もはや近所歩きとなった韓国・ソウル。
平昌オリンピック前にこちらのお店に訪問しました。
場所は東大門市場(トンデムンシジャン)近くの地下鉄駅、長漢坪駅より歩くと徒歩15分程。
この晩の気温は氷点下9℃程。寒い!(笑)
長漢坪駅から大通り沿いをひたすら歩きますが、ロードサイドの飲食店の看板を見るのが楽しい。
少しはハングルがわかるので、いろいろなお店があるのを確認しつつ、目的のお店に到着。
土曜日の20時頃に訪問。
ディナー第一陣のソンニム(お客さん)が帰られるタイミングですぐに入店できました。
なんと!24時間営業のお店なんです。ソウルは24時間営業のおいしい飲食店が多い。
ソルロンタンのお店なども。とってもうれしいです。
店内へは靴を脱ぎ、日本で言う座敷スタイルです。
個室は無く平場。オンドル(床暖房)が敷かれた床の上に座ります。
店内満席。
もちろん目当ての料理はカンジャンケジャン(生蟹の醤油漬け)
日本ではなかなか食べられない調理法です。韓国からのお店もありますが、高過ぎ。
ワタリガニを使ったカンジャンケジャンとのこと。
日本語メニューもあるので、オーダーは安心ですよ。
そしてホントすぐにオーダー品とどきます。
もちろん、韓国特有のパンチャン(おかず)も先にいただけます。
韓国での食事は無料のパンチャンがたくさんいただけること。
お値段以上に満足感が半端ないです。
この日はテンジャンチゲもサービス。発酵感半端無く超ウマ
そしてやってきました、カニ
ワタリガニ5杯
甲羅と身は半分に分けられていて、見た目透明、オレンジ、普段見られない光景です。
一緒にオーダーしたのは、蟹の卵ご飯。
プチプチの蟹卵と海苔が入った白米。
オススメのカンジャンケジャン食べ方は、
蟹の身をギュギュぎゅっと手で押してご飯の上にオン。
絞りきれなかった蟹身とエキスはチューチューします。
蟹身はご飯と混ぜ混ぜして更に乗りに巻いて食べます
・・・ああ、磯の恵み、海の恵みをいただき幸せ。
韓国料理を食べ慣れている私は、
最初からケジャンの身を直接食べたり、
パンチャンやご飯と一緒に食べたりとアレンジして食べます。
極めつけは甲羅のカニ味噌とご飯を一緒にいただきます。
濃厚な発酵されたカニ味噌。そして白米。
まぜまぜして・・・濃厚すぎる海の恵みをいただく、至福の瞬間。
韓国ではカンジャンケジャンは「ご飯泥棒」の異名を持ちます。
そうなんです。直食べもおいしいですが、ご飯との相性ヤバいです。
日本でも蟹を食す時は会話が減りますが、ここでもそうでした(笑)
本当においしかったです。
お酒も頂いたため、6,000円/人程。
お店は地元の方で一杯で、
カンジャンケジャン以外にも大皿料理を注文される方が多かったですよ。
とっても活気のあるおいしいお店でした^^