カルメギサルとは？
カモメの肉？ハラミ？どっち！？
一般的に「カルメギ/갈매기」という 韓国語は、海のカモメ、「～サル」は「～の肉」という意味なので、カルメギサルを食べながら「これはカモメの肉なんだ」と冗談を言う人たちも良くみかけます。
カルメギサルとは、カモメの肉ではなく、豚の横隔膜の周りについている赤身肉で、日本では豚ハラミと呼ばれます(牛ハラミはアンチャンサルと呼びます)。
韓国語ではもともと、カロマギ(가로막이)と呼ばれていた部位で、意味は「(肺と腸の間を)水平に塞ぐ」となり、横隔膜を表す単語ですが、徐々に発音しやすいカルメギへ変化していった、と伝えられています。
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呼吸をする度に動かす横隔膜周辺ということだけに、他の部位よりも筋肉質で弾力があり、脂分も少ないので低カロリーでヘルシー。さらにリーズナブルな価格で食べられるとあって、老若男女を問わず幅広い層に人気の部位です。
韓国ではカルメギサルを専門に扱うチェーン店や専門店が多く、韓国旅行リピーターの間でも話題になっているオススメの肉です。
カルメギサルの焼き方・食べ方
カルメギサルは、あらかじめ食べやすい大きさにカットされているお店が多いので、ハサミでカットすることはあまりありませんが、お肉が大きければ、焼いている途中でカットしましょう。表面に焦げ目が満遍なく付いたら食べごろで、焼きすぎないように注意しましょう。
焼き上がった肉はそのまま食べても美味しいお店もあれば、お店が出す特性ダレなどに付けて食べたり、サンチュにおかずなどと一緒に来るんで味わいましょう。
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新麻浦(シンマポ)カルメギ
鉄板の周りの円形の溝に卵を流し込んで、卵焼きと一緒に、よりヘルシーに食べられる点が好評です。通常のカルメギサルのほか、辛く味付けしたメニューも現地の韓国人を中心に人気です。
味(ミ)カルメギサル
鍾路３街(チョンノサムガ)のディープな路地裏の 焼肉通りの中でも１・２位を争う人気店で、週末には店の前に長い行列ができることもしばしば。焼き上がった熟成カルメギサルからは肉汁がじゅわっと溢れ出ます。
ソグムクイカルメギサル
ソウル駅の西口界隈で有名な焼肉店。カルメギサルは塊で仕入れ、食感の邪魔になる筋や膜を取り除いた後、食べやすいよう薄めにカット。塩とニンニクをベースにした味になじませ、１日寝かせたカルメギサルは、うっすらと塩味が付いているので、そのまま食べても美味しい！と評判です。
長寿(チャンス)カルメギ
麻浦(マポ)・孔徳(コンドッ)エリアは古くから、豚肉を出すお店が数多く集まっていた場所で、今でもカルメギサルを出す専門店も多く残っています。そんな場所でも有名なお店で、秘伝のにんにくタレで味付けされた新鮮な肉は、やや甘めで美味しいと話題です。
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