いておくのがよさそう!
楽しみ半分、不安半分 ドキドキの施術
<麻酔は30分以上、時間をかけて>
カウンセリングが終わったら施術室へ移動し、麻酔クリームを塗ります。B子は注入する顔全体に麻酔クリーム1本をまるまる塗りました。クリームに臭いはなく、じわじわと顔が火照るように麻酔が効いていきます。約30分後、クリームを洗い流します。
※化粧をして来院する場合は、麻酔前に洗顔が必要です(備え付けのクレンジング剤あり)。
いざベッドに横になると再び緊張が…
麻酔クリームは顔全体に分厚く塗ってくれる
塗布後、上からラップで覆って約30分
<水分注射、スタート!>
考案者の名にかけて…
院長先生が直接施術を行ないます。手をアルコールで消毒、またはゴム手袋をするため、衛生面でも心配は要りません。
頬、額、目元、アゴ、眉間、ほうれい線など顔全体にメゾガンで1ヶ所1~2秒間ずつ注入していきます(約10分)。
肌の薄いところはより浅く、厚いところは深めに注入するなど、機械を使うとは言え注射のスキルが問われるところです。
アルコール消毒または手袋を使う
見た目は注射じゃないみたい
麻酔クリームをしっかり塗って注射に若干の麻酔成分を配合していても、皮膚の薄い箇所や初めての人は痛みを感じやすいそう。
施術後は注入箇所が多少赤くふくらみますが、浅い部分(表皮層)にきちんとヒアルロン酸が注入されている証拠で、翌日には腫れもほぼひくので心配は要りません。小ジワは約1週間後、ホワイトニングは約1ヶ月後に変化が目立ってくるとのこと。
※痛み、効果には個人差があります。
イテテ…
病院は道連れ
ここがポイント!2
B子
カウンセリングで納得したものの、やはり相当緊張して肩がこりました。先生にも「力、入ってるねえ。自己暗示にかかって痛く感じるので、気を楽に」と言われました。そんな訳でNaRoちゃんに一緒に来てもらったのは大正解。麻酔を待っている間や施術中も無駄口をたたいていられるので気が紛れて大変助かりました。
麻酔がきいている感覚はしっかりありましたが、いざ注射となるとやっぱり痛かったです。痛みの度合いはレーザー脱毛で「イッテ~~」と思うレベルが若干続く感じとでもいいましょうか。口の周辺や額はかなり痛かったですが、それ以外はチクチクするという程度ですし、全然平気という方もいるようで、やはり個人差があるようです。
しかし、最大のポイントは注射の方法。注入回数は多いものの、機械で「プシュッ」とほんの一瞬で終わります。針が近づいてくる恐怖がなく、注射っぽくない感じがよかったです。
写真でみると結構流血しており(笑)たいそうな感じですが、アシスタントさんがすぐに消毒してくれる上、血が出続けるわけではないので、本人は気づかないほどでした。
NaRo
隣で見守りながら、目の周りの小ジワやそばかすに重点的に注射しているのが分かりました。メソガンを使うから、ダイレクトに「注射」っていうコワいイメージもしなかったです。皮膚ケアにキョーミ津々のアラサー世代、私もちょっとグラッときちゃいました!
アフターケア&注意事項
アフターケア
術後は、自宅でケアするコスメディカルのシートマスクを準備してくれます。外部医薬品のため、一般の化粧品より皮膚の回復を早く促すそう。
1日目=かたつむりエッセンスのシートマスク、2日目=ビタミンシートマスクとなっています。
注意事項
・施術後は顔、髪の毛を触らないこと
・施術後は化粧をしないこと(翌日からは可)
・施術後夜の洗顔は水洗いにすること(クレンジング剤は不可)
施術前
6日後
B子
施術直後の麻酔がきれるまでの約1時間は、顔に違和感と少しむくむ感覚がありました。また、かゆみがありましたが気になるほどではありません。注射跡が赤く残りましたが、翌日には薄くなり、翌々日にはお化粧でカバーできるほどに。
ヒアルロン酸を注入した部分がぽこぽこしており、目立ちはしませんが顔を洗う時に触れるとわかります。しかし「このヒアルロン酸が皮膚に浸透していくのね!」という親近感のようなものが湧いてきて、ぽこぽこには何らストレスを感じませんでした。1週間後にはぽこぽこは完全に消え、たまに感じていた違和感もなくなりました。
本人的にはしわよりも、肌の弾力と毛穴の収縮を実感でき「これは…効いているのではないか!!」と1人でほくそ笑んでいましたが、施術後に会った友人に「何だか顔がつやつやしてるね。昨日よく寝た?」と言われ、心の中でガッツポーズが出ました。引き続き1ヶ月後にしみが薄くなるのかを見守りたいと思います。
水分注射は周囲にバレず(?)ナチュラルな変化が期待できるのではないでしょうか。
自分へのごほうびにしたいアンチエイジング治療
「プチ整形」「注射」というと少なからず抵抗感があるもの。けれど人体にも多く含まれているヒアルロン酸に生理食塩水を混ぜ、肌に直にうるおいを補うのなら、「水分注射」はアンチエイジング・スキンケアに近い感覚の治療と言えるかもしれません。
2010年に考案されすでにリピーターもいるという「水分注射」。アラフォーはもちろん、アラサーからアラカンまで、いつからでも始められるのがうれしいですね。「金鐘瑞美容外科」に、お気軽に相談してみて下さい。
手術後は先生と記念撮影も
「カムサハムニダ~!」