楽園楽器商店街
一帯の食堂は年季の入った昔ながらの建物が多く、また、お年寄りや地元のサラリーマンなどの常連が多いので、時間帯によっては座席は相席なることもしばしば。ディープな韓国が残っていると、地元客に混じって足しげく通う韓国旅行リピーターも見かけられます。周辺の人気食堂をチェックしてみましょう!
※記事中の価格は、2021年1月時点のものです。
激安老舗食堂が集まる、知る人ぞ知る通り
「楽園商店街」と「 タプコル公園」の中間には、地元の年配が通う昔ながらの老舗食堂が集まっています。
韓国ひとり旅でも食べられる ヘジャングッや ソルロンタンなどの韓国料理が、他地域に比べて安く食べられます。なお、低価格なため支払いではクレジットカードが使えないお店も多いので、訪問の際は必ず現金を用意しましょう。
ソムンナンチッ
「噂の家」という意味のお店。創業60年以上の老舗で価格の安さから、メディアで多く取り上げられています。メニューはウゴジと呼ばれる大根の青菜が入ったヘジャングッ1つで、料金は2,000ウォン。席に着くと注文せずとも自動的に料理が運ばれてきます。
白菜や豆腐が入ったあっさりダシの辛味噌スープは優しい味わい。早朝から営業しているので周辺での朝食にもぴったりです。
故郷(コヒャン)チッ
ヘジャングッや スンドゥブが2,500ウォンで食べられるという激安食堂。
チヂミや炒め物料理など、お酒のおつまみメニューもあります。
江原道(カンウォンド)チッ
「楽園商店街」の建物すぐ隣の細い路地には、似たような雰囲気の店舗が集まっています。このお店は以前は スンデ専門店でしたが現在は、 釜山(プサン)名物の テジクッパが5,000から味わえます。
お酒のおつまみ用に、モリコギと呼ばれる豚の頭のお肉を茹でたメニューも人気です。
ユジン食堂
韓国産の牛肉を使ったソルロンタンと、蕎麦粉をメインにして作られた 平壌(ピョンヤン)冷麺(ネンミョン)が有名で、ランチタイムには行列ができることもしばしば。クチコミも多数寄せられています。
1953年創業の老舗店で、ソウル市が未来に残したいお店「ソウル未来遺産」にも指定。韓国の人気グルメ番組などでもよく紹介されています。
- ユジン食堂
- 1953年開業!鐘路3街の老舗韓国料理店
- ソウル > 仁寺洞・鐘路
草原食堂(チョウォンシッタン)
ククスや冷麺、 タッコムタンなどの食事メニューが5,000ウォン程度。
同じく、チヂミなどのお酒のおつまみ類も5,000ウォン程度で食べられる老舗店です。
ソウルでアンコウといえばココ!「楽園洞アグチム横丁」
同じく「楽園商店街」の建物の東側の細い路地には、楽園洞を代表する通り「 アグチム通り」があります。
1970年代に1軒の店がお客さんの要望によりアグチムを出したのがきっかけで味の評判が広まり、1990年代にはアグチム専門店が次々に集まり、現在は約10店舗が集まっています。
生のアンコウを使用するお店が多く、アンコウの弾力ともやしのシャキシャキとした食感が絶妙。コチュジャンベースのピリ辛ソースにはアンコウのダシがたっぷり染み出し、 ビールや 焼酎、 マッコリなどが進む味わいです。
通りのお店のほとんどで、アグチム(アンコウのピリ辛蒸し煮)のほか、アグタン(アンコウ鍋)、ヘムルチム(海鮮蒸し煮)、 ヘムルタン(海鮮鍋)の4メニューがあり、メニューごとに、大(約4人前)、中(約3人前)、小(約2人前)に分かれているので、好みのメニューを人数に合わせて注文してみましょう。
元祖馬山(ウォンジョマサン)アグチム 鍾路本店
楽園洞の中でも、最も古いお店といわれているのが「元祖馬山アグチム」。味の良さとボリュームでリピーターが多いお店です。
辛さの調節も可能なので、辛いものが苦手な人は注文時に「 トル メッケ ヘジュセヨ(辛さ控えめにしてください)」と伝えましょう。
馬山(マサン)アグワヘムル
韓国の芸能人にもこよなく支持を集める店舗で、店内には訪問した有名人のサインがたくさん飾られています。
馬山ヘムルアグチム トンナム食堂
細い路地を抜け交差点を右折したところにあるアグチム専門店。
韓国の人気グルメ番組「 水曜美食会」などでも取り上げられ、美味しいと評判です。
地下市場は隠れた人気グルメ店の宝庫
「楽園商店街」の地下には「 楽園地下市場」と呼ばれる市場があり、青果・日用品を販売する商店のほかに、市場グルメが食べられる食堂があり、独特な雰囲気の中、韓国料理が味わえます。
- 楽園地下市場
- 楽園商店街の地下1階は隠れた人気グルメ店の宝庫
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