王の住まいであった 古宮(コグン)は、春夏秋冬、美しい姿を堪能できます。とりわけ春は各種花々に彩られ、一年のうちで最も華やぐシーズン。3月中旬からの梅に始まり、5月上旬のツツジまで、様々な花に包まれます。
色彩豊かな韓国の宮殿と花々の調和は、独特の美しさをかもし出しています。
景福宮
慶会楼(キョンフェル、国宝第224号)
一番の見どころは、かつての王宮・ 景福宮(キョンボックン)の敷地内にある楼閣・慶会楼(キョンフェル、国宝第224号)。桜や柳などに囲まれた池の中に立ち、天気の良い日には水面に映った楼閣と花々がより一層ロマンチックな気分へといざないます。春から秋にかけては「 慶会楼一般公開」と題して開放され、国王が満喫した特別な景色を楽しむことができます。
王妃をはじめとする女性たちの生活空間だった寝殿は趣のある 花見を楽しめる穴場。早春から初夏にかけて、様々な花を楽しめます。
また、花だけでなく、王妃が暮らした交泰殿(キョテジョン)の庭園では松・竹・梅などがあしらわれた六角形の煙突、王太后が暮らした慈慶殿(チャギョンジョン)では花が象られた装飾壁も合わせて見物したいポイントです。
交泰殿・峨眉山庭園の煙突
慈慶殿・梅、菊などの装飾壁
【例年の見ごろ予想】
慶会楼一帯:桜 4月上旬
慈慶殿一帯:杏 3月下旬
交泰殿後苑:ユスラウメ 4月上旬
興礼門(フンネムン、景福宮入口)周辺:梅 3月下旬
- 景福宮
- 韓国ソウルを代表する観光名所「キョンボックン」
- ソウル > 市庁・光化門
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伝統的な宮殿を背景に時代劇の主人公になったような映え写真が撮影できます。韓国の伝統衣装・ チマチョゴリ(韓服、ハンボッ)をレンタルして、お花鑑賞はいかがですか。
ユネスコ世界遺産に指定されている 昌徳宮(チャンドックン)は、5大古宮の中でも特に多様な種類の花が咲き乱れ、 花を愛でるには絶好のスポット。
一番の見どころは、王の庭園だった秘苑(ピウォン)。自然の中に芙蓉池(プヨンジ)、愛蓮池(エリョンジ)、観覧池(クァンラムジ)、玉流川(オンニュチョン)など多くの水場があり、その傍らには東屋が作られ韓国伝統庭園の真髄とも言われる美しい景色が大切に保存されています。
秘苑(ピウォン)・宙合樓(チュハムヌ)
秘苑(ピウォン)・観覧池(クァンラムジ)
秘苑は季節ごとに趣がありますが、梅、桃、桜、ツツジ、レンギョウなど花々が咲き誇る春は絢爛豪華。ただし、秘苑エリアは他の一般観覧エリアと異なり入場が制限されています。指定のガイドツアーをあらかじめ申請しましょう。
秘苑のガイドツアーについて詳しく見る
誠正閣(ソンジョンガッ)・喜雨楼(フィウル)
楽善斎(ナッソンジェ)・承華楼(スンファル)一帯
また、皇后や妃たちが暮らした楽善斎(ナッソンジェ)は梅や桜やツツジなどの春の花が美しく咲き乱れ、絵のような絶景を鑑賞できるスポット。
王と王妃の生活空間だった大造殿(テジョジョン)には、中国・明(みん)から贈られたとされる樹齢約400年の梅の木があり、すぐ近くにある誠正閣の喜雨楼(フィウル)などの楼閣と織り成す美しい景色を楽しめます。
【例年の見ごろ予想】
観覧池一帯:ダンコウバイ 3月中旬
楽善斎一帯:梅、しだれ桜 3月下旬
楽善斎花階段:牡丹 4月下旬
大造殿花階段:ユスラウメ 4月上旬
熙政堂(ヒジョンダン)前・楽善斎前:ツツジ 4月上旬
- 昌徳宮
- ユネスコ世界文化遺産!自然と建築の調和が美しい宮殿
- ソウル > 仁寺洞・鐘路
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昌慶宮
王太后らが暮らしたとされる 昌慶宮(チャンギョングン)。文禄・慶長の役(1592~1598年、韓国では壬辰倭乱・イムジンウェラン)や1616年の大火災、日本植民地時代の動植物園化などにより多くが破壊され変形しましたが、1980年代に大規模な復元・改修工事が行なわれ、美しい宮殿としての姿を取り戻しました。
見どころは正門から正殿へと続く玉川橋(オッチョンギョ)。梅やすもも、杏などの花が咲きます。ほかにも桜、ツツジ、ダンコウバイの花などを楽しむことができます。
玉川橋(オッチョンギョ)
正門「弘化門」
大春塘池(テチュンダンジ)
【例年の見ごろ予想】
玉川橋:すもも 3月下旬
玉川橋・歓慶殿(ファンギョンジョン):杏 4月上旬
景春殿(キョンチュンジョン)花階段:ダンコウバイ 3月下旬、ユスラウメ・ツツジ 4月上旬
弘化門(ホンファムン、昌慶宮入口):ツツジ 4月上旬
- 昌慶宮
- 朝鮮時代の王様の居住空間であった離宮
- ソウル > 仁寺洞・鐘路
徳寿宮
徳寿宮(トクスグン)の最大の魅力は、開園時間が夜9時までと長く、夜桜を思い切り満喫できること。入口の大漢門(テハンムン)から中和殿(チュンファジョン)までの桜トンネルは立派で見ごたえがあります
石造殿(ソッチョジョン)
静観軒(チョングァンホン)
「 国立現代美術館 徳寿宮館」として利用されているのは、石造りの洋館である石造殿(ソッチョジョン) 。その前に作られた噴水池と桜の調和も魅力です。その他、異国的な風情のある静観軒(チョングァンホン)など、西洋建築の影響も見られるのも徳寿宮の見どころのひとつです。
【例年の見ごろ予想】
大漢門(テハンムン、徳寿宮入口)~中和殿:桜 4月上旬
昔御堂(ソゴダン)前:杏 4月上旬
即祖堂(ソッチョダン)裏:ツツジ 4月上旬
咸寧殿(ハムニョンジョン)裏:牡丹 4月下旬
- 徳寿宮
- ソウル市庁前にある有名な古宮「トクスグン」
- ソウル > 市庁・光化門
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