激辛タコ炒め料理「ナッチポックム」とは?
テナガダコをコチュジャンで激辛に炒めた、お酒のおつまみメニュー
蛸(タコ)は韓国語では主に3つに分けられています。日本でよく料理に使われる大きなミズダコはムノ(문어)、手足が長いテナガダコは ナッチ(낙지)、小さなイイダコはチュクミ(쭈꾸미)と呼ばれます。
テナダダコ入り海鮮鍋
テナガダコを辛く炒める「ナッチポックム」の発祥の地が、ソウルの 鐘路(チョンノ)・武橋洞(ムギョドン)だと伝えられています。1960年代に居酒屋が集まっていた一帯に、テナガダコを コチュジャンで辛く炒めた料理を出し始めたところ大好評。
以降「ナッチポックム」を出すお店が増えていき、 韓国焼酎に良くあう、激辛おつまみとして定着しました。
テナダダコ入りビビンバ
現在はナッチポックム以外にも、テナガダコが入った 海鮮鍋や、テナガダコ入り ビビンバ(主にランチメニュー)などメニューも多様化し、多くのお店で手長ダコ料理全般が味わえます。
2度の移転を経て現在も人々の心に残る「武橋洞ナッチ」ブランド
2010年頃まであった当時の横丁の様子。一帯を代表する店舗「ナッチセンター」の看板も(右奥)。
かつて「ナッチポックム」専門店が集まっていたエリアがあり、1960年代には 清渓川(チョンゲチョン)一帯の住所・武橋洞(ムギョドン)にあったため「武橋洞ナッチ横丁」と呼ばれていました。
その後は、ナッチ専門店街は再開発地域指定を受けては移転を繰り返し、現在は「 ルメイエル鍾路タウン」や、周辺各地に移転しました。
「瑞麟ナッチ」当時の移転案内のお知らせ。跡地には「 光化門Dタワー」がオープン。
専門街はなくなってしまったものの、当時の様子を知る人も多く「武橋洞ナッチ」という名前をつけた店舗が多く誕生。テナガダコ料理が美味しいというブランド名として、現在も広く受け入れられています。
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瑞麟ナッチ(ソリンナッチ)
1959年創業の老舗店です。再開発により横丁は消滅しましたが、「ルメイエル鐘路タウン」の2階に移転して営業中。人気メニューは「タコ炒め」と「ソーセージとベーコン炒め」の2つで、2つを同時に注文して、一緒に食べるのがこのお店ならではのスタイルです。
「 ペク・ジョンウォンの3大天王」をはじめ、韓国の各グルメ番組でもよく取り上げられる有名店です。
- 瑞麟ナッチ
- 1959年創業!辛い辛いタコ炒めの専門店
- ソウル > 仁寺洞・鐘路
マンネナッチ
同じく横丁から「ルメイエル鐘路タウン」の1階に移転してきた人気店。店名の韓国語「マンネ」とは末っ子という意味ですが、横丁で営業していた当時、お店の社長が横丁内で一番年下だったことから名づけられた、というエピソードがあります。
ピマキルナッチシルビチッ
真っ赤な2階建ての建物が遠くからでも目を引くお店です。かつて一帯にあった「避馬通り(ピマキル)」という名前を店名に採用しています。
武橋洞ナッチ
「30年伝統」と韓国語で書かれた看板も目に入ってくる、光化門駅近くのビル1階で営業している人気店舗。鍋メニューからビビンバメニューまでタコ料理を満喫できます。
ウジョンナッチ
横丁の再開発事業を受けて、鐘閣(チョンガッ)駅の飲食店街「 青春通り」に移転した老舗店です。激辛の「ナッチポックム」を基本に、 チヂミ、卵焼きといった辛さを和らげるのに良いサイドメニューを一緒に注文するのが定番。
武橋洞ユジョンナッチ 本店
「 聖公会ソウル聖堂」がある静かな路地裏にたたずむ店舗。チェーン店となり各地に店舗を構える人気店で、この店舗が本店です。
武橋洞ケンマウルナッチ
「 東和免税店」の入口向かい側にある店舗。数年前に武橋洞から現在の場所に移転しリニューアルオープン。店内もとてもキレイになりました。周辺で働く会社員でランチタイムはすぐに満席になる人気店です。
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