ソウルの街を歩けばそこかしこで目にする、テイクアウトスタイルの大容量コーヒーや、 フルーツジュースのお店。
お手頃な価格でたくさん飲めるとあって人気。特に真夏はコンパクトな店の前に行列ができることも。ショッピングの途中の水分補給にも使いたい、有名チェーン店をご紹介します。
ペッタバン(PAIK'S COFFEE)
2006年に前身である「ウォンジョバックス」1号店を論峴洞(ノニョンドン)にオープンしてから地道に支店を増やし続け、いまや大容量ジュース店を代表する店の一つになった「 ペッタバン(PAIK’S COFFEE)」。
オーナーは「 セマウル食堂」「 元祖サンパッチッ」など、人気飲食チェーンを手掛けるペク・ジョンウォン氏。青と黄色の鮮やかな外観と、愛嬌たっぷりのオーナーの顔のイラストが描かれた看板が目印です。
15cmのビッグサイズアイスコーヒー「あっ!メリカーノ」などメニュー名もユニーク。値段もお手頃で、親しみやすい大容量ドリンク店です。
MEGA COFFEE(メガコーヒー)
灰色と黄色のカラーの外観で、入口に英語で「MEGA COFFEE」と大きく書かれてある全国チェーン店です。
680mlのメガサイズで、コーヒーの場合、100%アラビカ豆を国内でローストしたものを、2ショット入れるため、味が薄まることなく、一般的なカフェチェーン店のコーヒーと同様の風味と味わいを維持しています。
COMPOSE COFFEE(コンポーズコーヒー)
2014年にスタートした大容量コーヒーチェーン店で、2021年には1300店舗を超える支店を構えるまでに成長している有名なカフェチェーン店です。
直営のロースティング工場の生産量は、ひと月で最大80トンに及び、ここから各地域・支店へと配送しているため、支店ごとに味の違いはなく、どの店舗においても品質が保証されているのもポイントです。
the Venti(ザ・ヴェンティ)
2014年に釜山(プサン)で開業した大容量コーヒーチェーン店です。翌2015年には早くも国内100号店の開業に成功し、2022年には900号店が開業するなど、まもなく1千店舗を構える企業になろうとしています。
Super Coffee(スーパーコーヒー)
黄色い看板に逆三角形のロゴが特徴の高品質・低価格コーヒーチェーンです。2009年に街中の小さなコーヒーショップを開いた社長が、2年後に汝矣島(ヨイド)のビジネス街で、会社員相手にしたコーヒーが成功。2013年からフランチャイズ事業をはじめ、韓国全国に展開するようになりました。
JUICY(ジューシー)
元祖大容量ジュース専門店とも称される全国チェーン店で、イチゴ、青ブドウ、スイカ、桃など季節ごとに旬の果物を使ったフルーツジュースの数々が人気です。
コーヒー類もあり、ジュース専門店ながら売り上げ1位を誇るメニューは「アイス・アメリカーノ」という面白い調査結果も公表しています。
韓国には本格ロースティングカフェや、デザートカフェ、インスタ映えカフェなど様々なジャンルのカフェがありますが、お金がない!出費を抑えたい!という時には、こんな安くてたっぷり飲める大容量ドリンクカフェを利用してみてはいかがでしょうか?
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