
「北村5景」「北村6景」の間のメインストリート
※「北村韓屋村」は観光施設ではなく住宅街なので入場料金・チケットはありません。ただし、現在も人々が暮らしているので、早朝・深夜の訪問は控え、訪問の際は騒ぎ過ぎないようにしましょう。

「北村5景」
坂の下から、上り坂をバックに写真が撮れる

「北村6景」
坂の上から、下り坂をバックに写真が撮れる。遠くには「Nソウルタワー」や現代の高層ビル群も!
観光客の目的地となるメインストリートのフォトスポットは「北村5景」「北村6景」の間の通りです。定番の回り方をご紹介します。なお、週末の午後は混みあうので、朝や午前に訪問すると写真撮影もスムーズです。
<コネスト韓国地図>
【Aコース】
写真だけ撮りたい!単純往復コース (約30~45分)
「駅とメインストリートだけを単純往復したい!」という方は、安国駅の東側にある2番出口からまっすぐ北へ、約470メートル進み、コンビニエンスストア「CU」の向かい側から坂道を登っていくと写真スポットに到着。駅から片道10~15分程度で到着する方がほとんどなので、弾丸旅行で時間がない!という方でも、最短で往復の所要時間が30分程度、費用も地下鉄料金だけでサクッと行って帰って来られます。
もちろん他エリアからタクシーでも訪問できます。
<ルート例>
1.安国駅2番出口
2.北村韓屋村メインストリート
3.安国駅2番出口
<左折する場所>
-
ソウル特別市 鐘路区 嘉会洞
(서울특별시 종로구 가회동 )
【Bコース】
韓屋を学ぶ1周コース (約2~3時間)
メインストリートでの写真撮影だけでなく、「韓屋」の中に入ったり、より詳しい説明を聞いて教養を深めてみたい方は、じっくりと半日コースで訪問されると良いでしょう。
<モデルコース例>
1.安国駅3番出口
2.北村文化センター
3.ソウル中央高校・正門
4.メドゥプ(組みひも)工房
5.北村韓屋村メインストリート
6.チャマシヌントゥル(伝統茶カフェ)
7.安国駅2番出口
北村文化センター
安国駅近くにある韓屋式の施設で、北村の歴史や魅力を映像、ミニチュアで紹介しています。実際に韓屋の中に足を踏み入れることができ、日本語の地図や小冊子も置いてあるので、まずはここで情報収集そして知識を学んでから訪問すると、さらに理解が深まることでしょう。
- 北村文化センター
- 朝鮮時代の韓屋で「北村」の観光情報を紹介
- ソウル > 三清洞・ソウル北部
ソウル中央高等学校
「北村文化センター」がある通りをまっすぐ北に進んだ突き当りにあるのが「中央高校」です。様々な韓国ドラマのロケ地になっている学校で、特に「
冬のソナタ」の世代には懐かしい場所。今もなお正門前で記念撮影をしていくファンが後を絶ちません。
東琳(トン二ム)メドゥプ工房
「中央高校」の近くにある施設で、韓国で古くからチマチョゴリや室内の装飾に使われてきた
メドゥプ(組み紐)の展示や販売のほか、携帯ストラップやネックレスなどを手作りできるメドゥプ作り体験も行なっています。
- 東琳メドゥプ工房
- 韓国ドラマ衣装にも協力、体験もできる組み紐博物館
- ソウル > 三清洞・ソウル北部
チャマシヌントゥル
「北村韓屋村」メインストリートのすぐ西側にある韓屋式の
伝統茶カフェです。日本のテレビ番組や観光ガイドブックでもおなじみの店舗で、中庭をながめながら韓国の伝統茶を味わうのは韓国旅行ならではの体験となることでしょう。
お店は
三清洞(サムチョンドン)のメインストリートにも近いので安国駅へ戻るのではなく、三清洞通りへと抜けて「景福宮(キョンボックン)」方面へと戻るのも良いコースです。
- チャマシヌントゥル
- 韓国伝統茶がいただける三清洞の人気韓屋カフェ
- ソウル > 三清洞・ソウル北部
チマチョゴリをレンタルしていくと更に写真映え!
実際に「北村韓屋村」一帯を歩いてみると、国内外の観光客が
チマチョゴリ(韓服・ハンボッ)を着て歩いては記念撮影しているシーンをよく見かけます。
韓服レンタルショップは「北村韓屋村」がメインの目的地なら、
地下鉄3号線、景福宮(キョンボックン)駅付近のチマチョゴリ衣装レンタルショップよりも、安国(アングッ)駅付近のショップの方が便利です。

