辛くないスンドゥブチゲの紹介記事を見て、「呉君スンドゥブ」に行ってみました。1階入口には「O’koon SoonDuBu」と英語入り写真など出ていて、想像したよりモダンです。そして、2階店内はちょっと居酒屋な雰囲気です。
メニューを見ると、頼もうと思った「海苔スンドゥブ(7000ウォン)」に赤いシールが付いています。「辛いのか?」と思ったら、シールには白字で「辛くない」とあり、英語名も「Not Spicy Seafood Tofu」となっています。店の男性も白スープだというので、予定通りこれを注文。
始めに出てきた海苔の器は、底にコチュジャンが入っています。「これでは、白スープでも辛くなってしまうではないか
」と、可能な限り除去してスンドゥブ登場に備えました。
写真の「手作りおかず」を見て、何だろう?と思っていた2品は、蒲鉾とかサツマ揚げのような「魚介の練り物」と、「小粒のニンニク漬け」でした。
サラリーマン客が多いようですが、このニンニク、全部食べると匂わないでしょうか。と思いつつ、ニンニクは好きなので完食。想像したほどの臭気はありませんでした。 練り物は、表面が柔らかくて中身はコシがあり、市販品とは異なる、コダワリの感じられる美味でした。店内に「手製練り物」の解説写真が出ていたところを見るに、これも自家製でしょうか。
グラグラに煮えたスンドゥブが来ました。紹介記事と同じくらいの、かなり多めのイイダコ(たぶん)やイカ、アサリ類が入っています。この状態でご飯と別々に食べると熱くてなかなか食べ進めませんが、どんぶりで混ぜると迅速に食べられます。スープは濃厚な感じですが、まろやかな味です。
辛い物が苦手な者としては、全メニューでスープの赤・白が選べたら良いなと思ったりしますが、スープと具材の組み合わせにも店のコダワリがあるのでしょう。再訪するなら、頑張ってトンカツ入り(赤スープ)を試してみたいものです。