8月下旬のことです。仁寺洞サムジキル付近を歩いているうちに、昼食時間になりました。
この地区に来ると「肉をモリモリ」というより「野菜系の健康な食事を」という気分になります。
手打ち蕎麦の店だという「ME MILO(メミルロ)」に行ってみました。
コネスト記事掲載の写真がどれも無人だったので「客がいない」と思い込んでいたのですが(すみません・・・)、1階はほぼ満席で、2階席に向かうグループもいます。
あらためて店内を見ると、私の想像より「定食店(韓定食ではなく、日本でいう定食)」「庶民的なそば屋」な雰囲気です。
いえ、内装は紹介記事の写真どおりオシャレなのですが、スマホ&財布だけ持参の女性グループ、やはりスマホ以外に所持品なしの会社員風の男性たち、サンダル履きで常連風の中高年女性数人といった「近所の人々」っぽい客層ゆえに、観光地の中心部という立地なのに「日常感・地元感」が漂っているといいましょうか・・・。
メニューは、蕎麦系ばかりではなく、トンカツやビビンバなど、普通の食堂っぽいものも沢山あります。
が、ここはやはり蕎麦でいこう!と、蕎麦粉で作ったすいとん入りの「エゴマスープのすいとん(8000ウォン)」を注文。注文後、このすいとんにご飯ものが付いたセットメニューもあることに気付きましたが、スープの量は結構多いので、結果的には単品で良かったかもしれません
おかずは、数日前にサムジキル近くの別の店で食べたエゴマスープ定食(これも8000ウォンでした)より寂しい気もしますが、蕎麦粉で作られたすいとん(というか、麺として切る前に平たく延ばした状態のソバ生地?)も、スープもなかなか美味でした。また、蕎麦の実入りの温かいソバ茶も優しい味で良かったです。
ところで、私が訪ねた時点では、この建物の3階にあるギャラリーで展示会があったようですが、階段を上がってみると入口に「展示会開催中ですが、マネージャー外出中につき、携帯にお電話下さい」という主旨の案内が
「電話するか」「でも、食事どきだし、食事中かも」と考えたあげく、結局は電話せずに引き上げてしまいましたが、非常にカッコいい雰囲気でした・・・。数日中に再訪してみようかと考え中です