コッテリ系ジャンクフードが好きな私ですが、ときおり「精進××」「菜食○○」に手を出すことがあります。
航空券の予約時に、意味もなく「機内食:ベジタリアンミール」を指定してみたり、仁寺洞での昼食に「△△寺がプロデュースの精進料理レストラン」を選んでみたりするのです。
そんな私が今回手を出したのは、チョロッパグニの「菜食ランチ(平日限定、一人分20000W + 10%で、注文は2人分以上)」です。
張り切って注文したら、静かな女性店員に「こちらは肉・魚料理の出ないコースですが、よろしいですか」と確認されました。体型的に、モリモリ肉食系に見えたのでしょうか・・・?
コース内容は:
エゴマのお粥、ニンジンのムースが載ったサラダ、トウモロコシのペーストと揚げナス、蕎麦粉のクレープ(中身は豆腐とニラ)、麦ご飯のビビンバとワカメスープ、食後にコーヒー
というものでした。←なお、着席時に出てきたのは、冷たい決明子(ケツメイシ)茶でした。
じつはワカメスープの出汁にフグの干物が使われていたりと、超・厳格なベジタリアンの方にはアレなのですが、健康的で見た目も美しく、しかも心地よい満腹感を感じるコースです。
また、「菜食○○」というと、ウサギの餌か!という味気ない料理(しかもけっこう高額)が出てくることもありますが、このコースは冒頭の「お粥」からコクと滋味を感じるものです。
「緑のバスケット」という感じの名前どおり、野菜も美味しい店なのだな・・・と、ちょっと感動しました。
料理が出てくるごとに、店の人が「夏野菜のトウモロコシとナスを使った○○で」とか「いまは麦が旬でございます。こちら、初麦ご飯のビビンバで」とか、静かな声で説明してくれるのも「おお、コース料理を食べているぞ」という感じです。
近くの席には、何度もケータイで大声話の中年女性客もいたので「客の静粛さ」までは保証できませんが
ごく控えめな音量のクラシック音楽がかかった店内は、静かで良い感じでした
今回はメニュー1ページ目のコース料理しか見なかったのですが、店内には一人で食事中の客などもいました。次回は「1人可」のメニューも試してみたいものです。
※地下鉄やタクシーで行く方が多いかとは思いますが、店の1階部分には駐車場が
あり(有料ですが)、自家用車使用の方にも便利です。