運気アップ？！ソウルのパワースポットを巡る旅

「南山(ナムサン)」は、朝鮮王朝時代(1392～1910年)の初代王・李成桂(イ・ソンゲ)が現在のソウルを都に定めた際、風水思想的に風を遮る南方守護神「朱雀」と考えられた重要な山でした。

ソウルの街を守る役目を果たした城郭が｢南山｣にも残っており、現在は散策路として親しまれています。

「Nソウルタワー」は「南山」の頂上に位置するソウルのランドマークタワー。

風水思想的に、生涯仲睦まじく結婚生活を送るという意味の「百年偕老(ひゃくねんかいろう)」の地とされ、多くのカップルが訪れるデートスポットでもあります。

変わらぬ愛を誓える「愛の南京錠」は、「Nソウルタワー」の名物！

「明洞聖堂」は、韓国初の煉瓦でできたゴシック建築「史跡 258号」の聖堂。成就のパワーがみなぎるとされています。

北から南へ「道峰山(トボンサン)」「北漢山(プッカンサン)」「仁王山(イナンサン)」「南山」を結んだラインから、ソウルの東西を流れる「清渓川(チョンゲチョン)」方向に伸びた稜線が交わる場所に位置しています。

なお、聖堂の裏側にあるマリア像付近は、低い土地の一部が盛り上がる突穴(とっけつ)という地形で、風水思想的に聖堂敷地内でも最高のパワースポットなのでお見逃しなく！

ソウルの東西を流れる全長約5.8kmの人工河川「清渓川」。

地上より深めに掘り下げられている構造から土のパワーを吸収し、清らかな水から発生するマイナスイオンと共に、散策路を歩く人に自然のエネルギーを分けてくれるのだそう。

「景福宮(キョンボックン)」は朝鮮王朝時代の正宮で、王が生活・政務を行なった場。

風水思想的に縁起が良いとされる「漢江(ハンガン)」の北「北岳山(プガッサン)」の南に当たる「陽」の地に建てられました。

平和や幸せを象徴する鳳凰のパワーを帯びており、権力や富、名誉運を満遍なく備えている韓国随一のパワースポットです。

「昌徳宮(チャンドックン)」は第２の王宮でもあった、韓国五大古宮の１つ。

中でも最も保存状態が良く当時の趣を色濃く残しており、世界遺産に選定されています。

北に山「北岳山」、南に川「禁川(クムチョン)」を配しており、風水思想的に理想のスポットと言えます。

四方が山に囲まれ、東西に「漢江」が流れるソウルの地形は風水思想の理想モデルとされますが、その北側でソウルを守る存在といわれています。

1968年以降、一帯は特定警備地域として長らく立ち入り禁止でしたが、現在は緩和され、城郭沿いに木の階段が設置されるなど、ウォーキングに人気です。

2020年には北側エリアが開放された後、2022年に南側エリアの三清公園コースと青瓦台コースが開放され、景福宮周辺の飲食店にもハイキング客が増え、経済効果をもたらしています。