東大門文化歴史公園駅近くで友人と昼食後、「中央アジア通り」のウズベク料理店、サマルカンドの前を通りました。
店内では、韓国人ではなさそうな若者グループや、店の関係者らしき家族などが食事中です。冬なのに、店の前のガラスケースには中央アジア名物の長円形メロンが置かれています。ケースの中には、円形の大型パンが並んでいます。世界に名高い(と、ウズベク人は思っているらしい)ウズベクパンだと思われます。
いま満腹なので食事はムリなものの、このパンのみの購入は可能だろうか・・・と立ち止まっていると、店内から年齢不詳で若干エキゾチックな風貌のおじさん(おにいさん?韓国語は可)が出てきました。
ケース内の大型パンは5000ウォンとのこと。「わりと高いし」「確かこのパン、即日食べないと味が残念化するし」と悩んでいると、おじさんは「2000ウォンのもありますよ」と店内に戻り、自分の家族らしき3人組の食事中の食卓から小さめのパンを取ってきて見せてくれました。←3人はおじさんの行動には全く無反応で食事を続けていました。
結局、パン(2000ウォン)を買って帰宅。重量感ともっちり感と適度な塩味、かすかに漂うハーブ?スパイス?の香り、本国で売られているパンにかなり近い美味です。この「中央アジア通り」では、同種のウズベクパンを売る店が複数あり、その中ではちょっと値段が高めですが、そのぶん味はトップクラスといえます。なお、店内で食事中の人たちの卓上を見た限り、料理もかなり本格的な雰囲気でした。
バゲットやチアバタ、フォカッチャなど、シンプルな塩味素材のパンが好きな方、日本ではあまり買う機会がない「ウズベクパン」、ソウルで一度お試しを