昨晩は、夕食が遅かったので、今日は早めに夕食をとろうと、Rondajinさんから教えて頂いていたお店に足を運びました。
しかし、「夕方4時で閉店です」と言われ、近くを歩いて探す事にしました。
しかし、お店がない、いや開いていないのです。
向こうの大通りに行けばあるんじゃない?と言われて歩きますが、開いてなく、
チュオタンのお店があったはずと探しますが、見つからず、
かれこれ1時間位は、歩いて探しましたが、開いているお店がありません。
朝から動き回っていたので、皆、歩く力もなくなり、ホテルに戻る事にしました。
無言で、暗くなった道を歩いていると、一軒の明かりが見えました。
表からどんなメニューがあるか、お客さんが入っているかと、覗いて見ていると、
中からアジョシがタバコを吸いに出てきました。
「すみません、焼き魚はありますか?」と聞くと、
「あるよ、結構ここ美味しいよ」とにこやかに答えて下さいました。
同行者が辛いのがダメなので、血迷って「辛くないですか?」と聞くと、
「焼き魚は辛くないよ、おいで!」と手招きして下さいました。
そのアジョシは、お客さんのようで、「日本人が焼き魚を探していたみたいだから、焼き魚定食を出してあげて」と言って下さると、
中から女将さんが微笑んで出てきて「焼き魚ですね」と言って下さいました。
見ると、女優並みの透き通るような麗水美人。
いくつものバンチャンを静かに並べて下さり、皆黙々と頬張ります。
焼き魚は、盛り合わせになっていて、サバ、タチウオ、イシモチでした
歩き疲れて、優しいアジョシに手招きされ、麗水美人の女将さんの焼き魚を食べる。
昨日は、地図を忘れてバス停を見失い、今日は、店の時間をチェックしていなかった為に、皆を路頭に迷わせた自分に腹が立ち、ビールを飲むと、ほっとしたのかちょっと涙が目の端に
最後は、お決まりの甘~いコーヒーで〆。
人に優しくされると、人って優しい気持ちになれるんですね。
そして、他の人にも親切にしてあげようっていう気持ちになりました。