「北村展望台カフェ」テラス席から
写真スポットになっているメインストリートを歩いていれば、写真好きな方の中には「瓦屋根を上から眺められる展望台はないかしら?」という興味を持つ方もいることでしょう!
そんな写真好きな方にピッタリな展望スポットがメインストリートの近くにあります。知る人ぞ知る隠れ家スポットなので、「えっ!?この写真、どこから撮ったの?」と質問攻めに合うかもしれませんよ。
北村展望台カフェ
実際に住民が暮らしている民家の3階の1室を観光客に開放したスペースで、正確にはカフェではありませんが、入場料を支払うと無料で1ドリンク付いてくる施設です。窓側の展望テラスに座れば、眼下に渋い色合いの瓦屋根の光景が広がります。
- 北村展望台カフェ
- 北村韓屋村を見下ろせる展望台カフェ
- ソウル > 三清洞・ソウル北部
東洋茶文化館
メインストリートの北側にある建物で、入場料を払うとドリンク1点付きで博物館と展望台が観覧できるシステムです。韓屋の建物の敷地内に入ることができるので、展望体験・韓屋体験の両方がワンストップでできます。
駅から「北村韓屋村」へ行く途中には、行列ができる有名カフェや韓屋カフェ、韓屋村の街並みを眺められる展望カフェがたくさん!写真映えする店内で、カフェタイムを満喫してみましょう。
LONDON BAGEL MUSEUM 安国店
あまりもの美味しさに行列ができるベーグルカフェで有名な「ロンドンベーグルミュージアム」。訪問してもすぐには入店できず、ウェイティング(順番待ち)が必須の有名店です。このカフェを利用する場合は、まず店頭の機械でウェイティング登録をし、入店番号を控えた上で、「北村韓屋村」を一回りすると良いでしょう。
CAFE LAYERED(カフェ・レイヤード) 安国店
韓屋をリフォームしたデザートカフェで、スコーンやショートケーキが有名です。店内のイートインスペースは狭いので、満席の場合が多く、テイクアウトでの利用も念頭に置いて訪問すると良いでしょう。
cafe onion(カフェ・オニオン) 安国店
聖水洞(ソンスドン)の1号店が大ヒットし、安国駅の近くに3号店があります。カフェオニオンは店舗ごとにコンセプトが多少ことなり、安国店は韓屋がコンセプト。韓国の伝統が感じられる店内で、ドリンクやパンを味わえると口コミでも評判。朝早くから営業しているので、この辺りの朝ごはんカフェとしても有名です。
付氷(プビン) 嘉会(カフェ)店
付岩洞(プアムドン)に本店がある
ピンス(韓国かき氷)の人気カフェ2号店が「北村韓屋村」にあります。2人前用のピンスと1人前用のピンスの2種類があって、味もたくさんあって美味しいとクチコミでも話題。韓屋式の店内で、味わうピンスは格別です。
LOW ROOF(ロウ・ルーフ)
4階建てのカフェなので、4階からは周辺の街並みが一望できます。すぐ隣に韓屋の古宅があり、テイクアウトすれば邸宅内でもカフェメニューが味わえます。
- LOW ROOF
- 「北村韓屋村」の4階建て展望カフェ
- ソウル > 三清洞・ソウル北部
green mile coffee(グリーン・マイル・コーヒー)
ルーフトップから韓屋の瓦屋根が眺められる展望カフェ。記念写真を撮るのに人気です。2階の窓からは韓屋が見え、絵画のように外の景色を楽しむことが出来ます。
「北村韓屋村」エリアは閑静な住宅街なので、落ち着いた雰囲気のレストランや、カフェ同様に韓屋をリフォームした韓屋レストランがたくさんあります。この辺りのランチや夕食の利用に便利です。
クンキワチッ
- クンキワチッ
- 「大きい瓦の家」で味わう韓定食コースの数々
- ソウル > 三清洞・ソウル北部
百年土種参鶏湯(ペンニョントジョンサムゲタン) 北村店
参鶏湯(サムゲタン)の有名店で「
弘大(ホンデ)店」が本店で、「北村店」が2号店になります。長時間煮込んだ栄養満点の「土種(トジョン)サムゲタン」や、マイルドでコクのある「エゴマ・サムゲタン」が人気メニューです。
斎洞(チェドン)メットルスンドゥブ
韓屋の平屋で味わう
スンドゥブチゲの有名店。韓国ひとり旅のおひとりさまでも気軽に食べられる雰囲気です。
まだまだある周辺の人気レストランやカフェ。この辺りは場所柄、韓屋式の店舗が人気なので、他のお店もチェックしてみましょう!
「北村韓屋村」周辺には、韓屋をそのまま利用した宿泊施設や、現代風にリフォームした宿泊施設が多いのが特徴です。韓国の伝統建築美を体験できるとあって人気が急上昇中。観光ホテルでの宿泊とは一味、異なる体験をしたい方におすすめです。
翠雲亭(チウンジョン)
- 翠雲亭
- 一日四組限定。韓国の美を堪能する、伝統韓屋の高級宿
- ソウルその他 > 三清洞・ソウル北部
孝宣堂(ヒョソンダン)
住居だった韓屋をゲストハウスとして改造した「孝宣堂」は親しみやすい雰囲気で、気軽に韓屋に宿泊してみたいという方におすすめ。安国駅のエキチカという立地の良さもあり、この辺りのゲストハウスで最も多くのクチコミが寄せられています。
- 孝宣堂
- 古宮めぐりにピッタリの立地、グループでも泊まれる韓屋ゲストハウス
- ソウルその他 > 三清洞・ソウル北部
コッ(ザ・プレイス・ソウル)
昔ながらの庶民的な韓屋をリフォームした韓屋ホテルです。中庭にはテーブルと椅子があって居心地が良い空間が感じられます。2022年放送の人気韓国ドラマ「
気象庁の人々」のロケ地にもなり、パク・ミニョンが演じる主人公の実家という設定で、劇中たびたび登場しました。
- ザ プレイス ソウル
- ソウルの中心部にあるザ プレイス ソウルは、北村韓屋村、昌徳宮から 500 m 圏内です。 このゲストハウスは、景福宮、東大門市場から 5 km 圏内にあります…
- ソウル中心部 > 鍾路・仁寺洞
「北村韓屋村」へのアクセス駅となる安国(アングッ)駅は、北に行けば「北村韓屋村」や「三清洞」。東に行けば「昌徳宮(チャンドックン)」。南に行けば「仁寺洞(インサドン)」。西に行けば「景福宮(キョンボックン)」や「光化門(クァンファムン広場」など、ソウル都心部の観光名所・観光エリアの中心地です。この辺りを宿泊拠点にして、ソウル旅行を楽しんでみてはいかがですか?
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仁寺洞から三清洞まで徒歩観光