タッカンジョンとは?
鶏肉を使った人気の韓国料理メニュー
タッカンジョン(例)
「タッカンジョン」とは、一口大の骨なし チキンにソースがたっぷりと絡まった「韓国式から揚げ」です。 韓国語で「タッ」とは鶏を、「カンジョン」とは水飴で和えて作ったお菓子を指し、「鶏肉のお菓子」といった意味合いになります。
味付けは甘辛いヤンニョムソースが基本ですが、ソースによってバリエーションが豊かになります。よって、ヤンニョムソースのオーソドックスなタッカンジョンから、味付けが10種類もあるタッカンジョンを販売するお店など様々です。
市場や屋台で食べられる、おやつメニュー
明洞の屋台の様子
紙コップサイズのタッカンジョン
タッカンジョンとヤンニョムチキンの違い
ヤンニョムチキン(例)
タッカンジョンと似ている料理に「ヤンニョムチキン」が挙げられますが、ヤンニョムチキンとの作り方の違いは、タッカンジョンの方が水飴が大量に使われ甘みがある点です。調理過程でも違いがあり、タッカンジョンの方がサクサクとした食感が味わえます。
さらに、タッカンジョンは、砕いたピーナッツや韓国のお餅「 トッ」との相性が抜群。また、様々なソースで味付けを自在に変えられる点も違いに挙げられます。
カマロカンジョン(全国チェーン店)
汝矣島店
2012年にソウルの 江南(カンナム)でスタートしました。オープンして約2年で全国各地に200以上の店舗を構えるまでに急成長し、韓国で有名なタッカンジョンチェーン店として一気に広がりました。
現在はかつて程の勢いは収束したものの、全国各地の大学周辺や住宅街を中心に、地元の人たち向けのお店として定着しています。
ソウル・キュスタッカンジョンチキン
地下鉄6号線の望遠(マンウォン)駅近くにある人気の在来市場「 望遠市場(マンウォンシジャン)」の人気店で、夕方や週末には市場内で1・2位を争うほど行列ができるほど。人気の秘密は常時5~7種類ほどある様々な味付けと値段設定にあり!
甘口、辛口、フルーツ味、ホワイトドレッシング味、チーズマスタード味など他店にはない味付けが好評で、訪問するたびに違う味付けを食べてみるのも良いでしょう。そして、小さなカップサイズからBOXサイズまで食べたい量に合わせて購入できるのもポイントです。
仁川・元祖新浦タッカンジョン
仁川(インチョン)の「 新浦国際市場(シンポクッチェシジャン)」で行列ができるタッカンジョン専門店です。他店のタッカンジョンよりも唐辛子が効いているため、辛い味付けになっているのが特徴。 仁川のご当地グルメとして良く知られています。
お肉のサイズが大きくフォークで裂きながら食べるため、ヤンニョムチキンに近い雰囲気で味わえます。フライドチキンも販売していて店内でのイートインも可。店内では ビールも販売しているので「 チメク」もできます。
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