冬は脂ののった海の幸を中心に、柑橘類など糖度の高いくだものが味わい深い季節。韓国の冬の必食グルメはこちら!
グルメ
アンコウのピリ辛蒸し煮(アグチム)
アンコウとたっぷりの豆もやしを甘辛ソースで蒸し煮に
干しスケトウダラのスープ(プゴク)
酔い覚ましや美肌スープとしても名高い
ミョンテ、トンテ、ファンテなど加工法により呼び名を変える「スケトウダラ」。鍋の具材にしたり、炙ったりと調理法も多様です。
干しスケトウダラ(プゴ)が入ったスープ「 プゴク」は、すっきりとした味わいで朝食にぴったり。アルコールを分解する栄養素が多く含まれるため、二日酔いの解消にも適するといわれています。
タラ鍋(テグタン)
旨みが染み出たスープは絶品
辛くない透き通ったスープの「テグチリ」も
ヒラメの刺身
韓国らしく酢コチュジャンにつけて食べるのもGOOD
冬の「ヒラメ」は身がグッと引き締まり、食感がいっそう豊かになります。春先の産卵を控え栄養分を蓄える時期のため肉厚であり、淡白ながら味わいが増します。
韓国では 刺身の定番の魚として愛されています。活きのいい魚をその場でさばいてくれる 水産市場でいただくのもよいでしょう。
牡蠣のチヂミ
ニラ入りの溶き卵にくぐらせ焼いた牡蠣チヂミ
種類や産卵時期により旬が異なる「 牡蠣」は、冬もシーズンのひとつ。カルシウムなどの栄養価が高く、低カロリーかつ低脂肪のためダイエット中の人に好まれる食材でもあります。
磯の香りと風味、さらにジューシーかつふっくらとした口当たりは海のミルクという別名そのもの。 ビビンバや クッパ、 チヂミなど韓国料理とも相性抜群です。
ムール貝鍋(ホンハッタン)
韓国焼酎のお供といえばこれ!
コマッビビンバ
ハイガイの食感と味がアクセントに
まるまると肥え味わいが増す旬の味覚「ハイガイ」は、冬になると スーパーや 市場の店頭にも並び始めます。
蒸したものを酢コチュジャンつけるほか、辛和えにしたり、ビビンバのトッピングとして食べます。
全羅南道(チョルラナムド)・ 宝城(ポソン)の名産物であり、貝専門店やポジャンマチャで食べることができます。
貝蒸し(チョゲチム)
発達した貝柱の食感と、特有の濃い旨みが美味
冬の「ホタテ」は産卵期を迎え肉厚に。食べるならしっとりとしながら口の中で旨みエキスがじゅわりと広がる貝蒸しがおすすめです。
貝蒸しが食べられるお店では貝を一通り食べ終わった後に麺を入れて、うまみたっぷりの「海鮮 カルグクス」にするのもよいでしょう。
スイーツ
いちご
甘くジューシーないちごは冬のマストフルーツ
スイーツやドリンクのトッピングとして人気の「いちご」。12月から3月頃には特級ホテルなどで いちごづくしのビュッフェが開催されるなど盛り上がりをみせます。
ゆず
砂糖漬けにした柚子をお湯で溶かした「ゆず茶」
香り高い「ゆず」は冬の訪れを知らせる果物として韓国で認識されています。ほっこりと温かいゆず茶は、冷たい風が吹く 冬季に恋しくなるドリンクのひとつ。ビタミンCが豊富で風邪予防によいとされています。
みかん、ハルラボン
済州産のブランドみかんは品種も豊富
「みかん」の名産地といえば温暖な気候に恵まれた 済州島(チェジュド)。冬のビタミン補給にひとつ、ふたつとつい手が伸びるのは韓国も同じ。ポコッと飛び出したヘタが特徴の「ハルラボン」も冬季が旬です。
済州島内の市場ではジュースやスイーツに加工したものもよく見られます。
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