ソウルからも仁川市街からも空港からも、それなりに時間がかかりますがここはおすすめです。駅から市場までの高架下に大勢の地元の人たちがレジャーシートを敷いて刺し身や鍋をつつくなんとも和やかな風景を眺めながら歩きました。
市場1Fはたくさんの魚屋さんでこちらが韓国語が出来るかどうかに関わらず次々と声がかかります。カニとヒラメが多かったでしょうか。全部生簀の中で生きています。
2Fに上がってお店に入るとそこは韓国語オンリーの世界。日本人はいないですし日本語は全く通じませんが、なんとかなるものです。基本的にお刺身を食べに来るところ(だと思う)なので、お店お任せでお刺身(金額だけ合意します)をお願いするとよいかと。1Fで自分で買って持ち込んでもいいですし、合意した金額でお任せすればお店の方が1Fで仕入れてくれます。
メインのお刺身の前にお通しのようないろいろな種類の貝類のお皿が出てきました。これはまぁ普通。メインのお刺身は韓国醤油、味噌、コチュジャン(のような少しすっぱいタレ)などをつけて頂きます。美味しい。味噌が美味しい、コチュジャンが美味い(醤油は日本と味が違うので慣れない分普通)。
お店のおばさんは言葉が通じなくてもとてもよく気にかけてくれて、時々様子を見に来てくれますし根気よくオーダーに付き合ってくれます。スマホがある人は翻訳アプリも役に立ちそうです。
お刺身のあとはメウンタンをお忘れなく。あまり辛くしないほうがいいよね？という気遣いもありますが、出来上がりは思いっきり辛かったです。というか辛ウマですね。いい出汁が出ていて、ヒラメしか頼んでないのにタイのアラが入っていたりしてお得でした。
市場を出て海(川？)の方に歩くと小さなお店がたくさん出ていてフィッシャーマンズワーフにも似た雰囲気です。食後の散歩も楽しいです。
空港に行く場合はタクシーで30分くらい、25,000ウォンくらいでした(通行料含む)。スケールの大きな仁川大橋を通るので最後にもう一つ観光のハイライトが出来ますよ。

丁度、ワタリガニとエビの旬なので、エビの塩焼きとワタリガニを食べに行きました。
一階で注文し、二階で場所を借りて調理してもらうというシステムです。
日本語がわかる方が一階のお店におられ、非常に良かったです。生きたエビとワタリガニがすぐ食べられるので、実においしかったです。二人で、エビは1.5kg、ワタリガニは3バイ頼みビール2本飲んでお腹いっぱいになりました。
今まで何回もエビの塩焼きを食べましたが、今までで一番おいしかつたです。勿論、ワタリガニも最高でした。
電車を乗り継いで行ったため、時間がかかるのが問題です。しかし、エビの塩焼きは韓国料理の中で、最もおいしいものの一つです。是非、一度食べて見て下さい。