韓国で マッコリのお供と言えば、 チヂミ。雨が降ると食べたくなる料理としても知られています。その理由は「雨の音がチヂミを焼く音を連想させるから」。真相は定かではありませんが、風習として韓国人の生活に深く染み込んでいます。
梅雨の時期、特に恋しくなるチヂミとマッコリを味わえる人気のお店やスポットを紹介します。
カルグクスとチヂミがおいしいと 大邱(テグ)で話題のお店が、ソウル市庁駅前にもオープン。
チヂミはエビとテナガダコなど海産物たっぷりで具だくさん。生地は薄めで大きく、表面はカリカリ、中はもっちり。タレが3種類あるので、いろいろな味を楽しめるのもポイントです。
聖水洞(ソンスドン)にもあり、こちらも人気店です。
「はちみつマッコリ」が人気の、行列ができるお洒落な居酒屋。日本のメディアでも紹介され話題になりました。
「はちみつマッコリ」は生マッコリが入ったグラスに、巣蜜(はちみつの巣)を切り分けたものを浸して飲みます。時間の経過とともに、はちみつが溶けて甘くまろやかな味に。デザート感覚で飲めると人気です。
人気メニューは「エビとセリのチヂミ」。ぷりぷりのエビと、セリの爽やかな香りが絶妙です。
- 新沙ジョン
- はちみつマッコリが人気!カロスキルのチヂミ居酒屋
- ソウル > 新沙洞・カロスキル
宮廷料理風のチヂミと、豊富な種類のマッコリを堪能できる民俗居酒屋。
人気メニューは「チヂミ盛り合わせ」。野菜キムチのチヂミなど約10種類のチヂミに、高級焼きアワビがついてくる豪華なメニュー。マッコリの種類も豊富で、フルーツマッコリカクテルなどユニークなものも揃っています。
遅くまで営業しているので、まったりと飲みながら夜を過ごしたい人におすすめ。
- 長今チヂミ
- 明洞でマッコリとチヂミ・おつまみを堪能!
- ソウル > 明洞
鐘路(チョンノ)にある、地元韓国人に愛され続ける老舗のチヂミ専門店。
創業時からピンデトッと牡蠣のチヂミが人気。ピンデトッは、皮をむいた緑豆を店内のひき臼でひいて作り、牡蠣のチヂミは 慶尚南道(キョンサンナムド)・ 統営(トンヨン)直送の、新鮮なものを使用するというこだわりの品です。
店内はどこか懐かしいアットホームな雰囲気で、ゆったりとくつろげます。
韓国全土の個性あるマッコリを楽しめる居酒屋。オーナー自ら厳選したマッコリが20種類以上も揃っています。
マッコリ初心者には、1度に5種類のマッコリを試せる利き酒メニュー「サンプラーマッコリ」がおすすめ。メニュー表には産地別に分けられたマッコリの味や特徴が紹介されています。日本語もあるので安心。
マッコリに合う料理には、厚みがあって食べ応え十分の「海鮮キムチチヂミ」が人気です。
- タモトリ ヒウッ
- 選りすぐりの生マッコリの飲み比べができる!
- ソウル > 梨泰院・漢南洞
ソウルの巨大市場「広蔵市場」のメインストリートにある「うまいもん通り」は、市場ならではの韓国グルメや屋台グルメが味わえる名所。
「ピンデトッ」は、すりつぶした緑豆で生地を作るためザクザクした歯ざわりと軽い食べ応えが魅力で、マッコリとの相性も抜群です。
ソウルの在来市場「孔徳市場」の一角に「チヂミ横丁」があります。細い路地の両側にチヂミや天ぷらがずらりと並んでいて、好きなものを選んで買うことができます。その種類の多さには圧倒されます。
回基洞(フェギドン)は、チヂミとマッコリが味わえる街として有名です。
周辺には「 慶熙大学校(キョンヒテハッキョ)」など複数の大学があり、学生たちの食事処として、1970年代から駅前の路地にチヂミ店が集まり始めたことから、「回基駅チヂミ通り」と名付けられるようになりました。
カルグクス(韓国手打ち麺)や スジェビ(韓国すいとん)も雨の日に食べる料理として知られています。「肌寒い雨の日は温かい食べ物を食べたくなるから」「韓国が農耕社会だった頃、作業ができない雨の日は、家でスジェビを手作りして過ごしていたから」などの諸説があります。
カルグクス
スジェビ
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